3月15日に日本公開されるハリウッド映画「FLY!/フライ!」の日本版主題歌として、マカロニえんぴつが書き下ろしの主題歌「月へ行こう」を提供した。
「FLY!/フライ!」は「ミニオンズ」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を手がけたアニメーションスタジオ、イルミネーション・エンターテインメントの最新作。住み慣れた小さな池を飛び出し、3000キロ離れたジャマイカを目指すカモの一家の大冒険を描く。日本語吹替版では堺雅人、麻生久美子、黒川想矢、池村碧彩、羽佐間道夫、野沢雅子らが声優を務める。
マカロニえんぴつが本作のために書き下ろした主題歌「月へ行こう」は、さわやかながらも力強さを感じさせるロックナンバー。はっとり(Vo, G)はオファーを受けたときの心境を「大ヒットばかりでファンの多いイルミネーション作品なので、お話をいただけた時は嬉しかったです」と語り、楽曲の聴きどころを「カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました」とアピールしている。YouTubeでは主題歌の一部を用いた特別映像も公開された。
マカロニえんぴつ コメント
はっとり(Vo, G)
大ヒット作ばかりでファンも多いイルミネーションなので、お話を頂いた時は嬉しかったです。曲作りに関しては、カモたちが飛んでいるシーンのように、サビで視界がパッと開けるような感じを表現したいなと思い、コードやメロディー、音色もこだわりました。この映画でも描かれていますが、周りの人が引っ張ってくれているから自分の視界が広がったり、誰かといるから自分が好きになるとか、そうやって人生は潤ってくると思うんです。そういうことを聴いてくれた人が思い浮かべてくれたらいいなと思っています。
長谷川大喜(Key, Cho)
キーボードに関しては、カモの家族の温かさや、絆の強さをより押し出せるようにしました。鍵盤は普段レコーディングの卓に繋いで音を録るのですが、今回はアンプを通して録ったり、部屋なりの音を録るために、部屋の真ん中にマイクを置くなど工夫しました。
田辺由明(G, Cho)
映画館は迫力ある音が出せるので、ギターもそこを意識しました。色々とアンプを鳴らしてみたり、マイキングにこだわるなどして、映画の迫力に負けないような楽曲にしたいと思いました。
高野賢也(B, Cho)
曲の中でテンポが変わるのですが、それでも全体の流れは崩さず、一つの曲の中で抑揚をつけることにこだわりました。曲の最後は踊り出したくなるようなアレンジもしています。
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