一般社団法人B-Side Incubatorが次世代を担うインディペンデントアーティストのための特別講座「B-Side School」を開講する。
一般社団法人B-Side Incubatorは、インディペンデントに活動する音楽アーティストを支えるコミュニティ。インキュベーション / スクール / シンクタンクの3つの機能を通じて、アーティストを取り巻くエコシステムの形成とクリエイターエコノミーの活性化に取り組んでいる。
全11回の特別講座では「音楽プロモーション」「MV」「マネジメントチーム」「コレクティブ」「メンタルヘルス」「資金調達」「法律・契約」「AI」といった各トピックについて専門家から学べる機会を提供。オフラインでは音楽プロデューサーのstarRoとマイカ・ルブテがメンターを務め、「長期的にどのようなアーティストになりたいのか」を考えるワークショップを実施する。
B-Side Incubatorでは7月18日までPeatixで参加応募を受け付ける。オフラインのワークショップは最大収容人数が40名のため、応募者多数の場合は抽選となる。
「B-Side School」プログラム
第1回(8/1):ワークショップ「なぜインディペンデントなのか? それぞれが理想とする音楽活動のあり方を考える」
講師:starRo(音楽プロデューサー / B-Side Incubator理事)/ つやちゃん(ライター / B-Side Incubator理事)/ 岡田弘太郎(B-Side Incubator代表理事)
第2回(8/15):「聞いてもらいたい人に楽曲をどうやって届ける?──活動規模ごとの音楽プロモーションの方法を考える」
講師:西村謙大(株式会社CotoLab. 代表取締役CEO)
第3回(8/29):「アーティストの世界観をどのようにビジュアルで表現する?──気鋭の映像作家と考える、これからの映像コミュニケーション」
講師:大平彩華(アニメーション作家)
第4回(9/12):「コレクティブで活動することの意味って何だろう?──w.a.uと考える、次なる音楽シーンの立ち上がり方」
講師:Kota Matsukawa / voquote(クリエイティブ・レーベル / コレクティブ 「w.a.u」CEO、ファウンダー、プロデューサー)/ つやちゃん(ライター / B-Side Incubator理事)
第5回(9/26):「アーティスト活動を支えてくれるマネジメントチームをどうつくる?──CANTEENの実践とともに考える」
講師:遠山啓一(CANTEEN代表)
第6回(10/10):中間ワークショップ「自身のアーティスト活動に活かせるポイントをまとめる」
講師:starRo(音楽プロデューサー / B-Side Incubator理事)、マイカ・ルブテ(音楽プロデューサー / シンガーソングライター / B-Side Incubator理事)/ つやちゃん(ライター / B-Side Incubator理事)/ 岡田弘太郎(B-Side Incubator代表理事)
第7回(10/24):「インディペンデントに活動する上で知っておきたい法律や契約の知識って?──音楽表現を支える法的サポートを、Law and Theory発起人と考える」
講師:水口瑛介(アーティファクト法律事務所 代表弁護士)
第8回(11/7):「活動を持続化するために、自身の心やメンタルをどうケアする?──創作活動における不安とのつきあい方を考える」
講師:starRo(音楽プロデューサー / B-Side Incubator理事)
第9回(11/21):「創作活動において『お金』とどう向き合う?──さまざまな資金調達のアプローチを知る」
講師:武田信幸(LITE / 行政書士)、 宮田‘レフティ’リョウ(音楽プロデューサー / OIKOS MUSIC 代表取締役)
第10回(12/5):「音楽表現や創造性を拡張するために、AIをどう活用する?──Neutone徳井直生と考える、AI時代のアーティスト像」
講師:徳井直生(アーティスト / 研究者)
第11回(12/19):最終ワークショップ「アーティストとしてのこれからの活動プランをまとめる」
講師:starRo(音楽プロデューサー / B-Side Incubator理事)、つやちゃん(ライター / B-Side Incubator理事) / 岡田弘太郎(B-Side Incubator代表理事)