JO1が本日5月1日に東京・豊洲PITでイベント「JO1 8TH SINGLE "HITCHHIKER" PREMIUM PRE-SHOWCASE『Where is my love?』」を開催した。
雨男・河野純喜、絶好調
JO1は5月29日に8枚目のシングルとなる「HITCHHIKER」をリリースする。リリースに先駆けて行われた今回のイベントには約2300人のJAM(JO1ファンの呼称)が集結した。JO1の11人は「HITCHHIKER」収録曲のパフォーマンスを初披露したほか、5日後に24歳の誕生日を迎える金城碧海へのバースデーサプライズも。ライブありゲームコーナーあり、盛りだくさんの1時間で集まったJAMを楽しませた。
「盛り上がっていきましょう!」という声とともに、ショーケースは「Test Drive」でスタート。阪神タイガースの2024年度「VICTORY DISCO」とのコラボソングであるこの曲にはピッチングやバッティングを思わせる振りが盛り込まれており、11人は冒頭からキャッチーでエネルギッシュな歌とダンスを見せて会場を盛り上げた。曲を終え、リーダーの與那城奨が「今日は足元の悪い中ありがとうございます」と来場者を労うと、河野純喜は「JO1の雨男、河野純喜です!」と元気いっぱいに自己紹介して会場中を笑わせ「大雨ということは、僕が今日をすごく楽しみにしていたということです!」と続ける。すると木全翔也は自身のターンで「僕らのライブで雨を吹き飛ばすので、帰る頃には雨が止んでると思います!」と自信たっぷりに宣言した。
メンバーがスタッフ化? 「運命の赤い糸」ゲーム
自己紹介を終えると、「HITCHHIKER」のコンセプトである「愛を探して旅立つ」にちなんだゲームを楽しむコーナーへ。最初の企画「運命の赤い糸」は、メンバーが無数の赤い糸から1本を順に選び、引き当てた景品の点数を合算して20ポイント獲得を目指すというもの。年齢が若い順に糸を引いていくことにしたメンバーだったが、トップバッターの豆原一成はマイナス5ポイントの「スタッフ腕章」を引き当ててしまい、ゲーム終了までスタッフとしてメンバーをサポートする側に回ってしまう。3番目の金城もスタッフ腕章を引き、早くも2人体制となった“スタッフ”は、素早くゴミを回収したり、水分補給をサポートしたりと献身的にメンバーをケア。そんな中、ウーパールーパーのぬいぐるみを引き当てて5ポイントを加算した木全は「ウーパールーパー、スーパーカー、ピーター・パーカー!」と巧みな言葉遊びを即興で披露してメンバーとJAMを盛り上げた。3人目のスタッフとなってしまった佐藤景瑚、ハート型のぬいぐるみをゲットした河野、豆柴のぬいぐるみを当てた白岩瑠姫まで終えた時点で、メンバーが獲得した点数は11ポイント。残る2人がともに5ポイントの景品を引き当てないと失敗という状況で、10人目の川尻蓮が引いたのは3ポイントのお菓子。チャレンジ成功は叶わず、JO1は罰ゲームとして、JAMの前で腕立て伏せ15回を行った。
「やっぱりこのメンバーが…」“ハートスナイプ”の行く末
続く企画は「ハートスナイプチャレンジ」というもの。これは、後ろを向いて1列に並んだ11人が「Test Drive」の曲中に全員異なるタイミングで振り返り、決めポーズができるかを試すゲームだ。さっそくチャレンジがスタートすると、イントロで勢いよく振り返った佐藤を皮切りに、メンバーは抜群のチームワークを見せてテンポよく1人ずつ振り返っていく。最後まで粘った白岩と鶴房汐恩が順にポーズを決め、このチャレンジは見事一発成功。それぞれの個性がにじむ振り返りポーズを観ていた與那城は、思わず「観てるの楽しい!」と感想を漏らす。その勢いのまま、今度は歌唱込みでこのチャレンジをすることにしたメンバーだったが、ここでは豆原と鶴房、佐藤と川西拓実がそれぞれ同じタイミングで歌ってしまい、チャレンジは失敗に。罰ゲームのセンブリ茶を前に、4人は「やっぱりこのメンバーが飲むんやろうなあ(笑)」「アホばっかや」とボヤきながら、「チーム友達!」と乾杯してセンブリ茶を飲み干していた。
ライブパートで初披露曲続々
11人が大騒ぎで盛り上がったゲームコーナーを経て、ミニライブの時間には「HAPPY UNBIRTHDAY」「Lemon Candy」「Love seeker」の3曲がJAMに届けられた。川西が作詞作曲を手がけた「HAPPY UNBIRTHDAY」ではファンキーなグルーヴを乗りこなす11人の洒脱な歌とダンスがフロアの熱気をグッと引き上げる。河野が「僕の愛してやまない“ヨンファヒョン”(CNBLUEジョン・ヨンファ)が作曲してくれた曲」と紹介した初披露楽曲「Lemon Candy」は、河野自身も作詞に参加した楽曲。ステージがレモンイエローの光に包まれる中、河野や川西、金城はサビパートで甘くさわやかな歌声を響かせ、11人は軽やかなクラップでJAMを自分たちのパフォーマンスに巻き込んでいった。
ライブパートの最後を飾った「HITCHHIKER」のリードトラック「Love seeker」も、この日が初披露。鮮やかなフォーメーションチェンジと息のそろった群舞で楽曲の世界観をJAMの目の前に浮き上がらせつつ、エッジィかつ楽しげなボーカルリレーでも聴衆を魅了したJO1。曲を終えるなり、與那城は「“ラブ”のポーズがいろいろあったと思うけど、皆さん気付きましたか?」とJAMに呼びかけ「この曲でたくさんラブを届けられたらと思います」と意気込んだ。
金城碧海、24歳を目前に
パフォーマンスを終え、大平祥生は「ひさびさにJAMに会えてうれしかった!」と笑顔。川西も「本当にずっとJAMに会いたかったです。やっと会えてハッピーな気持ちです」と続き、與那城は「もっともっとライブしたいなと実感した1日でした」と思いを語った。このままイベントは終了するかと思われたが、ここでメンバーは5月6日に誕生日を迎える金城をサプライズで祝福する。運ばれてきたケーキをひと口ほおばった金城は「動いたあとの糖分、染みるー!」と噛み締め、24歳を迎えようとしている今の心境について「僕自身よりいっそうがんばりたいですし、JO1は11人いてのJO1なので、これからもがんばっていきます」とコメント。そして「最近、昔の写真を見返していたんですけど、そのときに『今この場に立てているのも、すべてJAMのおかげなんだな』と感じてウルッときたんです。これからも一緒に、世界へ向けて走っていきましょう。JAMのことずっと、僕らが守っていくから。だからこれからも、ハッピーボーイ・金城碧海をよろしくお願いします!」とJAMに語りかけ、メンバーとJAMから温かな拍手と歓声を送られていた。