Hi-FiオーディオブランドTechnics(テクニクス)の新プロジェクト「忘れられない風景と音楽 プロジェクト」が本日4月22日にスタート。深根が書き下ろした新曲「あの空とおく」を使用したコンセプトムービーおよび音声広告にて、ナレーションをたかはしほのか(リーガルリリー)と歌人の木下龍也が担当している。
「忘れられない風景と音楽 プロジェクト」は完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」で思い出の音楽を聴くことで当時の風景と記憶を再生し、自分自身の心を取り戻すというコンセプトのプロジェクト。新生活シーズンで多くの人が疲れやストレスを感じやすい春に、第1弾として思い出の楽曲と写真、エピソードを募集するSNS投稿キャンペーンを展開するほか、本日から4月28日まで六本木や下北沢、渋谷の駅構内でポスター広告が掲出される。グラフィックには写真家の仁科勝介の作品が使用されている。
コンセプトムービーは“あの場所で聴いていたあの曲”の記憶を紡ぐ「A面」「B面」の2つの物語。「A面」のナレーションを担当したたかはしは、収録を振り返り「ナレーションというお仕事は、言葉をラッピングしていく感じなんだなと思いました」とコメントしている。また深根は「あの空とおく」について「聴く人の持つひとつとして同じもののない景色、その朝にも夜明けにも、夏にも冬にも溶け出せるような音」を目指したと語っている。
SNS投稿キャンペーンはInstagramおよびX(Twitter)にてハッシュタグ「#忘れられない風景と音楽」を付け、思い出の音楽に該当する楽曲名&アーティスト名、自身が撮影した風景写真またはエピソードを募集するというもの。選出された投稿はテクニクスおよびパナソニックの広告に、選出された楽曲はSpotifyにて「Technics 完全ワイヤレスイヤホン EAH-AZ80」の公式プレイリストに使用される。キャンペーン期間は5月31日まで。詳細は特設サイトにて確認を。
たかはしほのか(リーガルリリー)コメント
ナレーションというお仕事は、言葉をラッピングしていく感じなんだなと思いました。本番でマイクに声を乗せて録音していくまで、実際にその感覚がわからなくて。やってみたらまるでプレゼントの作り方みたいで。とっても楽しかったし、とってもぜいたくな経験でした。こういう経験ができてよかったです。
深根 コメント
音楽を聴いて思い出す景色、子どもの頃から同じ曲をループし続けるタイプだったのでかなり鮮明にあります。そういう懐かしい日々や大切な時間に思いを巡らせるとき、明るく楽しい感情だけで胸が満たされることがないことを、愛しい苦味だなと感じます。ナレーションに登場するシーンのように聴く人の持つひとつとして同じもののない景色、その朝にも夜明けにも、夏にも冬にも溶け出せるような音を目指して曲作りをしました。
木下龍也 コメント
あなたの過去をあなたと同じように思い出せる人はいない。だから、他の誰でもなく、あなたに思い出してほしい。思い出はきっと、その先にいるあなたの背中をあたためてくれる。いただいた原稿を読みながら、そんなことを感じました。初めてのナレーションを終えた帰り道、電車の窓から雨を見ながら聴いていたたかはしほのかさんの歌声。僕にとっての「忘れられない風景と音楽」が、またひとつできました。
仁科勝介 コメント
写真を使用していただきうれしいです。特別な風景ではなく、ふと目の前に広がっていた日常風景なので、写真たちにとっても喜んでくれたらうれしいなと思っています。普段は大きくスポットライトが当たらないかもしれないけれど、小さく深く、心の片隅に残っているような風景。そうしたささやかな機微を、これからも探していきたいです。