DXTEENが本日7月17日に1stアルバム「QUEST」をリリース。これを記念して同日に東京・ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場で囲み取材を行った。
アルバムの聞きどころは?
アルバムのキャッチコピーは「I'll Grow Up. ~大人になる僕たちへ~」。6人が高鳴る胸の鼓動に身を任せ、まるでゲームのように冒険の旅に発つ作品となっている。本作の聞きどころの話になると、谷口太一は「今までのDXTEENにはなかったような曲もあって。1曲1曲、色が違います。いい意味でファンの皆さんの予想を裏切るような作品なんじゃないかな」と話す。寺尾香信は「リード曲の『Dance On Open World』はダンスブレイクが入っていて。そこが見どころだと思います。展開が激しいところがあるので楽しんで聴いてもらえたらうれしいです」とアピールし、平本健は「アルバムのテーマが『I'll Grow Up. ~大人になる僕たちへ~』ということで、今までとは違う、大人っぽい僕たちをこのアルバムではたくさん見せています。『モグモグ(Yum Yum)』や『Switch』は今までの僕たちにはなかった曲。新しいDXTEENが見れると思います」と自信たっぷりに述べた。
大久保波留は「今回はDa-iCEの花村想太さんが作詞作曲してくださった『Good Luck』という曲が入っていて、ワンマンライブの1曲目にやりました。僕たちらしい勝負曲が今回のアルバムに入ってるのがうれしい。あと、この1年でDXTEENらしいさわやかで明るい曲を積み重ねてきたからこそ、『Switch』や『モグモグ(Yum Yum)』のような曲が際立つ。そこのアクセントが僕的にはよかった。実際にこうやってアルバムに新曲6曲が入って満足しています」としみじみと話す。福田歩汰は「『DREAMLIKE』がおすすめ。みんなでタオルを回したりジャンプしたり楽しめる曲。歌ってる僕たちも楽しいし、メンバーのみんなと目を合わせながら自然な笑顔でパフォーマンスできる。聴いてる人がみんな一緒になって盛り上がれる曲なんじゃないかな。これからDXTEENのパフォーマンスを作っていく中で大事な曲」とプッシュ。田中笑太郎は「個人的に『モグモグ(Yum Yum)』が好き。ずっとカッコいい曲がやりたくて、やっときてくれたなと思った。レコーディングでも意識してがなり声を入れてみたり。パフォーマンス中もすごくカッコつけてます」とにっこりと語った。
未来のビジョンは?
続いて司会者に夏の暑さ対策を尋ねられると、田中は「お風呂にちゃんと浸かって、汗を流して。それからお風呂を出たときのクーラーはハンパない」とさわやかに話し、平本は「結局は水分補給が大事だと思う。野外でのライブも増えてきてるので、僕はひんやりするようなスプレーを使ってる。待機場所でも冷たいものを首の後ろに当てていますね」と実用的な対策を挙げる。福田は「夏なのでアイスが食べたくなる。でも、1日に2、3個食べるとお腹を壊しちゃう。だから1つ食べてから北極の写真を見るようにしています」と話し、メンバーから「なんでやねん!」と一斉にツッコまれていた。
「これからどんな大人になっていきたいか? どのように成長していきたいか?」と記者に尋ねられ、谷口は「自分たちらしいスパイスを楽曲に入れていきたいです」とリリックや振付にもメンバーで積極的に携わっていきたい意思を示した。寺尾は「多趣味、多彩な大人になりたい。昔から好奇心が人一倍旺盛。いろんな経験をして成長して、自分に合ったもの、楽しいと思ったものを突き詰めていきたい。その1つが歌って踊ること。それをしながら、カッコいい大人になっていきたい」と目を輝かせ、新しく始めたい趣味として「来月から自炊をちゃんとやろうかなと思います」と意気込む。「メンバーみんなに食べさせたいものは?」と聞かれた寺尾は「和食に挑戦してみたい」と回答。メンバーから納豆パスタ、サバの味噌煮、カツ丼といったリクエストが飛ぶと、寺尾は「いけます!」と言い切った。
平本は「年を重ねていくごとにアーティストとして確立していきたい。この前ラップの歌詞を書いたりしたんですけど、いろんなものに対して自分の意見を出して、プロデュースしていくということをこれからやっていきたい」と力強く語る。大久保は「僕は10年経っても20年経っても今と変わらず心も体も顔もカッコよくいたいし、子供心を忘れずに、今持ってる“もっと上を目指したい”という気持ちをどんな状況になっても忘れたくない。自分のやりたいと思えることをしっかりやり切れる人になりたい」と信念を明かした。福田は「僕は単純に見た目、雰囲気を大人っぽくしたい。今は昼寝が好きだったり、子供っぽくみられがちなので、コーヒー飲んでみたりして、『歩汰、大人っぽい!』って言われたい」と無邪気に話す。田中は「僕は初心を忘れずに、謙虚な大人になります。あとは体型をもうちょっとがっちりしたい。目標は波留くんで。僕も肩幅をつけたい。大人な体つきになりたい」と大久保に憧れの眼差しを向けた。
最後に今後の活動について、リーダーの谷口が「この前ライブをして、すごくいいステージを作れたので、これからそのいいステージと空間をいろんな方に届けていきたい。僕たちらしさ、そして僕たちにしかない魅力を出していきたいです」と目標を語り、囲み取材を締めくくった。