加藤いづみが6月7日に東京・I'M A SHOWにて、1998年発表のアルバム「SAD BEAUTY」のタイトルを冠したライブを行う。
「SAD BEAUTY」は加藤の通算7枚目のオリジナルアルバムとしてリリースされた作品。1993年にフジテレビ系ドラマ「悪魔のKISS」の挿入歌「好きになって、よかった」で大ブレイクした加藤が上田ケンジをプロデューサーに迎えて作り上げた、それまでの作品とは一線を画すエッジィな楽曲が数多く収められている。発売時、ファンの間では賛否を呼んだ1枚だったが、儚く切ない“SAD BEAUTY”というタイトルは加藤がデビューした頃からの自分に課したテーマで、彼女にとってこのアルバムは「間違いなく自分のターニング・ポイントになった作品」だという。
今回のライブは、上田がバンマスを務めた小泉今日子の2022年のツアーに、加藤がコーラスで参加し再会したことがきっかけ。「また一緒にやりたいね!」と意気投合した2人は、「やれることは、やれるううちに、自身の聴きたい音楽をやろう!」とアルバムレコーディングに参加したギタリスト・西川進にも声をかけ、「SAD BEAUTY」ライブ開催に至った。3人がライブで共演するのは20年以上ぶり。当日はさらに渡辺シュンスケ(Key / Schroeder-Headz)、 河村吉宏(Dr)も演奏に加わる。ライブでは「SAD BEAUTY」からの楽曲はもちろん、同じく上田のプロデュースで制作された1999年のアルバム「Spring-a-ring-a-ring」収録曲「元気でね、バイバイ」「切なく青い空のページ」、さらに「好きになって、よかった」「ZERO」「シャンプー」といった加藤の代表曲もこのメンバーで演奏される予定だ。チケットは各プレイガイドにて明日5月11日10:00に発売開始。
加藤いづみ “SAD BEAUTY”
2024年6月7日(金)東京都 I'M A SHOW
<出演者>
加藤いづみ / 上田ケンジ(Band Master / B)/ 西川進(G)/ 渡辺シュンスケ(Key)/ 河村吉宏(Dr)