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M!LK、横浜アリーナで1万2000人と叶えた過去最大のHAPPY!「5人で夢が追えて本当に最高です」

M!LK(撮影:斎藤大嗣)
4か月前2023年10月23日 2:01

M!LKが昨日10月22日に神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ「M!LK 1st ARENA “HAPPY! HAPPY! HAPPY!”」を開催した。

M!LKがアリーナ規模の会場でワンマンライブを行うのは、これが初めて。5人にとっての新たな一歩にして、2014年11月の結成当時から佐野勇斗が公言してきた「ドームツアー開催」というグループの目標へ近付くための大きな一歩となる本公演には、「みんなを幸せにしたい」という5人の思いを表現する「HAPPY! HAPPY! HAPPY!」というタイトルが付けられた。メンバーと幸せを共有すべく、会場には満員となる約1万2000人のファンが集結した。

1万2000人に約束「世界で一番幸せにしてやるよ!」

横浜アリーナの広いステージの上に置かれた大きなプレゼントボックスが開き、ロイヤルブルーのプリンス風衣装をまとったM!LKの5人が姿を見せると、み!るきーず(M!LKファンの呼称)の大きな歓声がアリーナに響き渡る。佐野と山中柔太朗が声を合わせ歌った始まりの曲は「topaz」。メンバーの後ろの巨大ビジョンには白い城が浮かび上がり、5人は客席を埋め尽くす5色の光を愛おしげに見つめながら歌声を響かせてオープニングを飾った。

曲を終えるなり「横アリー! お前ら盛り上がってるか!」と叫んだのは佐野。彼の咆哮を合図に「Brave Saga」へとなだれ込むと曽野舜太も「みんなハッピーになる準備できてんの!?」と客席を煽る。彼らの気合いに応えるようにみ!るきーずもリズミカルにペンライトを振り、会場は2曲目にして大きな一体感に包まれた。「フレー! フレー! M!LK」のコールが楽しい自己紹介ソング「フレ!フレ!オレ!(2023)」では、ファンの大きな声を全身で受け止めながら花道を進んだメンバーが1人ずつ挨拶をしていく。山中柔太朗が「俺らに愛される覚悟できてんの? 世界で一番幸せにしてやるよ!」と誓うと、塩崎太智は「みんなM!LKに会いたかった? 俺もみんなに会いたかったよー!」と絶叫。リーダーの吉田仁人は「M!LK、ついに横アリまで来たぞー!」と叫びに大きな感慨をにじませ、「過去イチ幸せにします!」と力強く約束してみせた。

佐野が「今日は本当に来てくれてありがとう!」と伝えた、その感謝の気持ちとともに届けられた「Special Thanx」を経て、「My Treasure」では曽野が「み!るきーずが僕の宝物だよ!」と客席に手を伸ばす。初のアリーナワンマンが始まった喜びをそのままに、エネルギッシュなナンバーを続けて会場を熱くさせた5人はここで短いMCタイムを取り、吉田は「いやあ、始まったとき急に血圧上がったな! だってみんなM!LKが好きで来てくれたわけでしょ?」と独特な表現で実感を語る。一方、金髪にイメージチェンジしてライブ開始早々ファンの驚きを誘った佐野は「佐野勇斗パツキン太郎です!」と挨拶すると「あの、メンバー過去に類を見ないくらい緊張してます!(笑)」と明かし、会場の空気を和ませた。

佐野勇斗が用意した“サプライズ演出”

「Hayato's Show」と題されたシットコム風のインタールード映像の中で佐野が車のキーを手に外出すると、会場には車のエンジン音が響く。するとメインステージ中央の扉が開き、ビビッドなピンクのキャデラックに乗った5人が姿を見せた。想像だにしない演出にオーディエンスの驚きの声が上がる中、メンバーは「Break it down」でファンキーに体を揺らし、外周の花道を駆け抜けていく。アリーナ後方に設置されたエンドステージで披露された「行けたら行くよ」では、光るマイクスタンドを巧みに操って艶やかな歌とダンスを見せる5人。塩崎の咆哮を合図に「ジャングリズム」がスタートすると5人はアリーナのあちこちに散らばってみ!るきーずにさらなる声を求め、動物の鳴き声を模したコール&レスポンスでワイルドに会場を盛り上げた。

センターステージで披露された「テレパシー」では一転、めいっぱいに可愛らしい仕草や表情を見せて“ギャップ萌え”を誘った5人。間奏で「みんな! ペンライトを赤にしてください!」と呼びかけた曽野が自身のメンバーカラー・ハッピーレッドの光の海を駆け抜けてウェーブを作り出した際には、アリーナを猛ダッシュした彼を労うように、佐野と山中が曽野の頬へキスのプレゼント。5人がステージや花道のあちこちまで歩みを進め、み!るきーずに笑顔を届けたこのパートは「恋がはじまる」で締めくくられ、山中はカメラ目線で柔らかなウィンクを投げて歓声をほしいままにしていた。

M!LK屈指のダンススキルを誇る塩崎がシャープかつダイナミックな躍動を見せたソロのダンスセクションで客席がサファイアブルーの光一色に染め上げられると、5人はオールホワイトの衣装に着替えてライブを再開させる。エクゾチックなサウンドとパワフルなパフォーマンスでオーディエンスをアラビアンな世界へと誘う「MAGIC CARPET」を経て、「labyrinth」では挑発的に体をなぞり、白いシャツから肌をのぞかせるメンバーの振る舞いに、客席からは悲鳴のような歓声が。趣の異なるダンスナンバーで表現の振れ幅の広さを見せたのち、「last moment」で5人はメインステージの上段に立ち、まっすぐに思いを乗せた歌声のリレーでみ!るきーずに思いを伝える。そのまま「愛と合図」へ進むと、佐野は牛の耳のカチューシャを取り出して頭に装着。彼いわく、これは「昨日深夜1時に急に思いついて仕込んだ」もので、佐野の“サプライズ演出”には4人も驚きの笑顔を浮かべていた。

リーダーのギター演奏からクライマックスへ

中盤のMCタイムでは、大きなイメージチェンジを果たした佐野のヘアスタイルの話題に。「実は1週間前くらいから金髪でした」と語った佐野は、髪色を変えて以降、公の場に出る際には黒染めをしてカムフラージュしていたことをファンに明かす。開演直前に行われたインスタライブでも黒染めをしていたという徹底ぶりで、「今日の日の登場のためだけに金髪にしてきました」と満足げな笑みを浮かべた。全員が衣装替えを済ませて再集合すると、吉田が山中と曽野に焼肉をご馳走したという近況や、「俺、5年くらい太ちゃんにタクシー無賃乗車で同乗されてる!」という佐野の“告発”といった他愛ない話題で盛り上がる5人。にぎやかなやりとりを繰り広げながらセンターステージへと向かう中、吉田はおもむろにアコースティックギターを手にして会場の驚きを誘う。少し照れ笑いを浮かべながら「太智が俺に『やってくれ』って言ったのがこれだったの」と説明した彼は「これから弾く曲、知らない人もいるかも。1stシングルのカップリング曲です」と告げて「イチニノサン」を奏で出した。吉田がM!LKのライブでギター演奏を披露するのは、これが初めて。ハイチェアに腰掛けたメンバーは吉田が奏でる柔らかなギターサウンドにじっくりと耳を傾けながら声を合わせ、アリーナを温かな空気感で包み込んだ。

勇壮なサウンドとシンガロングが響く「夜明け」から、輝かしい未来への思いを歌う「Milestone」へ。「Milestone」では白い光の放射線が客席とメンバーの姿を照らし、力強く曲を歌い上げるメンバーの歌声のリレーを受け取った吉田は優しい笑みをみ!るきーずに投げて曲を締めくくった。心を熱くさせるメッセージソングを歌い届けた5人が姿を消すと、ビジョンにはアニメキャラクターになった5人が登場し、“Happyタンク”を幸せでいっぱいにするべくライブカメラを使った企画で客席を盛り上げる。

「みんなナイスハッピー!後半戦も盛り上がっていきましょう!」というメンバーの声が響くとライブも佳境。真っ赤なスーツに大きな白いリボンをあしらった衣装に着替えた5人はエンドステージに姿を見せ、デビュー曲の「コーヒーが飲めません」、情熱的なアッパーチューン「テルネロファイター」、世界各国の言葉で“幸せ”を叫ぶ「シアワシェイク」と、熱狂必至のキラーチューンを連投してボルテージを一気に引き上げてみせる。「テルネロファイター」で佐野が「もうどうにも止まらねえ!」と叫べば、山中はキメのセリフパートで「もうわかった、結婚しよ!」とプロポーズしてみ!るきーずのハートをさらった。一時の清涼感を運んだ「かすかに、君だった。」を経て、エネルギッシュなロックチューン「Say Yeah」では塩崎と曽野が熱いラップを叩きつけ、5人と満員の客席は「Say」「Yeah!」のコール&レスポンスでひとつになる。思いのままにステージを駆け抜けてセンターステージに転がり込んだ5人は「気持ちいい!」「気持ちいいねー!」と楽しそうに声をかけあっていた。

横浜アリーナの真ん中で抱き合った5人

心地よい高揚感が充満する横浜アリーナのムードに、吉田は「リハのときも楽しかったのよ、俺。でも比べものにならないわ」と言葉を漏らす。メンバーは一様に、ライブの演出を担当した塩崎に「ありがとう太ちゃん」と声をかけ、塩崎はこれに「いやいや、それを言ったら山中さんが担当した衣装もいいじゃない」と返した。そして、吉田が伝えたのは「この半年は、今日の日のために費やしてきたと言っても過言ではなくて」という、この日のステージに懸ける5人の思い。「5人で活動できることも、皆さんが応援してくれることも、1つも当たり前のことはないっていうことを、この『HAPPY! HAPPY! HAPPY!』で感じています。これからも僕らが皆さんにとっても幸せになれたら」と語る彼の言葉に、舞台上の4人もみ!るきーずも、真剣に耳を傾けた。

「次の曲は、僕たちのことをずっと近くで見てきた、同期……というか友達ですね。彼らが僕たちに託してくれた曲です。自分たちでもここまで書かないだろうなっていうくらいの葛藤や希望を、彼らの目線で書いてくれた曲があるので、それを歌います」。吉田がそう告げて5人が披露したのは、さくらしめじの2人がM!LKに贈った「コトノハ」。過去の苦悩や葛藤を肯定し、言霊も運命も信じてまっすぐに進んでいくM!LKの姿を力強く歌い上げるこの曲を、5人はまっすぐな眼差しで歌い上げた。落ちメロでセンターステージに集まり、円になった5人は笑顔を交わしながら抱き合って絆を確かめ合う。円陣を離れた曽野の瞳には涙が浮かび、優しい顔つきで客席を見つめた塩崎はオフマイクで小さく「ありがとう」とつぶやいた。本編の最後を飾った楽曲は、祝祭感に満ちた「Ai シャンデリア」。1列に並んだ5人が花道をパレードするように行進すると、上空からはM!LKからみ!るきーずへと宛てた無数のラブレターが降り注ぐ。温かな空気感の中で曲を終えると、メンバーはひと言ずつ思いをファンに伝え、曽野は「僕は5人で夢が追えて、本当に最高です!」と笑顔を弾けさせた。

僕たちは5人で、気持ちは8人で、ドームツアーを叶えます

M!LKの再登場を求めるみ!るきーずの「もう1杯!」コールを受け、ライブは「ジブンエール」でアンコールへ。曲が始まるとメンバーはスタンドの最上層から姿を見せ、トロッコで客席通路を進んでいく。ステージから遠い席でエールを送っていたみ!るきーずのすぐ近くへと駆けつけて笑顔と歌声を届け、山中は「世の中嫌なこともあるけど、俺らが付いてるから一緒に幸せになろうぜ! み!るきーず大好きだ!」と叫んだ。「DEAR LIFE」を終えてステージへと戻ってきた5人は、息を切らしながらも「トロッコ楽しかった!」と口々に語り、ライブの終わりが近付くことに寂しさをにじませる。曽野の「電話したら延長できるとかないの?」という言葉に「カラオケじゃないから!」とツッコミの声が飛ぶ中、リーダーの吉田は9周年を迎える2024年を「BIG LOVE YEAR」と題し、さまざまなプロジェクトを行っていくことを発表。「応援してくれているみなさんに、愛を届けにいく1年にしたいと思います」と約束した。

そして、ラストの曲を前に「信じられないですよね、この景色の中で僕らがライブをしているのが。改めて、僕たちだけのためにこんなに集まってくださって、本当にありがとうございます」と切り出したのは佐野。「9周年って、すごい歴史があると思うんです」と続けた彼は「正直大変なことも多かったです。今でこそこんなに多くの人が5人を認めてくれているけど、『元の5人がよかった、前の7人がよかった』という声も多かった。そういった中で、満杯に(横浜アリーナを)埋められている今が、本当にハッピーです」と、偽らざる思いをみ!るきーずに明かした。「昔から応援してくれている人は、僕らとの距離が遠くなっちゃうじゃん。なんですけど、約束したドームツアーは叶えますし、いつまでもみんなの近くにいることは絶対に約束します。なので、これからも僕たち5人の応援をどうかお願いします」とみ!るきーずに語りかける。「僕たちは5人で、気持ちは8人で、ドームツアーを叶えます。最後の曲です、聴いてください」。佐野の誓いとともに響いたラストナンバーはメジャーデビュー曲「Ribbon」で、メンバーは柔らかな表情と包容力に満ちた歌声で、強く結んだ絆をみ!るきーずと確かめ合う。曲の終盤、佐野は自身のパートで「み!るきーず、本当にありがとうー!」と、広い客席へ向けて思い切り感謝を叫んだ。

5人が舞台袖へ姿を消しても客席の熱狂は止まず、これを受け止めたメンバーはダブルアンコールのステージへ。すると彼らは「めちゃモル」をBGMに、M!LKのライブではおなじみのバラエティコーナーをスタートさせた。アリーナ外周を使った「M!LKプチ運動会 障害物競争」で、5人はなんでもありの“泥試合”を展開してみ!るきーずを大いに沸かせる。三輪車、麻袋、パン食い、早着替え対決を経て、5位に散ったのは牛の着ぐるみに着替えた山中。罰ゲームとして佐野が山中に“ゴムパッチン”をお見舞いしたところでM!LK初のアリーナライブは終幕。塩崎は「ありがとう、バイバイ! ほら、みんな荷物持って!(笑)」とメンバーに促す。吉田は「あの、本当にこれで終わりです!」とみ!るきーずに伝え、楽しい余韻を残したままでステージをあとにした。

セットリスト

M!LK「M!LK 1st ARENA “HAPPY! HAPPY! HAPPY!”」2023年10月22日 横浜アリーナ

01. topaz
02. Brave Saga
03. フレ!フレ!オレ!(2023)
04. Special Thanx
05. My Treasure
06. Break it down
07. 行けたら行くよ
08. ジャングリズム
09. テレパシー
10. 恋がはじまる
11. Dance Break
12. MAGIC CARPET
13. labyrinth
14. last moment
15. 愛と合図
16. イチニノサン
17. 夜明け
18. Milestone
19. コーヒーが飲めません
20. テルネロファイター
21. シアワシェイク
22. かすかに、君だった。
23. Say Yeah
24. コトノハ
25. Ai シャンデリア
<アンコール>
26. ジブンエール
27. DEAR LIFE
28. Ribbon
<ダブルアンコール>
29. めちゃモル

※塩崎太智の崎は、たつさきが正式表記。

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