大阪のパンクバンド・かずき山盛りのモリヲ(Dr)が昨日5月22日付けでバンドを脱退したことを発表した。
モリヲは脱退を発表し、「今後のライブやツアーやワンマンも控えており、楽しみにしてくださっていた方々もいるにも関わらず、突然のお知らせになってしまい大変申し訳ございません」と報告。脱退理由については「ベースボーカルの、メンバーに対するモラハラやメンバーのイメージを下げる虚言の吹聴、バンド活動の独裁的な進め方などによるストレスの蓄積により心身共に限界を感じたため」とし、「このような一面は基本的にメンバーにしか見せないため、彼の周囲からのイメージからは想像しがたく理解を得るのは難しいかと思いますが、以前からこのような問題は度々あり、ごく一部第三者は事実として確認したこともございます」と付け加えている。またモリヲは、「活動当初からは考えられないほどたくさんの方々がこのバンドに関わってくださり、おかげで色々な経験をさせていただくことができました。このような出会いや経験は大袈裟ではなく本当に宝物です。本当にありがとうございました」と各所への感謝を伝えつつ、今後については、「別の形で前向きに進み、これからも自分の活動について発信していきたいと思っています」としている。
一方、イサム(B, Vo)は一夜明けて、X(Twitter)を更新。彼はバンドのために全力を注いでいたことに触れながら、「1人で背負い込み、失敗したら全部自分の責任だと考えていました。結果独裁的と言われてしまえばそうなのかもしれません。帰りの車の反省会で演奏技術やMCに関してメンバーにきつく言うことはありました」と反省の弁を述べている。また彼は「こんな内部事情を応援してくださるみなさんに見せてしまったのはプロとして失格だと思います」との思いを明かしつつ、「ライブは止めません。お客さんにはライブで全部返しています」と表明。本件について全容を知っているのはメンバー、レーベルスタッフ、マネージャーを含む8人のみとのことで、「SNSだとどうしても前後がわからない一部分だけでの判断になってしまうと思います。なので自分はもうこの件に関して発言しません。実は真面目だと思われるのも嫌だし」とつづっている。
なおアズマ(G)はXで「モリヲはんありがとう 本当に色々お世話になんました 最近精神的にもかなりしんどそうだったのでゆっくり休ませたげてくだせい」とコメントした。