槇原敬之の新曲「うるさくて愛おしいこの世界に」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
本日5月1日に配信リリースされた「うるさくて愛おしいこの世界に」は、槇原が8月公開予定の映画「マンガ家、堀マモル」の主人公の目線で制作した楽曲。同映画のエンディングテーマに使用される。MVのアニメーションはえむめろ、イラストはこりゆが担当した。
「マンガ家、堀マモル」は、昨年10月に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われたイベント「渋谷音楽祭『公園通りレコード インストアライブ』」にて槇原と共演したシンガーソングライター・setaが原作を手がけた映画。主題歌には本日配信リリースされた彼の新曲「さよなら僕ら」が使われる。
なお「うるさくて愛おしいこの世界に」と「さよなら僕ら」のジャケットはsetaが描き下ろした。
seta コメント
はじめまして。
「マンガ家、堀マモル」の原作と映画の主題歌「さよなら僕ら」を描いたsetaと申します。
漫画家としてまだ売れていないけれど…「描きたい!」「描くんだ!」
そんなマモルと同じような衝動で、わたしは数年前、真っ白なWordにこの物語を描き始めました。
そしてこの映画のプロデューサーや監督さんと出会い、山下さんにご出演いただくという想像もしていなかった流れを経て、今こうして皆様にも「堀マモル」という一人の男の子に、マンガや映画で触れていただけること、信じられない気持ちと感謝でいっぱいです。
コンプレックスを不器用がゆえのまっすぐさで超えていく堀マモルの背中をみなさんに見届けて頂けたら幸いです。
槇原敬之 コメント
オファーをいただき、若い方と一緒に仕事ができる機会はなかなかないので、
僕からも手を上げさせていただきました。
脚本をいただいて、読み進めていくうちに、ものすごく感情移入してしまって。
僕自身も主人公の堀君と同じように、思っていることをぐっと飲みこんでしまうところがあり、
見透かされているような感じがしたのかもしれません。
登場人物がみんな愛しくて、泣きながら周りの人と話をしながら読みました。
堀君の目線になって曲を書かせていただきました。