永瀬廉(King & Prince)、坂東龍汰、前田拳太郎が声優キャストを務めるアニメーション映画「ふれる。」が10月4日より上映される。
「ふれる。」は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」の監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀が手がけるオリジナル長編アニメーション。同じ島で育ち、20歳になった現在は東京・高田馬場で共同生活を送る小野田秋、祖父江諒、井ノ原優太の幼馴染3人と、彼らが島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」を巡る物語だ。
永瀬、坂東、前田はオーディションでキャストとして選ばれ、アニメーション映画の主演を初めて務めることに。言葉でのコミュニケーションが苦手な少年・秋を永瀬、秋が「ふれる」と出会ったことで心がつながった幼馴染・諒を坂東、同じく幼馴染の優太を前田が演じる。本作には主演3人のほかに、白石晴香、石見舞菜香、皆川猿時、津田健次郎といった面々も出演する。
また「ふれる。」の主題歌が、YOASOBIが映画のために書き下ろした新曲「モノトーン」に決定。長井監督はYOASOBIにオファーした経緯について、「今や、SNS等を通じて誰もが誰とでも繋がれる。だからこそ誰に何を伝え、どんな想いを共有したいのかを選ぶことがひとりひとりに求められていると考えています。この作品を通して、その気持ちを込めて作っていて、音楽の面でもお客様にそれを伝えるには、どんな人に主題歌をお願いしたら良いのだろうか?とスタッフ一同で思案した結果、歌詞(言葉)に唯一無二の力を持ち、人の心に強く“ふれる”ことが出来る楽曲を創り出せるYOASOBIさんしかいないと思い、お願いしました」とコメントしている。
YouTubeでは「ふれる。」の予告編、長井監督と主演3人のインタビュー映像を公開中。
永瀬廉 コメント
様々な方々がオーディションを受けられている中で、自分がチャンスをつかみ取れたこと、そして「秋」という役を演じさせていただけることがめちゃめちゃ嬉しかったです。と同時に、僕がこれからどう「秋」を演じていこうかな?というワクワクが同時にグッと上がってきました。「ふれる。」はコミュニケーションの大切さ、日常生活での人とのつながりを改めて考えさせられるような作品です。年齢、世代問わず今だからこそ見ていただきたい作品になっています。楽しみにしていてください。
坂東龍汰 コメント
オーディションを受けた際は、まさか自分に決まると思っていなかったので素直に嬉しかったです。
声の仕事は初めてで、楽しみな気持ちと「自分に務まるのかな?」という不安な気持ちもありました。
ストーリーが本当に面白くて、シナリオを読む手が止まらなくなるほど、一瞬で引き込まれました。
改めて人との繋がり方や関係について考えさせられるような物語。更に、この物語の世界をパワーアップしてお届けできたらと思っています。
前田拳太郎 コメント
昨年末に、2024年の目標として「アニメーションの声優をやりたい」というものを掲げました。
それが、年末に受けたオーディションで昨年中に夢が叶ってしまって、嬉しすぎて部屋で飛び跳ねました。
元々アニメーションが大好きなので、気合を入れてオーディションに参加しました。とても緊張していたのですが
自然に緊張が解れて良い状態で挑めたと思います。
アフレコ中も笑ったり、感動しながら皆で力を合わせて頑張った作品です。
たくさんの方に見ていただけたら嬉しいです。
YOASOBI コメント
この度、映画「ふれる。」の主題歌を担当させていただくことになりました。
今回書き下ろしさせていただいた「モノトーン」という楽曲は、作品を通して感じた“人と人との関係性”と、自分自身が生きていく上で感じている孤独や誰かを想う気持ちと向き合いながら制作しました。
世の中は日々発展していって、様々なツールでコミュニケーションが取りやすい環境だからこそ、それ故に感じる孤独と上手く向き合うことが大切だと感じているので、そういった想いも込めています。
映画と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。