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SKY-HI主催「D.U.N.K. Showcase」第2弾盛況!12組のアーティストが京セラドーム揺らす

「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」の様子。(c)D.U.N.K. Showcase 製作委員会
4か月前2023年12月10日 1:07

12月2、3日に大阪・京セラドーム大阪にてライブイベント「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」が開催された。

本公演はSKY-HIと日本テレビがタッグを組む大型音楽プロジェクト「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」の一環として行われたもの。同プロジェクトでは、SKY-HIの掲げる「ダンス&ボーカルシーンに垣根も差別も必要ない / ここを歴史のターニングポイントにしよう」というメッセージをもとに、テレビやHuluなどのメディアを通してその魅力を発信している。3月には東京・有明アリーナと千葉・幕張メッセにおいてライブイベント「D.U.N.K. Showcase」が計3回行われ、主催者のSKY-HIをはじめ、BE:FIRST、GENERATIONS、超特急、&TEAM、DREAMS COME TRUEらが登場し、大盛況のうちに幕を閉じた。第2弾となる本公演には、SKY-HI、IMP. 、LIL LEAGUE、MAZZEL、&TEAM、RIEHATA、ATEEZ、BE:FIRST、THE JET BOY BANGERZ、Travis Japan、FANTASTICS、Nissyが出演。所属レーベルや事務所、国境を超えた12組のアーティストが2日間にわたり個性豊かなパフォーマンスで観客を楽しませた。

DAY1(IMP. / LIL LEAGUE / MAZZEL / &TEAM / RIEHATA / SKY-HI / ATEEZ / BE:FIRST / スペシャルコラボレーションアーティスト: Nissy)

スクリーンに「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」のロゴが映し出され、プロジェクトのテーマソングである「D.U.N.K.」が場内に鳴り響く。オーディエンスが身に付けたオフィシャルLEDバンドが楽曲に連動し、客席を彩っていく。その光に導かれるように主催者のSKY-HIがステージに登場。彼が「踊る準備、遊ぶ準備、歴史の証人になれるやつはどれだけいる!」と呼びかけると大きな歓声が上がる。そして「彼らは時代が変わる象徴だ!」というSKY-HIの呼びかけでIMP.がトップバッターとして登場。7人は大きな歓声に包まれる中、「IMP.」「SWITCHing」を続けてパフォーマンスして会場の熱気を高めていく。「CRUISIN'」ではSKY-HIがラップで参加し、ラップとボーカルとダンスとのコラボレーションで楽曲に新たなカラーが加わった。そしてIMP.は新曲「I Got It」でライブをタイトかつカラフルに締めくくった。

続いて登場したのはLDH発の6人組グループ、LIL LEAGUE。平均年齢16歳と、今回の「D.U.N.K.」の中では最も平均年齢の若いアーティストでありながら、EXILE TRIBEの遺伝子を感じさせるタフなパフォーマンスで観客を沸かせていく。LIL LEAGUEは、ラップで自己紹介をつなげる「48 BARS RELAY」や、マイクスタンドを立て丁寧に歌い上げる「15分」、SKY-HIも参加した「Okay」など、バラエティに富んだ全5曲を披露した。

BMSG所属の8人組ユニット、MAZZELは「LIGHTNING」でライブをスタート。オールドロックとダンスミュージックを織り交ぜた「CAME TO DANCE」ではコラボにLIL LEAGUEを迎え、パーティ感あふれる雰囲気で会場を盛り上げる。「僕たちMAZZELの伝説が始まります」という強い決意が込められたMCから、8人は力強いメッセージ性とボーカル、そしてシアトリカルなフォーメーションダンスが印象的な新曲「Fire」を初披露。続けてポップな「Vivid」を届け、多面的な可能性を感じさせるライブを展開した。

バックダンサーとともに登場し、ダンスとパフォーマンスの凄味で一気に会場を惹きつけたのは、9人組グローバルグループ&TEAM。狼をコンセプトにした迫力のイントロで始まり、この日に向けて新たにブラッシュアップされた「Road Not Taken」でのヒリヒリするような表現、キュートな振付が記憶に残る「チンチャおかしい」、MAZZELがダンスで参加した「Scent of you」と、前回の「D.U.N.K.」よりも確実にその表現力とパフォーマンス力の高まりを、全5曲というタイトな構成の中で表現した。

ダンサー / コレオグラファーとして、BTSやクリス・ブラウンなど世界的なアーティストと関わるRIEHATAと、ダンスの世界大会で4回の優勝経験を持ち、BE:FIRSTではコレオグラフも手がけるSOTAのダンスパフォーマンスには、SKY-HIをはじめ出演アーティストから選抜メンバーが登場。その圧倒的なダンススキルから、ステージ上、そして会場中に「ダンスという表現の喜び」があふれ出した。

ステージに残ったSKY-HIの「これまでのダンス&ボーカルシーンの中でもがいてきた時間、磨いてきたスキルをぶつけよう。さあ行こう相棒、SKY-HI×Nissy!」というコールに会場から割れんばかりの歓声が上がる。現れたのはスペシャルコラボレーションアーティストNissy。SKY-HIとNissyのコラボで歌われたのは、お互いにソロ活動10年の中で積み上げたものをぶつけ合った1曲「SUPER IDOL」。シニカルかつ攻撃的な言葉で書き上げられた歌詞には、過去と現在、そして未来への希望と思いが込められ、SKY-HIのラップとNissyの歌声によって、楽曲はより強いメッセージ性を帯びた。楽曲を歌い終え、感慨深くハグをする2人に、会場からはさらに大きな拍手と歓声が送られた。 なおこのパフォーマンスの模様は、日本テレビ系の音楽特番「ベストアーティスト2023」でもオンエアされた。

「次のライブは俺!」というコールで幕を開けたSKY-HIのライブは「Crown Clown」でスタート。「SKY-HIが『D.U.N.K.』をエスコートするぜ! 片手じゃ足りない、両手で見せてくれ!」という言葉に合わせオーディエンスが一斉に手を挙げ、場内の一体感が高まっていく。IMP.が参加した「Mr. Psycho」や、この日の登場グループの中からラップに覚えのあるアーティストが参加したラップコラボレーションなど、そのステージにはSKY-HIの手腕が遺憾なく発揮されていた。

「海を越えてきてくれたぜ! 目に焼き付けてくれ! ATEEZ!」というSKY-HIの紹介に続き、大歓声の中で登場したのは韓国の8人組グループATEEZ。12月1日にリリースした最新アルバム「THE WORLD EP.FIN : WILL」のタイトル曲「Crazy Form」から、日本語で歌われる「ROCKY (Boxers Ver.)」、2019年に発表した「UTOPIA (Japanese Ver.)」と、初期作から最新曲まで、彼らはこれまでのキャリアを表現するようなパフォーマンスを展開していく。また「ドームで、皆さんにお会いできて光栄です」「ATINY(ATEEZファンの呼称)、叫べ!」「ホンマにめっちゃ好きやで!」など日本語によるフレンドリーなMCでも観客を大いに楽しませた。

BMSG所属の7人組グループBE:FIRSTはヒット曲「Mainstream」でライブをスタートし、「『D.U.N.K.』最後のアーティスト、BE:FIRSTです」と力強く宣言。絶妙なフォーメーションやシンクロダンスで魅せる「Milli-Billi」、エモーショナルなボーカルが響く「SOS」、会場が一体となってタオルを回した「Great Mistakes」といった楽曲で、グループが持つ魅力を存分に振りまき、ラストは「Scream」でステージを終えた。ライブは「D.U.N.K.」恒例の全出演者が登場してのダンスサイファーで終了。すべてのアーティストが喜びを分かち合い初日公演は終了した。

DAY2(JET BOY BANGERZ / Travis Japan / FANTASTICS / RIEHATA / SKY-HI / ATEEZ / BE:FIRST / &TEAM /スペシャルコラボレーションアーティスト: Nissy)

2日目は、LDH発の10人組グループTHE JET BOY BANGERZの放つアクロバティックかつフレッシュなダンスパフォーマンスで幕を開けた。フレーズごとにビートパターンが変化し、それにあわせてダンスやボーカルのアプローチも変わっていく「TEN」は本公演が初披露。EXILE魂を継承する彼らの猛々しいパフォーマンスに、会場の興奮が加速していく。THE JET BOY BANGERZは、写真撮影の際の決めポーズのような振付が印象的な「PHOTOGENIC」で「セイ、チーズ!」の歌詞とともに会場全体を巻き込んみ大きな盛り上がりを生み出した。

&TEAMのコールで登場したTravis Japanは、グループを代表する楽曲「My Dreamy Hollywood」でライブをスタート。THE JET BOY BANGERZが参加した「Candy Kiss」、BE:FIRSTとのユニゾンダンスで華やかに魅せたグローバルデビュー曲「JUST DANCE!」などのコラボパフォーマンスに加え、メンバー間のコミカルな掛け合いと、ステージを走り回ってのサービス満点なMCなど、エンタテイナーとしての実力と力量の高さをステージ上で形にした。

安定感の強い、余裕すら感じさせるパフォーマンスで「Tell Me」を披露し始まったFANTASTICSのライブ。メンバーの個性が現れたソロパフォーマンスに加え、MAZZELとのコラボという豪華な構成で届けられた「Drive Me Crazy」、挑発的でエネルギッシュな「Tumbling Dice」と、彼らは熱量の高いパフォーマンスで、ドームをFANTASTICSのカラーで染める。LDHファミリーで歌い継がれる名曲「Choo Choo TRAIN」、フルでは初披露となる「STARBOYS」など、全8曲からなるステージには、デビューから5周年を迎えるFANTASTICSのキャリアの蓄積が色濃くにじんでいた。

ここでSKY-HIが登場し、ダンス&ボーカルシーンを牽引してきたLDHへのリスペクトを言葉にすると同時に、その思いをダンスバトル「LDH VS BMSG」で表現。そのリスペクトの感情は、続くRIEHATAとSOTA(BE:FIRST)が主導したダンスコラボにも強く表れていた。

初日に続けてSKY-HI×Nissyの「SUPER IDOL」が届けられたのち、SKY-HIのライブがスタート。FANTASTICSとの「Snatchaway」、Travis Japanとの「Mr. Psycho」、出演陣とのラップでのセッションと、ソロ曲に加えコラボにも大きな拍手が沸き起こる。SKY-HIは「ストーリーを続けよう! 時代の変わる声が聞こえるだろう!」と叫ぶように観客に向けてメッセージを送った。

ATEEZのライブに続き、2日連続でトリを務めたのはBE:FIRST。彼らは「最高の音楽仲間を連れてきたぜ!」と、ステージに&TEAMを呼び込み「Boom Boom Back」をコラボし、新たなアプローチで観客を盛り上げた。

初日に続けて最後は出演者によるダンスサイファーでフィナーレ。2日間にわたる「D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA」は大団円を迎えた。なお、このイベントの模様がHuluにて独占配信されることが決定。詳細は12月20日に放送の「D.U.N.K.」の番組内で発表される。

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