1月14日より放送および配信がスタートするWOWOWオリジナルアニメ「火狩りの王」第2シーズンのオープニングテーマをCoccoが、エンディングテーマを坂本真綾が担当することが発表された。
「火狩りの王」は日向理恵子による長編ファンタジー小説を原作としたアニメ。人類最終戦争後の世界で、11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四が多くの困難に直面しながらも生きていく姿が描かれる。
Coccoが歌うオープニングテーマは自ら作詞作曲を手がけた「飛花落花」。“風に舞い散る桜吹雪”をイメージし、灯子と煌四が力強く生き抜いていく様子を描いた楽曲で、Coccoがアニメ作品の主題歌を務めるのは今回が初となる。この曲についてCoccoは「この歌が、アニメを制作し世に発信する方々と、またそれをご覧になる視聴者の皆様との間を繋ぐ、やさしく力強い灯火になってくれることを願っています」とコメントを寄せている。
坂本は今年1月から放送された第1シーズンに続き、女火狩り・明楽役で出演。またエンディングテーマも第1シーズンに続き担当することとなる。エンディングテーマの「抱きしめて」は坂本と初タッグとなる大江千里が作詞作曲を手がけたバラード。坂本はこの曲の聴きどころを「『まだ遠くにいる』は登場人物たちを鼓舞するような力強い曲でしたが、今回は雰囲気がガラッと変わりとても穏やかな曲になっています」と語っている。この曲は1月15日に配信リリースされる。
YouTubeでは両テーマ曲を用いた第2弾PVが公開された。
Cocco コメント
「飛花落花」という楽曲は、風に舞い散る桜吹雪をイメージして書き下ろしました。
物語の中でも現実の世界でも、移ろい、繰り返し、打ちのめされ、立ち上がり、
そしてまた生きようと踏み出さずにいられない、生きとし生けるものたちの性(さが)のようなものを、
音で表現し歌に込めました。
この歌が、アニメを制作し世に発信する方々と、またそれをご覧になる視聴者の皆様との間を繋ぐ、やさしく力強い灯火になってくれることを願っています。
坂本真綾 コメント
第1シーズンのエンディングテーマ「まだ遠くにいる」は登場人物たちを鼓舞するような力強い曲でしたが、今回は雰囲気がガラッと変わりとても穏やかな曲になっています。
大きな敵に立ち向かい旅をしている彼らに、大丈夫だよ、未来はきっと良いものになるはずだよと
あたたかい毛布でくるんであげるような音楽です。
現実の世界でも今まさに争いの炎に怯えながら眠れずに過ごす子供達がたくさんいます。
未来ある命をぎゅっと抱きしめてあげたいという気持ち、どんな状況でも希望を捨てずに
抱きしめていて欲しいという願いを込めて作っています。
大江千里さんが優しい曲を書き下ろしてくださいました。