Devil ANTHEM.が昨日6月11日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でワンマンライブ「Devil ANTHEM. 10th Anniversary Year SPRING→SUMMER TOUR 2024 FINAL TOKYO『十年十夏(じゅうねんとなつ)』」を開催した。
オープニングSEからひと味違うデビアン
このライブは3月にスタートした結成10周年記念ツアー「Devil ANTHEM. 10th Anniversary Year SPRING→SUMMER TOUR 2024」の千秋楽。開演時刻を迎えると毎度おなじみのSEが場内に鳴り響くが、今回のライブはオープニングの段階からひと味違う。迫力満点の照明、VJ、CO2の演出に合わせて特別なアレンジが施されたSEがオーディエンスの歓声を誘った。ステージに堂々と姿を現したデビアンは「LOVE~極~」でライブをスタートさせ、聴く者の心臓まで揺らすような重低音に乗せて歌とダンスを届けていく。5月29日に配信リリースされた新曲「ちょまっ!」も披露され、“限られた時間”をテーマに、今を全力で走るグループの心情や思いがダンサブルなサウンドとともに表現された。
大勢の観客で埋まったフロアを見渡し、喜びをあらわにした5人はその後もパワフルなパフォーマンスを畳みかける。ミラーボールがきらめく中で「ミッドナイトドライブ」「STARLIGHT CIRCUS」が披露されると、場内がまばゆい光と心地よい高揚感で満たされた。ライブ中盤の幕間映像では7月20日に結成10周年を記念したデビアンの初写真集が発売されること、8月21日に東京・Spotify O-EASTでツアー追加公演が行われることが明らかに。Spotify O-EAST公演ではセットリストの全楽曲が生演奏で届けられる。
夏の新衣装でサマーチューン連発
フロアから歓声が沸き起こる中、デビアンは黄色と黄緑のコンストラストがまぶしい夏の新衣装でライブの後半戦へ。竹越くるみの「みんなの夏を最高の夏にすることを約束します!」という宣言を経て「Fantastic90」「トロピカベイベー」といったサマーチューンを連発し、夏の到来を告げる。「EMOTIONAL」の曲中には竹本あいりが「みんながここにいるからここに立てています!」とファンへの感謝の思いを叫び、場内にエモーショナルなムードが充満。ラストスパートはメジャー1stアルバムの表題曲「Blue Youth」をはじめ、青春を感じさせる楽曲が並び、「Fever」では金色のテープが勢いよくフロアに放たれた。
アンコールは「Archangel」で神々しく幕を開け、MCに入るとメンバーがツアーを駆け抜けられたことに対する感謝の気持ちを言葉に。そして場内にシャボン玉が舞う中で「ライン」が披露され、ライブが感動的に締めくくられるも、フロアのファンからはダブルアンコールを求める声が止まない。再びステージに登場したデビアンは初期曲「ココロカラ」をラストに歌唱し、Zepp DiverCity(TOKYO)公演をフィナーレへ導いた。
セットリスト
「Devil ANTHEM. 10th Anniversary Year SPRING→SUMMER TOUR 2024 FINAL TOKYO『十年十夏(じゅうねんとなつ)』」2024年6月11日 Zepp DiverCity(TOKYO)
01. LOVE~極~
02. Fake Factor
03. VS
04. minnadeiko
05. ちょまっ!
06. ミッドナイトドライブ
07. OMONPAKARU
08. STARLIGHT CIRCUS
09. えっとねれみしー
10. シアワセクラップ
11. Fantastic90
12. トロピカベイベー
13. あなたにANTHEM
14. Like a 熱帯夜
15. ユカイダンサー
16. EMOTIONAL
17. Blue Youth
18. tobira
19. ONE DAY
20. ar
21. Fever
22. ①②③④⑤
<アンコール>
23. Archangel
24. by your side
25. ライン
<ダブルアンコール>
26. ココロカラ
ライブ情報
Devil ANTHEM. 10th Anniversary Year SPRING→SUMMER TOUR 2024 追加公演 #でび夏霞演奏会(でびなつがすみ・えんそうかい)
2024年8月21日(水)東京都 Spotify O-EAST