EBiDAN所属グループが一堂に会するライブイベント「EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024」が8月17、18日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。本番前に囲み取材が開かれ、EBiDAN各グループのメンバーが10名が参加した。
ユーキ「それぞれの個性を引き出したい」
「EBiDAN THE LIVE」(通称:エビライ)は毎夏恒例となっている、EBiDANによる年に一度のビッグイベント。国立代々木競技場第一体育館での「エビライ」開催は昨年に続き2年連続2度目のこととなる。今回の囲み取材には超特急のユーキとハル、M!LKの佐野勇斗、SUPER★DRAGONの田中洸希、さくらしめじの高田彪我、ONE N' ONLYのHAYATO、原因は自分にある。の杢代和人、BUDDiiSのFUMINORI、ICExの志賀李玖、Lienelの高桑真之が参加した。
公演の演出プロデュースを担当するユーキは「EBiDAN THE LIVE CRUISE」というタイトルを冠した今年の「エビライ」について「全3公演、YELLOW ISLAND、BLUE ISLAND、RED ISLANDと色分けされていて。YELLOWは明るく元気、BLUEはカッコよさ、REDは熱さや情熱と、異なるコンセプトで繰り広げるライブになっています。豪華客船をテーマに、色ごとの島にみんなで航海をする物語、というイメージです」と説明。そして「メンバーそれぞれの個性を引き出したいという思いが毎年あるんですけど、今回は見せ方がすごくバラエティ豊かになっているんじゃないかと思います」と切り出し「『EBiDANスーパークリエイティブ』というチームの歌だったり、EBiDANバンドだったり、あとはダンスサイファーも去年に引き続きでありますし。『DAN! DAN! EBiDAN!』という僕らの番組の企画コーナーもあったりします」と見どころを次々と語る。
高桑真之、イケメンの種類を間違える
今年初めにテレ東でEBiDANの冠番組「DAN! DAN! EBiDAN!」が始まったことでメンバーの関係性に変化があったかを問われると、杢代は「番組を通して先輩とお話する機会が増えたので、リハーサルをしているときも何気ない会話が生まれるというか。EBiDANはもともと仲がいいですけど、その関係性が一層深まって、今年はより一致団結していいステージが作れているなという思いがあります」と返答。FUMINORIも「BUDDiiSって、最初はほかのEBiDANグループとの関係値が薄かったんですけど、番組が始まったことによってほかのグループのみんなと会話する機会が本当に増えて」と続き、「楽屋でもBUDDiiSのメンバーでよく話すんですけど、みんな『仲よくなったよね』と口をそろえます……あっ! 今、佐野勇斗がめっちゃ触った! このこと書いてください!」と、佐野のちょっかいを受けながら質問に答えた。
「エビライ」恒例のシャッフル企画の見どころについては、田中が「今年はICExとLienelのシャッフルユニットが新たに追加されてフレッシュな印象です。僕はICExのシャッフルユニット・NICExで志賀李玖ちゃんをやるんですけど」とコメント。そして「(志賀が)LINEでわざわざ立ち位置(の図)を送ってきてくれたんですよ」と後輩の丁寧な対応を告白し「それを参考にリハに臨んだので、失敗できないなと思います」と続けた。すると、佐野は「シガリク的にはどうだったの? 洸希が自分をやることになって」と志賀に質問。これに志賀は「めちゃくちゃうれしかったですよ、もちろん!」と素直に答え、ボケを期待していた佐野から「バラエティ勉強しような!(笑)」とアドバイスを受けていた。そして、同じくシャッフルに出演し杢代役をやることになった高桑は「僕はげんじぶさんのシャッフルに出るんですけど、今ここにいる杢代さんをやらせてもらいます。(杢代は)“未体験イケメン”なんで……」とコメントする。すると杢代は「未体験イケメン……? “レベチイケメン”ね!?」と即座に反応し「“未体験イケメン”は君のグループ(の近藤駿太のキャッチフレーズ)でしょ!?(笑)俺は“レベチイケメン”で何年もやってるのよ!」と後輩相手にガチでツッコミを入れる。勢いの止まらない杢代は「最近やっと定着してきて、(イケメン)ランキングとかにも入ってきたのに!」と続け、そのマシンガントークに周囲の仲間たちは大笑い。田中は杢代へ向け「(杢代は)もう“未体験イケメン”だよ(笑)」と念押ししていた。
魅力は「常に進化していること」
「CRUISE」という公演テーマにちなみ、EBiDAN62名で行ってみたい海外はどこか問われると、ユーキは「ハワイ! 僕“未体験ハワイ”なんで。あと、EBiDANが来年15周年なんですよ。なので大きなことをしたいですよね」と回答。南米でも人気のあるワンエンのHAYATOが「南米に行きたいですね!」と言うと周囲は「行ってるやん!」とツッコんだが、HAYATOは「今度は船で行ってみたいなって。何日間かかるんだろう」と笑う。そして佐野が「彪我は?」と聞くと、高田は「宮島とか……? 船で行きたいですよね」と答え、メンバーはこれに大爆笑した。しかしながら、当の佐野は「僕は三半規管が弱くて酔っちゃうから船はNGでお願いします(笑)」とリクエスト。そして「1個だけいいですか? 初めて言わせてもらうんですけど、僕が今回のエビライのテーマを決めたんじゃないか説、あります。僕がどこかで次のエビライについて聞かれたとき『海賊船をやりたい』って言ったんです。だから今回は僕がプロデュースを……嘘です(笑)。アイデア出して、あとはユーキくんが全部やってくれました」と語った。
グループの活躍のみならず、メンバー個々としての躍進も目覚ましいEBiDAN。「ここがEBiDANのいいところだよ、というアピールポイントを教えてください」と問われると、ハルは「こんなにいっぱいメンバーがいるんで、1人くらいは好きな顔がいるんじゃないですか? それで言うと、超特急のハルっていう人はけっこうカッコいいんじゃないかなと思うんで、オススメかなと思います、ええ」と“自己アピール”し、佐野や田中から「締まってない、締まってないぞ!」とツッコまれる。するとユーキは「常に進化していること、じゃないですか?」と切り出し「ICExやLienelといった新しいグループもそうだし、EBiDAN NEXT(研究生)もそう。光っている子がたくさんいるので、毎年エビネクの子も『エビライ』に出してあげたいと思っているんです。そういう子にスポットライトを当てられる場でもあるし、それを受け入れてくれるのがEBiDANのファンの皆様だと思います。みんなで一緒に盛り上げよう!という気持ちがあって、一体感のあるグループがEBiDANだと思います!」と語る。
そして、今後の目標については「今年こそワールドツアーを掲げたい。去年リョウガが(エビライの囲みで)言ってくれたんですけど、今度こそは海外でライブできたらうれしいな」とコメント。すると杢代は「先日個人のファンミーティングで中国に行ったんですけど、EBiDANが好きという方がたくさん来てくれたんです。だから、海外に行った身としては全然実現できるなって思います。アジアツアーとかあったらめっちゃ楽しそう!」と海外でのEBiDAN人気に太鼓判を押す。そして高田は「ぜひ宮島で、鹿と一緒に……」と、最後までボケ続けていた。
※高田彪我の高は、はしごだかが正式表記。