Bialystocksが11月8日にTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される映画「ルート29」の劇伴と主題歌を担当する。
「ルート29」はデビュー作「こちらあみ子」で多くの賞を獲得した森井勇佑監督による新作。他者とのコミュニケーションをあまり取らない主人公・トンボが、風変わりな女の子・ハルと旅に出てさまざまな出会いを経験し、次第に絆が深まっていくロードムービーだ。トンボを綾瀬はるか、ハルを「こちらあみ子」で俳優デビューした大沢一菜が演じる。脚本は中尾太一の詩集「ルート29、解放」からインスピレーションを受けた森井が、映画の舞台となった兵庫県姫路市から鳥取県鳥取市を結ぶ国道29号線にて約1カ月間旅をして完成させた。
Bialystocksの本作への参加は、2019年に公開された甫木元空(Vo)の監督映画「はだかのゆめ」に魅了された森井たっての希望により決定した。主題歌は書き下ろし楽曲「Mirror」。この曲について、Bialystocksは「ハルとトンボ、本来出会うはずのなかった二人が歩む旅の邪魔にならないように……。二人の歩幅のように付かず離れず、森井監督と共にハルとトンボを音楽を通して見守り続ける作業はとても楽しかったです」とコメントしている。なお「Mirror」は10月2日にリリースされるニューアルバム「Songs for the Cryptids」に収録される。
YouTubeでは「ルート29」の予告編が公開された。
Bialystocks コメント
ハルとトンボ、本来出会うはずのなかった二人が歩む旅の邪魔にならないように……。二人の歩幅のように付かず離れず、森井監督と共にハルとトンボを音楽を通して見守り続ける作業はとても楽しかったです。是非劇場に遊びにきてください。
森井勇佑 コメント
映画「はだかのゆめ」を観て、音楽はBialystocksにお願いしたいと秘かに思っていたところ、ある日偶然、映画館で甫木元空さんと遭遇したのでした。これは運命だと感じ、初対面でしたがその場で思い切ってオファーしました。
今回お二人に作ってもらった音楽はとにかく自由で、はじめて聴いたとき圧倒されました。楽しみにしていてください。きっと皆さんも驚かれると思います。