2024年1月よりフジテレビ系で放送される小芝風花主演のドラマ「大奥」に、亀梨和也(KAT-TUN)の出演が決定した。
主演は小芝風花、亀梨は第10代将軍・徳川家治に
「大奥」はさまざまな人間の思惑が渦巻く“大奥”を舞台に、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描くドラマシリーズで、2003年6月より菅野美穂の主演でスタート。2019年にシリーズ完結作の開局60周年特別企画として放送された「大奥 最終章」以来、5年ぶりの復活を果たす。
今回の新作の時代背景は江戸中期。景気が悪化の一途をたどり、人々が国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる中、第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子の物語が描かれる。
本作が時代劇初挑戦となる亀梨が演じるのはこの第10代将軍・家治。父である第9代将軍・徳川家重が謎の死を遂げたことにより将軍の座に就いた家治は、幼い頃より聡明で期待されて育ち、祖父である第8代将軍の徳川吉宗から直接帝王学を授けられていた。苦境に陥る幕府を立て直したいと考え行動に移す家治だが、老中・田沼意次にある秘密を握られてしまう。
亀梨のフジテレビ系ドラマ出演は2019年放送の「ストロベリーナイト・サーガ」以来5年ぶり。亀梨は本作への出演を「本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています」と喜び、2015年放送のテレビ朝日系ドラマ「セカンド・ラブ」以来となる小芝との共演について「いつお会いしてもすてきな笑顔を向けてくださるので、今回の役柄的には将軍なのですが、僕としてはいい家臣となって小芝さんを支えていけたらなと思っています」とコメントしている。
亀梨和也 コメント
出演が決まったときの思い
僕自身、今回が初めての時代劇なのですが、その一発目がこの歴史ある「大奥」という作品に声を掛けていただいたこと、大変光栄に思っております。本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています。
役の印象や役作りについて
家治は、特に序盤は一見冷たい印象を持たれると思いますが、後半にかけてしっかりと物語の内容を捉えていただくと、その前半の家治の意味合いが分かるような、見え方が変わるようなキャラクターなので、そこをうまく自分の中でも整理していきたいなと考えています。
主演を務める小芝風花の印象
小芝さんがまだ10代のときに「セカンド・ラブ」という作品で共演させていただきました。がっつり一緒にお芝居をするシーンはあまりなかったのですが、まだどこか幼さが残っていながらも、10代ながらすごいしっかりされた方だなと思っていました。この前別のスタジオでたまたま2回もお会いしまして、何かご縁を感じています。とにかくお忙しそうなのですが、いつお会いしてもすてきな笑顔を向けてくださるので、今回の役柄的には将軍なのですが、僕としてはいい家臣となって小芝さんを支えていけたらなと思っています。
視聴者やファンへのメッセージ
年の初めにきらびやかで、深く重厚な物語を皆さんの生活の中にお届けし、少しでも彩りを添えることができたらいいなと思います。今回の「大奥」は愛がテーマになっているので、恋愛のみならず家族や友人との人間関係など、人とのつながりを感じてもらえる作品になれたらいいなと思っています。僕は序盤ちょっと冷たい男ですが(笑)、本当は心に温かいものを持っているキャラクターだと思うので、その辺りを時間がたつにつれて、春の訪れとともにぬくもりを感じていただけたらと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!
企画:安永英樹氏(フジテレビ編成部)コメント
涼やかでクールな印象の亀梨さんですが、その目はどこか憂いを帯びているようにも感じます。その“目”が出演をお願いする決定打でした。数奇で複雑な運命に翻弄されながらも、もがき生きる将軍・家治は小芝風花さん演じる妻で将軍正室の倫子とどのような夫婦を、家族を築いていくのか、私も楽しみにしています。
番組情報
フジテレビ系「木曜劇場『大奥』」
2024年1月放送開始 毎週木曜日22:00~22:54