ディー・エル・イーによる音楽プロジェクト「サムライブクインダム」のスペシャルテーマ曲として、堀川りょうと呂布カルマがコラボレーションしている楽曲「乱世 the Survivor」が制作された。
「サムライブクインダム」はディー・エル・イーが「歌の力で閉塞感あるこの国を元気にする」をテーマに展開している“戦国武将憑依型ガールズバンド・プロジェクト”。倦怠感が漂う日本の様子を見て嘆いた“八百万の神様”が、日本中に覇気を送るため、戦国武将の魂を歌手を夢見る少女たちに降臨させるところから物語が展開する。本プロジェクトでは、戦国武将が憑依したガールズバンドが熱いメッセージソングを通じて日本を元気にしていく。
「乱世 the Survivor」は少女たちに戦国武将を憑依させることを決めた神様が歌唱している楽曲。作詞をAMAMOGU、作曲を松田純一、神様役とボーカルを堀川、本プロジェクトの応援アンバサダーとラップを呂布が担当している。この曲のレコーディングを振り返り、堀川は「『憑依する』とありますし、戦国武将の魂だからまあ、雰囲気を壊さないように……できたかな?! とドキドキしていました」とコメント。呂布は「俺だったらこういう言葉は選ばないなとか、俺だったらその言葉は使えないな、みたいなものもあって、面白かったですね」と語っている。
またこの曲の発表を記念して、「サムライブクインダム」のX(Twitter)公式アカウントのキャペーンが開催中。アカウントをフォローし、該当の投稿をリポストした人の中から、堀川と呂布のサイン色紙やチェキが5名に、Amazonギフト券が10名に抽選でプレゼントされる。
「サムライブクインダム」について聞いた際の感想
堀川りょう コメント
本プロジェクトは最近始まったものかと思うのですが、本プロジェクトのお話を聞いて、戦国武将の魂を現代に蘇らせ、憑依させるという……すっげえ内容(笑)!と。
あまり今まで考えられたことがないような内容で、発想がユニークで「へえ、面白い!」と思いました。
呂布カルマ コメント
僕もオファーいただいたタイミングでは、設定を全く理解できてなくて……。
レコード会社の人たちから細かい説明を受けても…まあ、よくわからなかったんです。(笑)
しかも、女の子に憑依した武将側ではないですし。
「サムライブクインダム」と「乱世 the Survivor」について
堀川りょう コメント
僕のパートでは「織田、徳川、なんとかかんとか……」って武将の名前を連呼するところがあるんですけど、おどろおどろしくやんなきゃいけないのか、爽やかにやりすぎても違うんだろうなというような……
「憑依する」とありますし、戦国武将の魂だからまあ、雰囲気を壊さないように……できたかな?! とドキドキしていました。
呂布カルマ コメント
僕は普段自分で書いたものを自分で歌うという活動をしているので、人が書いたものを歌う経験がほぼないんです。そういう意味で本プロジェクトに関わることっておもしろいかなと思って、受けた部分もあります。
僕はラップのパートを担当ですけど、戦国武将どうこうというよりは、現代社会を風刺をしているようなそんな歌詞だったので、意外だなと。
普段自分が書くものとは違うので、そういう意味でのおもしろさも感じました。
俺だったらこういう言葉は選ばないなとか、俺だったらその言葉は使えないな、みたいなものもあって、面白かったですね。
いただいた仮歌も、あまりにも僕とかけはなれたテンションだったので、「これこのままやるのは無理だぞ」と思って。
好きな戦国武将や気になる戦国武将
堀川りょう コメント
一人に絞るのであれば...…「伊達政宗」ですかね。
生き残ったけれど秀吉にいいように使われて、すごく苦労しながらも最終的には自分の思った通りに、余生を過ごせるようになった。そんな勝ち残りがいいなと。
悲劇の武将はいっぱいいますが、天寿を全うした生き様……そういうところ含めて「伊達政宗」が一番かなという気がします。
呂布カルマ コメント
僕はベタですけど、織田信長ですかね。一番ドラマチックな感じがするので。
物語にしやすいし、よく物語になってますし、イメージがかっこいいですよね。無茶苦茶だと思いますけど、現実離れしている、良くも悪くも、という感じですが(笑)。
「乱世 the Survivor」をどんな人に聴いてもらいたいか
堀川りょう コメント
この曲は「戦い」がテーマになっていると思うんです。歌詞にもありますけど、現代になぞらえて、ただ単に肉弾戦とか武器を使うものが戦いなのではなくて、普段生きていること自体も戦いなのではないかと思うわけですよ。
普段夢にむかって一生懸命努力している人たち、頑張っている人たち、そういう人たちに対して、応援歌じゃないですけど、「俺も頑張るから、みんないこうぜ!」みたいなメッセージになればいいかななんて、思っています。
呂布カルマ コメント
僕は自分の活動自体が、アイドル文化であったりアニメみたいなところと遠い位置にいるので、そういうものを好んで聞いている人たちにリーチすることがないので、そういう人たちに単純に聴いてほしいですね。
僕が書いたわけではないので、「僕らしさではない」ので難しいところではあるんですけれども、今まで自分に触れてこなかった人たちに触れるきっかけになればいいなと思います。