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櫻井和寿、スガシカオ、宮本浩次、アイナら出演ライブを内房総「百年後芸術祭」で

昨年「百年後芸術祭」内で行われた「en Live Art Performance」の様子。
1年以上前2024年02月09日 7:05

千葉県市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の内房総5市で開催中の「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」の一環として、小林武史プロデュースによるスペシャルライブの開催が決定。このライブに櫻井和寿、スガシカオ、宮本浩次、アイナ・ジ・エンド、荻野目洋子、MOROHAが出演する。

「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」はアート作品展示「LIFE ART」と音楽ライブのパフォーマンス「LIVE ART」が両軸として展開されている。今回発表されたライブのタイトルは「通底縁劇・通底音劇」。フランスの詩人アンドレ・ブルトンの作品「通底器」からヒントを得たこのタイトルには、さまざまな分断が可視化された現代で「本来、私たちは根底でつながりあえる(わかりあえる)のではないか?」という思いが込められているとのこと。また地理的な要因として、東京と内房総エリアが東京アクアラインにより海底で“通底”していることも表している。

小林がプロデュースするライブは4月より異なる4会場で行われる。4月6日には富津公園ジャンボプールにて、アイナをフィーチャーしたアートパフォーマンスライブ「不思議な愛な富津岬」を、4月20日と21日にはクルックフィールズで櫻井とスガを中心とした「super folklore」を開催。5月4日と5日は君津市民文化ホールで宮本浩次を中心とした「dawn song」、5月12日には袖ケ浦市民会館で荻野目洋子とMOROHAをフィーチャーした「茶の間ユニバース」が開催される。

各公演ともメインのアーティストのパフォーマンスのほか、さまざまなアート的表現も加えたステージが展開される。チケットに関する詳細は2月20日に発表予定。

千葉県誕生150周年記念事業 百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス

不思議な愛な富津岬

2024年4月6日(土)千葉県 千葉県立富津公園ジャンボプール
<出演者>
出演:アイナ・ジ・エンド / 東京QQQ(アオイヤマダ / かんばらけんた / Kily shakley / KUMI / 高村月 / ちびもえこ / 平位蛙 / MONDO / 山田ホアニータ)
小林武史&スペシャルバンド

super folklore

2024年4月20日(土)・21日(日)千葉県 クルックフィールズ
<出演者>
櫻井和寿 / スガシカオ / Butterfly Studio(guest vocal:Hana Hope / dancer:KUMI / 高村月)/ dance:浅沼圭
小林武史(Key)/ FUYU(Dr)/ 須藤優(B)/ 名越由貴夫(G)/ 沖祥子(Vl)

dawn song

2024年5月4日(土)・5日(日)千葉県 君津市民文化ホール
<出演者>
宮本浩次 / 落花生ズ(ヤマグチヒロコ / 加藤哉子)/ dance:浅沼圭
小林武史(Key)/ 玉田豊夢(Dr)/ 須藤優(B)/ 名越由貴夫(G)/ ミニマルエンジン(四家卯大(Vc) / 竹内理恵(Sax))

茶の間ユニバース

2024年5月12日(日)千葉県 袖ケ浦市民会館
<出演者>
荻野目洋子 / MOROHA / 落花生ズ(ヤマグチヒロコ、加藤哉子) and more
小林武史&スペシャルバンド

小林武史 コメント

「環境問題を考えるときに、欲望と切り離して考えることはできない」
16年前の2008年に、ap bankのイベントとしておこなった「東京環境会議」で僕はこう話しました。音楽という表現にたずさわっている者として、欲望を抑えながら、理想を追い求めることを続けていくことはできないと感じたからです。
「欲望」、つまり自己の利益を考えることと、「環境」、すなわち他者の利益を考えること。(それぞれ逆もあり得るけれど)その両立と共振を考えること、それこそが未来を創っていくことなのではないかと思います。

月日は流れます。2019年に千葉県木更津市にクルックフィールズを作るのを経て、新しい未来を創っていくためのサステナブルなプラットフォームとしての芸術祭を立ち上げることになりました。
市原市で2014年から既におこなわれていた北川フラムさん(僕に地方の営みの大切さとアートとを様々な意識に結びつけて教えてくださった方です)ディレクションによる「いちはらアート×ミックス」とも連動しながら、新しい扉を開けることになります。
それを「百年後芸術祭」と名づけることにしたのは、「芸術」という己の中から生み出されるものと、自分が存在しない「百年後」の環境を共存させた、まさに「環境と欲望」の両立と共振をコンセプトにしたかったからです。

そして、この芸術祭を千葉でやる意味。それは、もちろん千葉や内房総に関わっているからでもありますが、東京に対するカウンターとしてのエリアだということが、都市と自然、物性と精神性、アートとビジネス、利己と利他、現在と未来、環境と欲望、など様々なカウンターパートを考えるこの芸術祭にとってふさわしいと考えたからであります。

経済合理性に強く引っ張られる都市にだけ未来を委ねるのでは危ういことが明らかになってるいま、百年後芸術祭がこれから続いていく未来に対して、何かのきっかけになり、役割を果たしていけることを願っています。

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