JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

アーティストの推薦図書 2023 第5回 ハル(超特急)が選ぶ2023年秋の3冊

ハル(超特急)
12か月前2023年10月30日 11:01

音楽ナタリーでは“読書の秋”に合わせて秋の特別連載「アーティストの推薦図書」を展開。さまざまなジャンルの5組のアーティストにオススメの3冊を紹介してもらう。第5回目となる今回は超特急のハルが登場。“網羅するほど愛してやまないもの”として本を挙げ、グループのTikTokに本を愛でる動画をアップするほど読書好きな彼が挙げる作品とは?

「キリン」(KADOKAWA / 角川文庫)

山田悠介(著)

本を1冊と読んでこなかった僕が

「キリン」は僕が本にハマるきっかけになってくれた作品といっても過言ではないです。
高校生のときに友達にこの本を紹介されて読み始めたのですが、すごく面白くて、今まで本を1冊と読んでこなかった僕が2日で全部読むことができたのを覚えています。
天才を作りたい母親とその子供2人の物語が描かれており、山田悠介さんのストーリーの作り方、表現の仕方によって、だんだんと物語の世界に入り込んでいくと思います。騙されたと思って本が苦手な方も一度は読んでみてほしい作品なので、ぜひ読んでみてください。

「告白」(双葉文庫)

湊かなえ(著)

我が子を亡くした女性教師が終業式のホームルームである少年を指し示す。そこから1つの事件がいろんな観点で語られ、事件の真相に迫るミステリー作品です。湊かなえさんのデビュー作として有名であり、すごく楽しみに読みました。
期待以上の読み応えと物語の書き方に驚きを感じたのを覚えており、時間を忘れて本に没頭しました。現実ではありえないような展開がどんどん起き、次が気になってページをめくる手が止まらなくなると思うのでオススメです。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(早川書房)

フィリップ・K・ディック(著) / 浅倉久志(訳)

すごく考えさせられる最高の作品

この本はSF作品で、物語のあらすじは第三次世界大戦後の未来の世界。主人公が賞金稼ぎのため火星から逃亡してきた8体のアンドロイドを処理するというものです。すごく考えさせられる作品で、とにかく読んでほしいと思います。
この本の世界では、生物は無条件で保護を受けるが、人造人間は逃走すると廃棄という扱いになっており、その賞金が賞金稼ぎの生活の糧となる。そして主人公は人造人間を処理していく中であまりにも人間味のある人造人間と会い、人間と区別をつけられなくなってしまう。「人間とは何か。」「人間とアンドロイドの違いはなんなのか。」その問いがテーマになっており、すごく考えさせられる最高の作品です。

ハル(超特急)

9人組ダンス&ボーカルグループ・超特急のメインダンサー。2005年3月31日生まれ、熊本出身の18歳。2022年8月にグループに加入した。明朗快活な性格で、グループ最年少ながら堂々とした立ち居振舞いとバイタリティに満ちたパフォーマンスが持ち味。俳優としては、TBSほかで放送中のドラマ「君には届かない。」で初主演を務めている。特技はダンスとサッカー。

関連記事

原因は自分にある。

原因は自分にある。2度目のアリーナワンマン生配信決定

約3時間
RIIZE

RIIZE「BLUE HAPPY FES」でパワフルに躍動!9曲届け「意義深い日を皆さんと過ごせてうれしい」

2日
超特急

超特急「BLUE HAPPY FES」でスマイル全開、全力ライブ!熱狂のあまり「俺のポテトが揚がったあ~!」

3日
超特急。

超特急が高らかに宣言「フライドポテトよりも弾けます!」“1つの色に染まる素晴らしさ”も語る

3日
RIIZE

RIIZEが今も思い出す日本での出来事は?2025年は「気持ちを切り替え、世界での活躍目指し努力する」

3日
超特急

超特急の“対決”相手はWATWING&MAZZEL!「全力でぶちのめします。、、、、嘘です」

4日
左から楢原真樹(ヤーレンズ)、柏木悠(超特急)、榊原郁恵。(写真提供:NHK)

超特急・柏木悠「突撃!カネオくん」出演、凄技続々“クセつよコンテスト”の世界に潜入

4日
超特急

彩りネイルのタクヤ、積み木のバランスがすごいタカシ…超特急「AwA AwA」ソロジャケは見どころ満載

5日
乃紫

乃紫、ドラマ「初めましてこんにちは、離婚してください」OP主題歌を書き下ろし

5日
優勝を勝ち取った車エビのアロハ(超特急)と塩崎太智(M!LK)。

“世代別バトル”で白熱!9500人熱狂の「EBiDAN大運動会」で車エビ圧勝、桜木雅哉は涙の2冠

6日