日本テレビ系新ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」の制作発表イベントが昨日3月30日に東京都内で行われ、主演の間宮祥太朗、キャストの田中樹(SixTONES)、古川琴音、竜星涼、小澤征悦、主題歌を担当するUVERworldが登壇した。
「ACMA:GAME アクマゲーム」は原作をメーブ、作画を恵広史が手がけるマンガ「ACMA:GAME」をもとにした連続ドラマ。99本集めるとこの世のすべてを手に入れることができる“悪魔の鍵”を巡ってデスゲームに挑む人々の姿が描かれる。
日本有数の総合商社・織田グループの御曹司だったが、13年前に大好きな父を謎の組織に殺され、すべてを失った主人公・織田照朝を演じるのは間宮。CGが駆使された初回を鑑賞した間宮は「1話の撮影は記憶的にけっこうさかのぼることになるんですけど、こういう手順で撮影が進んでいくのかと探り探りでした」と振り返る。田中が演じるのは照朝の中学時代からの親友で、照朝にライバル意識を持つ斉藤初(さいとううい)で、「グリーンバックを使って想像の中でやることが多くて、そんなにお芝居の経験がない中で演じてるんですけど、極力NGを出さないようにがんばってます。完成した作品を観たときに、ドラマなのに映画のようなスケールだなと。『すごい撮影をしてたんだな、俺』と感じました」と感想を述べた。
田中の人見知りについて話題が及ぶと、間宮は背中を丸めて「1話を撮影してる段階では樹が小さくなってたよね」と現場での田中の様子を再現。続いて竜星も「俺としゃべってくれなかったよね!」、小澤も「俺も樹に話しかけたとき、無視されたからね!」と田中にクレームを入れる。すると田中本人は「無視してないですよ! なかなかSixTONESのメンバー以外と仕事する機会がなくて、しゃべれないんですよ。皆さん先輩ですし、どう話しかけたらいいか。そうすると皆さんからしゃべりかけてくださるので申し訳なくなるんですよ」と言いつつ、「すぐに人見知りはなくなったと思います。僕のマネージャーが『信じられない』って言ってました。現場が3カ月あってもしゃべらず終わることがあるんですけど、今は撮影楽しんでますもん」と変化を語り、顔をほころばせた。
その後もほかのキャストから話題を振られ、小澤からは「背中がきれいね」と絶賛された田中。「背中、見ます?」と集まったカメラマンに背を向けた田中だったが、思いのほか反応が薄く、「もうちょっとシャッター切ってもらってもいいんですけどね」とつぶやいた。そんな田中は間宮と特に仲がいいようで、古川からは「SNSに“まみじゅり”って言葉があると知ったんですけど、撮影中はほとんど“まみじゅり”っていう感じで、最近は目だけで会話してますよね」と指摘される。これを受けて田中は「ふざけまくってるときですね」と答えた。
イベントではドラマの初回が上映され、UVERworldの新曲「MEMORIES of the End」が主題歌であることが明らかになった。ステージにはUVERworldがサプライズで登場し、メンバーを代表してTAKUYA∞(Vo)が 「革新的な作品に携われることと物語をより彩れることをうれしく思います」とコメント。ドラマのために書き下ろした「MEMORIES of the End」について「表現されている人間の強さや弱さ、愛情にインスパイアされました。忘れられないようなメロディと歌詞を組み合わせていって、より映像の感動を伝えられるように作りました」と思いを語る。
主題歌を聴いた間宮は「素晴らしい楽曲をありがとうございます」と感謝しつつ、「大切な人というのがドラマのテーマになっていて、譲れないものを懸ける悲哀と力強さを楽曲からも感じられましたし、壮大なスケール感をさらに増幅させてくれるような素敵な曲でした」とその魅力を直接伝えた。するとTAKUYA∞は「ちゃんと曲を理解していただいてホントにうれしいですね」と感激していた。イベントの最後には間宮が「去年の10月から撮影していて、とても大きなプロジェクトですし、これから放送になるのが楽しみです。皆さんに作品を楽しんでいただいて、1つのムーブメントになっていければうれしく思います」とドラマを楽しみにしている視聴者にメッセージを送った。
日本テレビ系「ACMA:GAME アクマゲーム」
初回放送:2024年4月7日(日)22:00~23:25(※30分拡大)
※以降毎週日曜日22:30~23:25放送