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ego apartment、Enfants、SuiseiNoboAzが激突!それぞれの個性で沸かせた渋谷の夜

ego apartment、Enfants、SuiseiNoboAz。(撮影:井上恵美梨)
2年近く前2024年03月30日 10:06

3月27日に東京・Spotify O-nestでライブイベント「ライブナタリー “ego apartment × Enfants × SuiseiNoboAz”」が開催された。

トップバッターを務めるego apartmentは、メンバーそれぞれが定位置に付くと「Call me」で軽やかにライブをスタート。オルタナティブなサウンドに乗せて、Shu(G, Vo)のハイトーンボイスとZen(G, Vo)の艶のある歌声を響かせた。そのままアーバンなムード漂う「mayonnaise」「N o o N」を軽快に届けて会場をダンスフロアへと変貌させた。MCではZenが「そろそろ終わりに近付いてきました。あっという間ですね」とつぶやくと、Dyna(B)がすかさず「Zen、まだ半分残ってるで」とツッコミを入れるなど、演奏中のクールな姿とは異なるやりとりに場内は和やかなムードに包まれた。ego apartmentはZenの「今日はすごくいいイベントになりそうなので、みんなで盛り上がっていきましょう!」の言葉でライブを再開すると会場の熱気をじわじわと高めていき、最後は「Loose」をエネルギッシュにパフォーマンスした。

続くEnfantsのライブは終始、蛍光灯のようなシンプルなライティングの下で行われ、その独自の存在感を示すかのようなストイックなステージが展開された。彼らは静かな立ち上がりから一気に感情を爆発させる「HYS」で会場の空気を支配し、続く「惑星」では松本大(Vo, G)が温かくもどこか憂いを帯びた歌声を響かせるなど圧倒的なボーカリゼーションで観客を魅了。さらに未発表の新曲をパフォーマンスするという大盤振る舞いでファンを喜ばせた。ライブ中盤、松本は開演前に出演者全員で集合写真の撮影をしたことを明かし、「お互いにまだ挨拶をしてないわけですよ。これはナタリーに対する愚痴なんですけど、先に自己紹介する時間がないと和気あいあいと集合写真は撮れなくない?(笑)」と毒づいて会場の笑いを誘った。その後Enfantsは「デッドエンド」でオーディエンスを再び熱狂の渦に巻き込み、約40分のステージを駆け抜けていった。

トリを務めるSuiseiNoboAzは「群青」でライブ開始の狼煙を上げると、続く「liquid rainbow」では石原正晴(Vo, G, Sampler)の淡々としたポエトリーリーディングと腕利きのメンバーが紡ぐ重厚なサウンドで楽曲の世界を具現化。そのまま体の芯まで響くような音圧で初期のキラーチューン「ultra」「水星より愛をこめて」を繰り出し、オーディエンスを圧倒した。「フレッシュな2組のあとにしんがりを仰せつかりまして、どこまで大人げなくなれるかの戦いをしております」とにこやかに話す石原。彼は「ミソとパンロッカーは古ければ古いほうがよい!」と告げて新曲「MISO」の演奏をスタートさせると、その言葉とは裏腹に老いや古さを一切感じさせないフレッシュな演奏とボーカルを会場いっぱいに響かせた。SuiseiNoboAzはその後、1000年後の未来を見つめながら「俺のこの音楽は 千年は余裕で壊れない」と力強く宣言する「3020」や、メンバーが一体となって鬼気迫る熱演を繰り広げる「PIKA」をプレイしてライブ本編を終了。アンコールでは最新アルバムのラストを飾る「それから」を丁寧に演奏し、会場に深い余韻を残してこの日の公演を締めくくった。

セットリスト

「ライブナタリー “ego apartment × Enfants × SuiseiNoboAz”」2024年3月27日 Spotify O-nest

ego apartment

01. Call me
02. mayonnaise
03. N o o N
04. the wire
05. Weigh me down
06. mad cooking machine
07. NEXT 2 U
08. REACH!
09. pools
10. huu
11. TV
12. Loose

Enfants

01. HYS
02. 惑星
03. 化石になるまで
04. ※未発表曲
05. R.I.P.
06. ニューワールド・ガイダンス
07. 凡人ダグ
08. Play
09. デッドエンド

SuiseiNoboAz

01. 群青
02. liquid rainbow
03. ultra
04. 水星より愛をこめて
05. THE RIDER
06. MISO
07. 3020
08. PIKA
<アンコール>
09. それから

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