ZOCの藍染カレンが11月4日をもってグループを卒業することを発表した。
藍染は卒業について「これまでの時間と、人生と今一度しっかりと向き合い前を向こうと思ったとき。新しいお仕事をさせていただくなかで、自分の価値を、ここから新たに築いていきたいという気持ちが芽生えました」とコメント。ZOCのメンバー兼プロデューサーであり、ZOCの所属事務所TOKYO PINKの代表である大森靖子は「藍染カレンが『最高のアイドル人生だった!』って言えるよう、みんなに『藍染カレンは最高のアイドルだった!』って言ってもらえるよう、卒業ライブまで、全力で華やかにプロデュースさせていただきます」と愛弟子である藍染を華々しく送り出すと語っている。
ZOCは11月4日に東京・GARDEN 新木場FACTORYで開催する「♡秋のTOKYOPINKFES♡」内で「藍染カレン卒業記念ソロライブ『ETERNAL FIGHTER RED』」を行うことを発表。またZOCは3ZOC(大森靖子・藍染カレン・荼緒あいみ)として最初で最後のワンマンライブを8月18日に東京・Spotify O-WESTで緊急開催する。
このほかにもトークライブやバンド形態での生誕イベント、同事務所に所属するMAPAや椿宝座との共演企画などの開催が決定しており、10月29日には藍染と大森のツーマンライブ「赤とピンク最後の宴~せいこカレンライブ~」が神奈川・YOKOHAMA Bay Hallで行われる。詳細はZOCのオフィシャルサイトで確認しよう。
藍染は2018年9月にZOCのオリジナルメンバーとして活動を開始。初期から一貫してグループの中核的存在として活躍し、近年は女優として数々の舞台で活躍している。
藍染カレン コメント
いつも応援してくださる皆様へ
私、藍染カレンは、2024年11月4日に開催される卒業公演をもってZOCを卒業します。
拙い文章になりますが、今の気持ちを伝えさせてください。
まずはグループ活動休止中のなか、再開を楽しみに待っててくださった皆さまには、新しいZOCの藍染カレンをみせることができず申し訳ない気持ちです。ごめんなさい。
2018年9月18日の結成日から約6年間。大切な音楽を拡張するひとりのメンバーとしてZOCを守りたい、その気持ちひとつで活動をしてきたつもりです。本当に色んなことがあったZOCとしての日々の中 時と共に変わる形の中でこれまでの時間と、人生と今一度しっかりと向き合い前を向こうと思ったとき。新しいお仕事をさせていただくなかで、自分の価値を、ここから新たに築いていきたいという気持ちが芽生えました。
アイドルが大好きで、大好きだから自分は絶対にアイドルにはならないと決めつけて憧れに蓋をして引きこもっていた私が大きな予感に吸い寄せられるように東京に来て、ここまで活動をしてこれたのは、強く強く支えてくださっていたファンの皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます。
ZOCは、間違いなく私の人生です。
手を差し伸べて、ここまで一緒に歩いてきてくれた靖子さん、一緒に活動してきたメンバー、TOKYOPINKのみんな、ZOCに関わった全ての人に支えられ一つずつ自分の理想を壊して抱きしめてきたこの日々を心から愛しく、強く大切に思う気持ちは、初期から今も色褪せません。
卒業までの3ヶ月、あっという間になってしまわないように
みんなが愛してくれたZOCの藍染カレンとして、一人のアイドルとして、あなたのファイターレッドとして、心からの感謝と愛をもって!
最後のその瞬間まで駆け抜けたいです。
どうか見届けてください。
大森靖子 コメント
自慢のメンバー、
藍染カレンがZOCを卒業します。
6年間、いつだって100パーセントの藍染カレンをやり切る姿を隣で見てきました。
だから、「ありがとう!」
もう少し何かコメントを…と思い浮かんでくる言葉も情景も、
メンバーとして一緒に過ごした思い出ばかりで、
ああ、ずっとカレンと同じグループの“メンバー”でいられてたんだな、と、今更嬉し泣きしています。
卒業はさみしいのに、変なの!
私が、メンバー兼プロデューサーの立ち回りが難しすぎて、誰にも迷惑をかけない
ように人と距離をとろうと一人行動しまくっていた時期、ドアを叩いて「私はせいこさんと話せなくなるのは嫌です!」と言いに来てくれたのはカレンでした。
いつも向き合ってくれて、真っ直ぐで、優しくて強くて、しかも常にかわいくて、不器
用でおもろくて、私の孤独は全然孤立しなかったです!
カレンに支えられ、甘えて、良い時悪い時を繰り返し、ZOCとして、言い尽くせないほどたくさんのキラキラした気持ちを噛み砕きながら、“これが私の人生”と呼べる季節を過ごしました。
夢だったアイドルプロデュース。
「アイドルはやらない!」と強くこだわるカレンを半ば強引に誘い、一緒にZOCをは
じめました。
自分はアイドルに“だけは”ならないと思って生きてきた二人。
隣でずーっとステージに居座れて、本当に幸せでした。
赤とピンクのサイリウムがいつの時代も灯っていて、「愛みたいな色だなー」って…
お気に入りの景色でした。
私はまだやり残したことがあるから、赤とピンクの光の中でそれを叶えたかったけど…でも!
全てのことにきっと意味があるし、カレンの決断はいつもかっこいいので、異議なしです!
藍染カレンが「最高のアイドル人生だった!」って言えるよう、
ファンの皆様に「藍染カレンは最高のアイドルだった!」って言ってもらえるよう、
卒業ライブまで、全力で華やかにプロデュースさせていただきます。