ReoNaと小説投稿サイト「monogatary.com」がコラボしたコンテスト「ReoNa×傘村トータ コラボコンテスト」が開催される。
「monogatary.com」は運営より出される「お題」に対して自由に物語を投稿でき、それに対して挿絵やコメントを付けるなどさまざまなリアクションをして遊べる小説投稿サイト。今回のコンテストではReoNaが5月17日にリリースした新曲「オムライス」をお題に、歌詞内に登場する”オムライス”にフィーチャーした物語を募集する。大賞作品をもとにした“漫画ミュージックビデオ”の制作も予定されている。
ReoNaはコンテスト開催にあたって「『オムライス』という楽曲から、素敵な物語に出会えますように。あなたにとっての『オムライス』を、読ませてください」とコメント。楽曲の作詞作曲を手がけた傘村トータも「あなたの言葉で紡ぐ『オムライスから見たあの子』のストーリー、お待ちしています」と呼びかけている。
なお本日5月24日21:00に「オムライス」のミュージックビデオがYouTubeでプレミア公開される。MVには黒川想矢が出演している。
ReoNa コメント
「あの子はのめり込みすぎるから、あんまり本を読ませすぎない方がいいんじゃないか」
今は亡き祖父に、小さい頃言われていたそうです。
文字に込められた経験に。
文字に込められた誰かの想いに。
揺さぶられて、涙して、笑って、考えて。
身体中を巡って、“私“と一つになっていく。
周りから心配されるぐらいに、文字の世界の虜でした。
けれど、あの時の私が、今の私を形作っています。
全くそのままおんなじ体験をしているわけじゃなくとも、自分の記憶の欠片に刺さって、響いて。
聴く前より、読む前より、心のどこかが動く。
音楽にも物語にも不思議とそんな力があると思っています。
「オムライス」という楽曲から、素敵な物語に出会えますように。
あなたにとっての「オムライス」を、読ませてください。
傘村トータ コメント
傷を負って。傷負わせて。
歌詞にはそう書きましたが、
傷を負わせることのほうが、
圧倒的に多い人生でした。
自分で自分を捨ててしまいたかった。
私がゴミになりたかった。
私の業を肩代わりして、
ゴミ箱に捨てられたオムライス。
あなたの言葉で紡ぐ「オムライスから見たあの子」のストーリー、
お待ちしています。
黒川想矢 コメント
この歌を初めて聞かせていただいたときから、歌詞がぼくの頭にこびりついています。
とくにお皿ではなく、お弁当箱に詰められたオムライスの意味を何度も考えてしまっています。
撮影当日、最初のシーンは草原にベッドを置いてその上でラストシーンを撮影したのですが、今まで経験をしたことがなかったし、これからもたぶんないだろうという経験ができたのでとても印象に残っています。
みなさんにも「オムライス」をぜひ聞いていただきたいですし、MVも観ていただけるとうれしいです!