般若が2025年1月より配信されるABEMAオリジナルドラマ「警視庁麻薬取締課 MOGURA」の主役を務めることが決定。ラッパーの大麻使用を一斉摘発するためにラップグループに潜入捜査する警察官・伊弉諾翔吉役を演じる。
「警視庁麻薬取締課 MOGURA」は、ラップスキルのある警察官が覚せい剤や麻薬などの違法薬物を摘発するため、ラップグループに潜入捜査するという内容のABEMAオリジナルのヒップホップエンタメドラマ。鈴木おさむが放送作家 / 脚本家を引退する前に企画およびプロデュースした作品となっており、漢 a.k.a. GAMIから3年前に聞いた実話がベースになっているという。
今作について般若は、「“大麻撲滅”っていう一方通行なストーリーだったら嫌だなと思ったのですが、そうじゃなかったです。メッセージ性もあるので」と述べている。
般若のドラマ初主演作となるこのドラマには実力派のラッパーたちが多数出演するほか、成海璃子、吹越満、吉村界人、眞木蔵人、風間俊介といった俳優が脇を固める。吉村は伊弉諾が潜入するラップグループと同じエリアで活動し、対立するラップグループのリーダー・Born-Dを、眞木はラッパーたちが通うクラブのオーナー・ハルクを、風間は伊弉諾らが属する警察署の管轄エリアの市長で、大麻根絶を主張して「若者の明るい未来を作る」をモットーにかつ小津する安堂誠をそれぞれ演じる。本作に出演するラッパーたちの詳細は後日アナウンスされるので、続報にも注目だ。
制作を手がけるのは「余命10年」「青春18×2 君へと続く道」「帰ってきた あぶない刑事」などを世に放つコンテンツスタジオ・BABEL LABEL。監督は般若らのミュージックビデオなどを手がける志真健太郎(BABEL LABEL)と、ラッパーやアイドルのMVを中心に手がける南虎我の2名が務める。なお今作のティザービジュアルはKANDYTOWNやKOHHなどのアートワークを手がけた実績を持つ上岡拓也によるものだ。
般若 コメント
「警視庁麻薬取締課 MOGURA」への出演が決まったときの気持ち
まず、主演と聞いた時は間違っているんじゃないかと思いました。驚きましたし、多少戸惑いました。脚本を読んだ時は、普通じゃない、かなり攻めている作品だなと思いました。奥が深いなと。“大麻撲滅”っていう一方通行なストーリーだったら嫌だなと思ったのですが、そうじゃなかったです。メッセージ性もあるので。
般若が演じる伊弉諾翔吉の人物像
伊弉諾は……、不器用でまっすぐな男なんじゃないですかね。時に力づくでやろうとして、結果、潜入捜査をすることになったので。彼を通じて「こういう人間もいるんだ」ってドラマを見てくださる方々の気持ちが引き込まれていけば、本望です。
視聴者へのメッセージ
このドラマは少し特殊で、まずしっかりと実力派の俳優陣がいて、そして今後明かされていきますが、HIPHOPを聴いている人たちだったら誰でも知っているような人も出てきます。このなかなかあり得ない、ミックスされている感じが面白いし見どころになると思います。扱っている題材が薬物だったりと、内容はかなり刺激的なものになっているので、楽しみしていただけると嬉しいです。