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indigo la Endが2部制フリーライブ実施、豊洲PITで繰り広げた“哀愁演劇”

「『哀愁演劇』リリース記念フリーライブ」の様子。(撮影:鳥居洋介)
8か月前2023年10月27日 10:05

indigo la Endのフリーライブが昨日10月26日に東京・豊洲PITにて開催された。

このフリーライブは10月25日にニューアルバム「哀愁演劇」がリリースされたことを記念して行われたもの。「マチネ(After school):はじめてのindigo」「ソワレ(After work):あたらしいindigo」の2部制でライブが行われ、「マチネ」は学生、「ソワレ」は社会人が応募者の中からそれぞれ優先して選ばれた。

「はじめてのindigo」と銘打たれた第1部は、制服姿の観客も多数見られ、普段のindigo la Endのライブとはまた違う雰囲気に。藍色に染められたかすみ草のモチーフが配されたステージに、幻想的な映像演出とともにメンバーが登場。アッパーなファンクチューン「夜風とハヤブサ」でライブの幕を開ける。続けてニューアルバム収録の「邦画」「カンナ」が披露され、長田カーティス(G)の奏でる美しいアルペジオが鳴り響いた。第1部は“はじめての”というタイトル通り、「自己紹介的にストリーミングサービスでの人気曲からセットリストを決めた」と川谷絵音(Vo, G)が語ったが、4人はその言葉通り「雫に恋して」「チューリップ」「通り恋」と人気曲を立て続けにプレイ。代表曲「夏夜のマジック」を経て披露された「名前は片想い」では、たちまちオーディエンスから手拍子が巻き起こった。ラストに彼らは、indigo la Endのロックな一面を堪能できる楽曲「晩生」をパフォーマンス。アウトロでメンバー全員が轟音を鳴らし、第1部の幕を下ろした。

一方の第2部は社会人優先で招待が行われたこともあってか、客席は大人な雰囲気に。ニューアルバムでもオープニングを飾る「カンナ」でライブがスタートした。「名前は片想い」ではメンバーが観客の手拍子を煽り、会場の空気を温めていく。「曖昧な関係の名前は片想い」とサビが歌われると一斉に手が上がり、一体感が増していった。アルバムのラストトラック「プルシュカ」では、後鳥亮介(B)が終始安定したリズムを刻み、佐藤栄太郎(Dr)がテクニカルな演奏を披露。「夏夜のマジック」では、4人が美しい花火の映像を背景にしたパフォーマンスで観客たちを心地いい揺れへと誘った。ラストに彼らは、2013年リリースのアルバム「夜に魔法をかけられて」に収められたバラードナンバー「抱きしめて」、2012年リリースのEP「渚にて」の収録曲「楽園」と初期の楽曲を披露し、美しい映像演出とともにライブを締めくくった。

なお現在YouTubeでは、配信が行われた第2部のアーカイブ映像が公開されている。

セットリスト

「『哀愁演劇』リリース記念フリーライブ」2023年10月26日 豊洲PIT

マチネ(After school):はじめてのindigo

01. 夜風とハヤブサ
02. 邦画
03. カンナ
04. 雫に恋して
05. チューリップ
06. 通り恋
07. 夏夜のマジック
08. 名前は片想い
09. 晩生

ソワレ(After work):あたらしいindigo

01. カンナ
02. 名前は片想い
03. 夜汽車は走る
04. 忘れっぽいんだ
05. チューリップ
06. プルシュカ
07. 夏夜のマジック
08. 抱きしめて
09. 楽園

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