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元BiSHチッチのCENT、初ワンマンでフロアにダイブ

ダイブしたセントチヒロ・チッチ。(撮影:飛鳥井里奈)
6か月前2023年09月12日 2:02

セントチヒロ・チッチ(ex. BiSH)のソロプロジェクトCENTが、昨日9月11日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブ「Unknown Possibilities」を開催。チッチがリスペクトするアーティストが多数参加した1stアルバム「PER→CENT→AGE」の収録曲を惜しみなく披露した。

「Unknown Possibilities」はCENTにとって初となる有観客の単独公演。開演時間を少し過ぎた頃、オープニングSEとしてジョン・レノン&ヨーコ・オノ「Give Peace A Chance」が流れる中、レトロな雰囲気のあるカラフルな衣装をまとったチッチがバンドメンバーに続いて現れる。そして峯田和伸が作曲した「決心」のイントロの音が鳴りステージが明るく照らされると、そこにはエレキギターを抱えたチッチの姿が。オーディエンスはBiSH時代とは違ったスタイルでライブに臨むチッチに大きな歓声を上げた。CENTのバンドメンバーは庫太郎(G)、J. og(G)、カワノアキ(B, Cho)、Ryosuke Take(Dr)。ステージには椅子とフロアランプが置かれ、アンプの上にはひまわりが飾られていた。

1曲目を終え、ギターを置いたチッチ。彼女は続けて「ナポレオーネ通りにて」と「すてきな予感」を軽快に歌唱した。彼女の伸びやかな歌声にフロアのオーディエンスは心地よく体を揺らし、腕を掲げた。チッチは、「皆さん元気ですか! みんなと会えるワンマンライブ、初めてでございます! ありがとうございます! 超楽しみにしてきました。実は初めてライブ(無観客配信ライブ)をしてから1年経ってるんですけど、目の前にみんながいる、この空間がとっても幸せでハッピーです。私らしく続けて行けたらいいなと思うので、温かく見守ってください」と挨拶。観客に親指を立てて、「いいかい? いいね?」と笑顔を見せたチッチは、「せっかくのワンマンライブじゃないですか! LIQUIDROOM、遊ぼうよ!」と呼びかけ、タンバリンを片手にノスタルジックかつ優しいメロディの「あそぼーよ」を届けた。

5曲目の「夕焼け Babyblue」ではアコースティックギターを抱え、情感あふれる歌声を聴かせたチッチ。「私はCENTを好いてくれる人を“おともだち”と呼んでいます」と話し、多くの人々が来てくれたことの喜びを表現した。さらに、「BiSHのセントチヒロチッチとしての8年間が、今のCENT、今の私を作った」と語った。またアルバムを作るにあたり、2~3年前から曲作りをしていたことを明かし、「私を応援してくれた人、BiSHを応援してくれた人、これから出会う人、目の前にいるあなたに届けたい」と話を続けた。そんな彼女はおもむろにフロアランプに手を伸ばして明かりを灯し、「今日はここが“私のお家”だと思ってくつろいでいってください。みんなと心の距離が近い、そんな存在でありたいと思っています」と観客に伝える。そして椅子に腰掛けてから作詞作曲を自身で手がけた「君へ」を歌唱。さらに「紙ヒコーキと晴れのちコーヒー」「おとぎばなし」と自作曲を連続で披露した。

チッチは緊張していることを正直に観客に共有したあと、バンドメンバーを紹介。そして「今日、歌う特別な曲があります。CENTになる前に、私が初めて1人で歌った曲です」と話した。「9月の11日にこうして届けられることは、運命かなと思います。大切に届けていきます」と続け、GOING STEADY / 銀杏BOYZの楽曲「夜王子と月の姫」をカバーした。チッチがMCで“9月11日”について触れたのは、同曲の歌詞にこの日付が出てくるからだ。迫真の歌唱を届けたチッチは、アウトロで鉄琴を叩きながら、「もういいかい? まだだよ」と歌い、切ない表情を見せた。

ライブ後半、ミステリアスかつダークな照明に包まれ、シューゲイザー的なアプローチのセッションを展開したバンドメンバーは、エキゾチックなメロディの「インマイルームフェス」の演奏へ。そんな演奏に身を任せ、チッチはステップを踏みながら、妖艶なパフォーマンスを見せる。その後、彼女はCENTの楽曲の中でも一際エモーショナルな「:Q」を熱唱し、感動的なムードで会場を包み込んだ。ラストに「向日葵」のイントロが始まり、チッチは「次の曲で最後です! ごめん、曲が少なくて! いっぱい作るから待ってて! 恵比寿いっぱいの向日葵になろうよ!」と呼びかけ、「向日葵」を披露。観客は両手を広げて、フロアにひまわりを咲かせた。なおチッチはこの曲で鍵盤ハーモニカを持った。彼女はこのワンマンライブを通してエレキギター、アコースティックギター、タンバリン、鉄琴、鍵盤ハーモニカとさまざまな楽器の演奏にチャレンジした。

アンコールでは、オレンジと紫が映える衣装に着替えて登場したチッチ。本編ラストの鍵盤ハーモニカの演奏については“失敗”だったようで、音がまるで出せなかったと明かした。続けてチッチは11月からCENTにとって初の全国ツアー「Hello Friend Tour」を開催することを発表した。最後には1曲目に披露した「決心」を再びパフォーマンス。アンコールでチッチはギターを持たず、ハンドマイクで熱唱する。そしてシンガロングが巻き起こり、熱狂のるつぼと化したフロアにチッチは突然ダイブ。会場の熱狂がピークに達したところでライブは幕を下ろした。

CENT「Unknown Possibilities」2023年9月11日 LIQUIDROOM セットリスト

01. 決心
02. ナポレオーネ通りにて
03. すてきな予感
04. あそぼーよ
05. 夕焼け Babyblue
06. 君へ
07. 紙ヒコーキと晴れのちコーヒー
08. おとぎばなし
09. 夜王子と月の姫
10. インマイルームフェス
11. :Q
12. 向日葵
<アンコール>
13. 決心

Hello Friend Tour

2023年11月14日(火)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2023年11月17日(金)福岡県 DRUM Be-1
2023年11月18日(土)熊本県 B.9 V1
2023年11月22日(水)北海道 KLUB COUNTER ACTION
2023年11月23日(木・祝)北海道 KLUB COUNTER ACTION
2023年11月28日(火)東京都 Spotify O-WEST
2023年12月1日(金)宮城県 SENDAI CLUB JUNK BOX
2023年12月2日(土)岩手県 KLUB COUNTER ACTION MIYAKO
2023年12月6日(水)大阪府 Shangri-La
2023年12月9日(土)石川県 Kanazawa AZ
2023年12月14日(木)広島県 広島セカンド・クラッチ
2023年12月16日(土)香川県 高松festhalle
2023年12月17日(日)愛媛県 WStudioRED
2023年12月22日(金)沖縄県 Output
2023年12月23日(土)沖縄県 Output

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