岸優太の主演映画「Gメン」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日9月6日に東京都内で行われ、岸をはじめ、キャストの恒松祐里、矢本悠馬、りんたろー。(EXIT)、監督の瑠東東一郎が浴衣姿で登場した。
公開中の映画「Gメン」は2014年から2018年まで「週刊少年チャンピオン」にて連載された小沢としおの同名マンガを原作とした青春エンタテインメント。“彼女ができる確率120%”と言われる私立武華男子高校で問題児ばかりが集まる1年G組に転入してきた主人公・門松勝太が仲間たちとともに全力で生きる姿が描かれている。
まず岸は「楽しい気持ちを与えたいですし、『1日いい日だったな』と思ってもらえる日にしたいです」とひと言挨拶。前回の舞台挨拶を寝坊で欠席したりんたろー。が「森本慎太郎(SixTONES)から今朝LINEが来まして『起きてる?』って」と明かすと、岸は「前回の誤ちを繰り返さないように(笑)」と反応した。
「劇中で笑えるシーンは?」という話題になると、岸は「どこをつまみ出せばいいか……すみません。言葉間違えました(笑)。どこをピックアップすればいいか」と悩みながら、矢本演じるG組メンバー・肝田のシーンを挙げ、「矢本くんが教室で自己紹介するシーンがあるんですけど、肝田っていうキャラが強烈で、笑いが耐えられなかったですね」と話す。すかさず矢本と瑠東監督から「笑ってたよね?」と指摘された岸は「使ってもらえたってことは結果オーライです」とポジティブに答えた。
G組の担任を演じた吉岡里帆との共演シーンについて岸は、「ホントに命がけで芝居されてるんだろうなっていうぐらい、テストから声を張り上げていて。ビンタも本気でやってくださって……まさか吉岡さんからビンタをいただけると思わなかったので、テンパって『ありがとうございます』と言っちゃいました(笑)」と振り返った。アクションシーンの話題では岸が「ビビりましたよね。危険も伴うので、気合い入れて臨みました。スタッフさんのおかげでめっちゃカッコよく映ってたと思いますね」とコメント。劇中で披露したバク転には強い思い入れがあったようで、「『Gメン』用に練習して仕上げてきました。ジャニーズはできて当たり前だと思われてるんですけど、普通できるものじゃないですからね。どれだけの努力と涙が詰まってるか……」と熱く語った。「この夏やり残したこと」というトークテーマに移ると、岸は「ジャケットに扇風機がついてるやつ……カッコいいなと思ってそそられるんですよ。けっこうネットで見てて今年こそは買おうと思ってたんですけど、手が出せなかったですね」と言い、倹約家な一面を見せた。
岸がモテるために四字熟語を熱心に覚えていることにちなんで、登壇者に対して「『Gメン』を四字熟語で表現すると?」という質問が投げかけられた。彼らは直筆で書いた四字熟語を発表していき、矢本は「祝岸優太」と書いた半紙を見せ、「最高でした」と岸に言葉を送った。そんな岸はお披露目前に半紙を落とすアクシデントを経て、「僕はこちらでございます」と言いつつ「魑魅魍魎」と発表。その理由について「シンプルに調べて一番カッコいいなと思う四字熟語です。人生で初めて書きました。この先、一生書かないと思います」と説明しつつ、司会者から魑魅魍魎の意味を問われると、「なんかヤバいってことですね」と言い切った。最後に岸は大きな咳払いをしたあと、「この作品を愛してくださったからこそ今日のイベントが開けました。もっとこの作品を愛していただけたらうれしいです。全力で楽しんでください」とメッセージを送り、「帰る頃はめっちゃ雨降ると思うので気を付けてください」と観客を気にかけた。
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