三浦透子が歌唱、岩崎太整が作編曲したポッドキャスト番組「チャポンと行こう!」初となる主題歌「わたしの星」が7月28日20:00に配信リリースされた。
「チャポンと行こう!」はネットショップ・ECメディアを運営する「北欧、暮らしの道具店」発の番組。「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤友子、スタッフの青木好能がパーソナリティを務めるこの番組は、隔週日曜日20時に配信されている。
「わたしの星」は2022年末、店長の佐藤がリスナーへの感謝の気持ちを込めて「チャポンと行こう!」のテーマソング企画を立案して制作された、壮大なメロディに温かなムードが漂う曲。映画「青葉家のテーブル」の音楽プロデューサーを務め、映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」やドラマ「君に届け」の楽曲も手がけるグランドファンク・剣持学人が岩崎とともにプロデュースし、「北欧、暮らしの道具店」の連載企画を担当する文筆家・土門蘭が作詞した。
YouTubeでは工藤弥、エヌ・アンジュが出演するミュージックビデオが公開された。
岩崎太整 コメント
様々な楽曲を制作してきましたが、いずれも最終的な「ゴール」は見えていたように思います。ですが今回は、世界観を制作陣で共有しながらも、ゴールはわからないまま、周りの景色を見ながら「こういう方法もあるかもね」とすり合わせ進む、すでにそこにある「原石」からかたちを掘り出すような彫刻的な曲づくりでした。「北欧、暮らしの道具店」の持つ世界観を「音楽」というかたちにするためのお手伝いをしたような感覚です。だからこそリスナーのみなさんの方が、きっと僕の辿り着けない、世界観の深いところまで潜って、この曲を理解してくださるのではないかと期待しています。
佐藤友子 コメント
番組の6周年にあたりリスナーの皆さんへの感謝を込めたプレゼントになるようなもの、まだラジオを聴いたことがない方には新たな興味を持ってもらうきっかけになるようなことを企画したいと考えました。思い至ったのはふと口ずさめたりラジオと同様に耳で味わってもらえる楽曲のプレゼントでした。
様々なかたちで暮らし働く人の中にも、もしかしたら自分だけの星のような心の空間があってそんな「わたしの星」を耕したり潤わせたりするお手伝ができたなら。店づくりやラジオで積み重ねてきたのはそんな願いだったことに昨今気がつきました。
そんな思いをプロデューサーの剣持さんはじめ、岩崎さん、土門さん、三浦さんという素晴らしいクリエイターのみなさんと共有しながら「わたしの星」が完成しました。街のどこかで流れていたり、誰かが口ずさんでくれている景色に出会えたら嬉しいです。