□□□の三浦康嗣が初のソロアルバム「Picnic Again」を2033年にリリースする。
360 Reality Audioに対応した新機軸のスタジオ設立に向けてクラウドファンディングを行なっていた三浦。「Picnic Again」は、その返礼品として制作されているアルバムで、クラファンの支援者には“超先行発売”として2022年10月に発表される。一般販売の時期は、三浦が「聴きたいと思ってもなかなか聴けない新譜」という響きや、フィジカルのリリース自体が行われなくなっている可能性もある10年後にCDリリースを確約することに興味を抱いたことから、2033年に決定した。収録曲などアルバムの詳細は後日発表される。
三浦は「Picnic Again」発売を記念して、2023年11月18日に、東京・WALL&WALLでソロライブ「あたらしいあらまし VOL.2」を開催する。「あたらしいあらまし」は、「音楽ライブのかたちを模索する」をテーマに、演者と客、舞台と客席、演奏と聴取などこれまでの音楽ライブでの関係性を解体し、新たな構築を試みるイベントで、今年6月にVOL.1が開催された。三浦は第2回の開催に際して「模索と実験と実践を通じて、なんだかよくわからないこと群から、これいいかもを抽出するような、そしてたとえば10年後、それらが熟成してタイムカプセルのようなアルバムリリースの際、新鮮な二度目の出会いを迎えられるようなものにできればと思っています」とコメントしている。
イープラスでは明日8月26日10:00にチケットの一般販売がスタートする。
三浦康嗣 コメント
2033年、つまり今から10年後にリリースするアルバムの10年先行発売記念リリースライブを今年2023年11月に行います。なにを言っているのか、なにが言いたいのかよくわからないな、と自分でも思います。じゃあいままでは?と過去を振り返ったところ、なにを言っているのか、なにが言いたいのかよくわからなかったという点において大差はありませんでした。でも音楽って少なくとも自分にとってはそういうものなんです。よくわかったらつまらない。
程度の差こそあれ、誰しもがなんかよくわからないけどこれいいかも?えーいやっちゃえ!みたいな部分を有していると思うのです。それらが時に黒歴史化するのもなんのその、音楽家はそんな意味で炭鉱のカナリアであるべき。多分僕は自分の仕事をそう捉えているということなのでしょう。
音楽ライブのかたちを模索する、をテーマにはじめた「あたらしいあらまし」今回のVOL.2は来場されるみなさまと共に、模索と実験と実践を通じて、なんだかよくわからないこと群から、これいいかもを抽出するような、そしてたとえば10年後、それらが熟成してタイムカプセルのようなアルバムリリースの際、新鮮な二度目の出会いを迎えられるようなものにできればと思っています。どうぞよろしくお願いします。
あたらしいあらまし VOL.2
2023年11月18日(土)東京都 WALL&WALL