相葉雅紀(嵐)が、テレビ朝日系の10月期の新ドラマ「今日からヒットマン」で主演を務めることが発表された。
「今日からヒットマン」は、2005年から2015年まで「週刊漫画ゴラク」で連載された、むとうひろしのマンガのドラマ化作品。主人公の平凡なサラリーマン・稲葉十吉(いなばとうきち)が、ある日「二丁」と呼ばれる凄腕のヒットマンと出会ったことで伝説の殺し屋の名を継ぐことになり、サラリーマンとヒットマンという“二刀流”の生活を送ることになる。
相葉が連続ドラマに主演するのは、2021年放送のテレビ朝日系「和田家の男たち」以来、2年ぶりのこと。今作の見どころとなるガンアクションに関して、相葉は銃の構えから入念に練習し撮影に臨んでいる。ドラマの脚本は「ゴッドタン」「バナナサンド」といった人気バラエティの構成作家を務めるオークラが担当。監督は「トリック」シリーズや「警視庁アウトサイダー」を手掛けた木村ひさしが務める。発表に際し、相葉は「今までにやったことのないヒットマンという役柄をすごく楽しみにしていました!」とコメント。「今回は相葉雅紀がヒットマン役に挑戦します。今までの僕にはない、まさに対極にあるようなハードな役柄になると思いますね。さらには銃を使ったアクションも多く、そこも見どころのひとつです。ぜひ、楽しみに観ていただけたらと思います!」とファンへ向け思いを語っている。
相葉雅紀 コメント
お話をいただいた時から今までにやったことのないヒットマンという役柄をすごく楽しみにしていました! 事前に原作コミックも読ませていただきましたが、まず設定が面白い! サラリーマンでありながら、家族のためにヒットマンになる……。日常と非日常の狭間に立たされている主人公・十吉の心情がすごく興味深くて、一気に読んでしまいました。サラリーマンとヒットマンという特殊な二面性を持つ十吉ですので、僕自身と似ているなと思う部分こそ少ないのですが、十吉の、家族を想う気持ちや家族愛に関しては素敵だなと思います。……ただ、自分が彼の立場になった時に、同じことができるか?と言われれば、わからないですね(笑)。
また、今回は相葉雅紀がヒットマン役に挑戦します。今までの僕にはない、まさに対極にあるようなハードな役柄になると思いますね。さらには銃を使ったアクションも多く、そこも見どころのひとつです。
ぜひ、楽しみに観ていただけたらと思います!
むとうひろし(原作者)コメント
金曜ナイトドラマの枠とはいえ、僕の漫画をテレビドラマで実写化するのは難しいと思っていたので、決定した時には驚きました。原作を多少変えなければならないのは承知の上で、その変化を加える作業に僕も参加させていただくことになりましたが、その作業は楽しくもあり、刺激にもなり、また時には葛藤もあり……制作スタッフの皆様とアイデアを出し合いながら面白いものを目指して日々奮闘しております。
主演の相葉さんを始め魅力的なキャスティングの方々がたくさん出演されるので、僕もドラマの完成を楽しみにしています。
そして原作ファンの方々にも共によき変化を楽しんでいただけますように、また原作を知らない皆様にもこのテレビ版「今日からヒットマン」が愛されますように願っています。
大江達樹(ゼネラルプロデューサー)コメント
この物語は、昼間はダメサラリーマンが夜になると凄腕のヒットマンに変身するスーパーマンのようなお話ではありません。一人の平凡なサラリーマンが、とんでもない事態に巻き込まれ、もがき苦しみ、善と悪の狭間で葛藤する悲喜劇です。そんな主人公・稲葉十吉を実写化するとしたら、誰だったら一番見てみたいか?振り回されるサラリーマンとして最も感情移入できて、殺し屋が最も似合わない俳優……その答えは相葉雅紀さん以外に思いつきませんでした。家族を守るために追い詰められ、ヒットマンとして生きる道を選択せざるを得ない、窮地に立たされた相葉さんを見てみたい! そして、ヒットマン姿が全然似合っていない相葉さんも見てみたい! そんな思いを胸に衣装合わせに臨みました。
しかし、一つだけ誤算がありました。ヒットマン姿の相葉さんは相当カッコいいです。疑っている皆さんは、本当かどうかその目で目撃してください。金曜ナイトドラマ「今日からヒットマン」ご期待ください!