グソクムズの新曲「ユメのはじまり。」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「ユメのはじまり。」は、FODで配信中のドラマ「ペンション・恋は桃色 season2」の挿入歌。今春発売予定のメジャー1stアルバム(タイトル未定)の収録曲で、1月24日に先行配信がスタートした。MVはドラマと同じく清水康彦が監督と脚本を担当。「ペンション・恋は桃色 season2」の舞台であるペンションにグソクムズのメンバーが訪れたという設定で、ドラマ本編と関連した演出も取り入れられている。
また清水監督のほか、ドラマのキャストであるリリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉の「ユメのはじまり。」に対するコメントも公開された。
リリー・フランキー コメント
ある時、夢の始まりについて気付いた事がある。
誰もが、目が覚めて、さっきまで見ていた夢の話をする。どんな夢で、こんな所で終わってしまったのだと。
夢の終りは、みんな覚えていても、その夢がどこから始まったのかは誰も覚えていない。
しかし、本当は現実のように夢には始まりめいた物語などなく、だしぬけに始まっているのだと思う。目が覚めて、覚えている場所から、夢は始まっているのでは、と気付いた。
夢を見ている時間はたった数秒だという。でも現実に、恋というユメのはじまりは数秒もかからない。
始まりめいたものなど本当はなく、夢も、現実の恋も、いつも唐突に始まるものだ。
斎藤工 コメント
懐かしくて新しくて懐かしい。
そっと心根に寄り添ってくれるこの楽曲は、「ペンション・恋は桃色」と言う作品そのものだと思いました。
誰もが気を抜くと心が凸凹になってしまいそうなこの時代に、エンタメがどう寄り添えるのかと個人的には日々思っていますが、グソクムズさんの音楽は、まさにそんな現代の特効薬なのではないかなと。
ありがとうございました。
伊藤沙莉 コメント
個人的にとても好きなテイストであり音楽でした。
ぬくもりを感じ、肩の力が抜けていき、優しい気持ちになりました。
「ペンション・恋は桃色」にもとても合っていて、素敵な推し曲です!
MVも観させていただいて、ドラマとはまた違う時空のお話があって面白かったです。笑
清水康彦監督 コメント
グソクムズメンバーの皆さんには、脚本の段階から読み込んでいただき、このドラマとでしかうまれない素敵な楽曲を届けていただけました。
ユメはまるで風のようにいつかどこかで始まり、どこかへ向かっていく。どこへ向かうのか。どうでもいいことさ、みたいな、細野晴臣さんが手がける主題歌とのリンクも感じられます。ドラマを全話見終わった後に、歌詞を眺めながら楽曲を聴いて楽しんでもらいたいです。