KANA-BOONが年内の活動を休止することを発表した。
KANA-BOONは小泉貴裕(Dr)のプライベートに関する報道を受けて、12月8日に47都道府県ツアーの開催見合わせを発表した。その後バンドのオフィシャルサイトにて、所属事務所のヒップランドミュージックコーポレーションが事実確認を行い、小泉より報道内容が概ね事実であると確認できたことを報告。さらに小泉から、自身の考えの甘さを深く反省していることや、バンド脱退の意思があることを伝えられたという。小泉の意向を受け、事務所とメンバーで協議を行った結果、小泉がKANA-BOONを脱退すること、ヒップランドミュージックコーポレーションが小泉との契約を解除することが決定した。
またヒップランドミュージックコーポレーションは、古賀隼斗(G)もかねてよりプライベートにおける素行不良が見られたことから事実確認のため面談を行い、本人から脱退の申し出を受けたという。その結果、KANA-BOONとしてこれ以上の活動は困難であると判断し、小泉と同様に古賀はKANA-BOONを脱退し、事務所との契約も解除することが発表された。
バンドの活動休止は2人の脱退と契約解除を受けて決まったもの。休止に際して、すでにアナウンスされている47都道府県ツアーの開催見合わせに加えて、大阪・インテックス大阪で開催される「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023」の12月29日公演、千葉・幕張メッセ国際展示場1~8ホール / イベントホールで開催される「COUNTDOWN JAPAN 23/24」の12月30日公演という出演予定だった2公演をキャンセルすることも発表した。なお、47都道府県ツアーの振替公演の実施可否やチケットの払い戻し情報は追ってアナウンスされる。
来年以降の活動について、ヒップランドミュージックコーポレーションおよびKANA-BOONは、「KANA-BOONとしてファンの皆様に恥ずかしくないかたちで活動できるよう、引き続き話し合いを行ってまいります」とコメントしている。