本日3月6日に東京都内で行われたアニメーション映画「FLY!/フライ!」の舞台挨拶に、日本語吹替版の主題歌を担当するマカロニえんぴつが登壇した。
3月15日公開の「FLY!/フライ!」は「ミニオンズ」シリーズや「スーパーマリオ」などのヒット作を製作したアニメーションスタジオ・イルミネーションの最新作。池から一度も出たことがないカモの一家が個性あふれる鳥たちと出会い、3000kmの大移動に挑む姿が描かれる。
マカロニえんぴつは、声優を務めた堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒー、池村碧彩、羽佐間道夫、関智一、芹澤優とともに登場してトークセッションを展開。吹替版キャストに向けてはっとり(Vo, G)は「この“家族”に居候させてもらってる気持ちですけど、今日仲よくなれたらと思います」とメッセージを送った。7歳の池村が懸命に話す姿には全員がほっこり。はっとりは「甥っ子がいるんですけど、こんなにしっかりしてないなと思って、感動してます」と目を細めた。
さらにはっとりは、本作のために書き下ろした主題歌「月へ行こう」について「愛“かも”知れん」という歌詞が入っております」とまずアピール。映画のストーリーを振り返りつつ「カモの一家も、家族だったり誰かがそばで力を貸してくれないと、渡り鳥になることはできなかった。そういう人が近くにいるって幸せなことだと思うんですね。味方をしてくれる人を思うきっかけになってくれればと思いながら書きました」と明かした。
主題歌のタイトルにちなんで「“月へ行く”ぐらいの大きな挑戦は?」という質問を受けたマカロニえんぴつ。羽佐間がトーク中にボケを連発していたことから、はっとりは「大喜利じゃないですよね?」と警戒しつつ、「音楽をずっと続けていきたいんです。ボーカルは声が商売道具。加齢に伴って声帯の振動数が減っていくわけで、楽曲のキーを下げたりとか抗っていくんですが、逆にパワーアップしていきたいです。あと2オクターブ高い声が出せるように、普段から高い声で会話していきたいですね」と力強く述べ、最後は裏声を響かせる。すると羽佐間は「うまい! 座布団10枚!」とはっとりのトーク力を称賛した。
田辺由明(G, Cho)は「今回ハリウッド映画に携わらせていただいたので、いつかロックの本場であるアメリカのステージで音楽を届けたいです」とコメント。グルメの長谷川大喜(Key, Cho)が「わんこそば150杯を替え玉したんですけど、その記録を更新したいです。インドネシアのルンダンが世界で一番おいしい食べものとして知られていて、“わんこルンダン”だったらいけるんじゃないかな」と答えると、堺は「ルンダン……知りませんでした」と反応した。そして高野は「映画を映画館で観るのがブームになってて、営業開始から終了まで映画を1日中観たいです」と答えた。
続いて会場のスクリーンには登壇者たちが描いたカモのイラストが映し出された。「絵を見られるのは恥ずかしいですね」と堺から声をかけられたマカえんはその言葉にうなずく。長谷川が描いたカモに対しては、登壇者たちから「カラスっぽい」という指摘が。堺からは「それは新たな生物? 」とツッコまれていた。最後にマカえんとキャストは「レッツフライ!」と声をそろえる。そのかけ声に合わせて会場にはキャノン砲が発射された。
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