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9mm結成20周年!“少年”の声を浴び、“Vampiregirl”の頭揺らしたビルボードライブ

「カオスの百年 vol.20」1stステージの様子。(撮影:西槇太一)
約1年前2024年03月23日 3:06

9mm Parabellum Bulletのワンマンライブ「カオスの百年 vol.20」が3月17日に東京・Billboard Live TOKYOで開催された。

“元少年たち”へ「頼りにしてるから!」

この日は9mmの結成20周年記念日。彼らは爲川裕也(folca)をサポートギターに迎え、昼の部を男性限定、夜の部を女性限定公演として異なるセットリストでライブを行い、記念すべき日をファンと一緒に祝福した。

定刻を迎えるとSEが響く中でストロボが激しく点滅し、会場は優雅な空間から一転してライブハウスのような様相に変わる。普段のライブよりも観客とかなり近い距離で、座席が振動するほどの轟音を鳴らした9mmは「Brand New Day」でライブをスタート。長い時間をともにしてきた4人ならではの強固なグルーヴで冒頭からライブチューンを畳みかけ、場内を熱く盛り上げた。

20周年にちなみ、この日を“成人式”と表現した菅原卓郎(Vo, G)。「すべての“元少年たち”に捧げます」という彼の小粋な言葉が、「少年の声」「ロンリーボーイ」の演奏につながった。滝善充(G)の高速タッピングが冴える「モーニングベル」、大合唱が巻き起こった「All We Need Is Summer Day」、この季節にぴったりの「君は桜」など、次々に披露される楽曲に野太い歓声を上げ、9mmワールドに浸った観客たち。そんな彼らに菅原は「みんなが薦めた人に『めっちゃいいバンドじゃん』と言われるようにこれからもがんばります」「頼りにしてるから!」と語りかけた。

名残惜しそうな様子を見せながらも、菅原が「いけるかー!」と観客を煽りライブは終盤へ。「Talking Machine」の冒頭では彼が会場に集まっている“ボーイ”にかけてBOOWYの「B・BLUE」を歌い、喝采を浴びた。ラストを飾ったのは9mmのレパートリーの中でも屈指のライブチューン「Punishment」。BPM230のこの曲が激情あふれるステージングとともに奏でられた。

めかし込んだ“Vampiregirl”たちの心を解放

昼とは打って変わって黄色い声に迎えられた9mmは、夜の部でも1曲目に「Brand New Day」をチョイス。さらに「ハートに火をつけて」で「灰にならないか」と誘い、「Vampiregirl」で「アタマからっぽにしな」と焚き付ける。そんなキラーチューンに心を解放された観客は、手を振ったり頭を揺らしたり、自席で思い思いに音を堪能した。「みんながめかし込んでいる状態、9mmのライブとして違和感ないです。素敵です」と客席を見渡す菅原。彼は「こんな一日なかったなと、ひしひしと感じています」と特別なライブへの思いを語った。

かみじょうちひろ(Dr)の力強いドラミングから始まった「光の雨が降る夜に」、じっくり聴かせるミドルナンバー「Lady Rainy」、ドラマチックに展開する「眠り姫」と続いたライブ中盤。間近で繰り広げられる鮮やかなパフォーマンスに、観客は視線を釘付けにされる。菅原は“女性感”のある選曲をしたと明かしつつ「どんなパートナーを持つ人でも聴けるユニバーサルな曲が多いなと。そう思いませんか?」と話し、観客から同意の拍手を浴びた。

中村和彦(B)がアップライトベースを華麗に回した「キャンドルの灯を」を経て、ライブは最終ブロックに突入。アルバム制作への意欲を口にした菅原は「これからも楽しみにしていてください」と観客の期待を煽った。「TO THE BOYS & GIRLS」という歌詞があることから、またしても「B・BLUE」のカバーが「Talking Machine」の冒頭を飾り、昼の部に負けず劣らずの盛り上がりを見せる場内。そして9mmはあらゆるリミッターを外したかのように「Wildpitch」をハードに演奏し、轟音の余韻を残したままステージをあとにした。

9mmは5月31日に2枚組のライブBlu-ray「act VIII」をリリース。DISC 1には昨年9月に行われた東京・日本武道館公演のライブ映像および設営から撤去までの映像が収録される。DISC 2には19周年記念ツアーよりメンバーの地元で行われた公演と、東京・渋谷La.mama公演、そして東京・LIQUIDROOMでの「Termination」再現ライブの模様が収められる。

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