10月より放送されるテレビアニメ「柚木さんちの四兄弟。」のオープニング主題歌をflumpoolが、エンディング主題歌を久保あおいが担当することが発表された。
「柚木さんちの四兄弟。」は藤沢志月による人気マンガをアニメ化した作品。原作は2021年に「小学館漫画賞」少女向け部門を受賞しており、2年前に親を亡くした柚木家の4兄弟を巡る日常が描かれている。
flumpoolが提供するオープニング主題歌のタイトルは「泣いていいんだ」。タイトルどおりの「泣いていいんだ」というフレーズが印象的な楽曲で、4兄弟の日々に寄り添うような1曲に仕上がっている。この曲について山村隆太(Vo, G)は「大好きな作品に関われることになって、心から嬉しく思います!」「彼らの成長のストーリーにそっと寄り添ってくれる歌になってほしいなと思います」とコメントを寄せている。
久保が歌うエンディング主題歌「ささくれ」は、切実で柔らかい歌声を通じて日常の愛おしさを描いた1曲。自身も4兄弟だったという久保は「どんなに楽しいことをしてても、ふと思い出してしまう昔の記憶や心の傷に、凄く共感するところがありました」と作品への思いを綴っている。
山村隆太(flumpool)コメント
大好きな作品に関われることになって、心から嬉しく思います!
初めて読ませていただいた時に、両親がいない中でも、
親代わりにと務める兄弟の愛情にまずは感動しました。
しかし何よりも感動したのは、愛だけでは乗り越えられない壁に立ち尽くした時、
お互いの辛さや涙に気づくことで本当の家族になっていく、そんな兄弟の姿に心打たれ、
涙がでました。彼らの成長のストーリーにそっと寄り添ってくれる歌になってほしいなと思います。
久保あおい コメント
実は私も四兄弟で、少し複雑な家庭で育ってきたので、どんなに楽しいことをしてても、
ふと思い出してしまう昔の記憶や心の傷に、凄く共感するところがありました。
家庭環境が違うことで、周りの人と話が合わなかったり、忘れようとしてた過去の出来事も
「可哀想」とか思われる事は多いけど、楽しい事もいっぱいあるし、
幸せを感じる事も必ずあるよってことを、この曲を通して伝えられたらと思っています。