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日向坂46四期生が東京を楽しみ尽くす!宮地は新宿で迷子、山下はハトの群れに遭遇「いいハトでした」

日向坂46四期生が出演する映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の完成報告会フォトセッションの様子。
9分前2024年10月02日 3:03

日向坂46の四期生メンバーが、本日10月2日に東京・RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGEで開催された映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の完成報告会に登壇した。

「ゼンブ・オブ・トーキョー」は、日向坂46の四期生メンバー演じる11人の女子高生たちが修学旅行で訪れた東京の“全部”を楽しむさまを描く映画。「HiGH&LOW THE MOVIE」シリーズの福田晶平と、Netflixシリーズの「トークサバイバー!」やSnowMan主演映画「おそ松さん」の土屋亮一が、11人に学生時代の思い出やアイドルになる前のエピソード、東京への思いなどをヒアリングし、それをもとに彼女たちのリアルな物語を盛り込んだ完全オリジナル脚本を書き上げた。

四期生メンバーの絆を発揮

完成報告会には、正源司陽子、渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花、そして監督の熊切和嘉が出席。本作で主演を務める正源司は、メンバー全員が演技初挑戦で、映画に初出演することについて「驚きましたしうれしかったです。演技に興味がある子たちばかりなのでみんなでうれしいねと話しました。四期生は年齢もバラバラなんですけど、この作品では同い年。高校生のような服装で、楽しくありのまま撮っていただけて幸せでした」と声を弾ませる。渡辺も「普段から四期生メンバーで活動する時間も多いので、そこで深まった絆が映画の撮影のときに発揮されたと思います。楽しい撮影でした」と楽しかった撮影を振り返った。

熊切監督は「写真の印象では同じタイプのかわいい子たちが来ると思ったんですけど、実際に会ってみたらみんな個性的で、1人として同じタイプの人がいなかった。バラバラな感じが面白かったです」と四期生メンバーの第一印象を明かす。「演技が初めての人たちとやるのは面白かったです。こんなに清々しい気持ちで映画を撮ったのはこれが初めてですね」と彼女たちとの充実した撮影を振り返った。

MBTI診断で役作り

仮台本では役柄が決まっておらず、本番台本でそれぞれの役柄がわかったそうで、石塚は仮台本の時点で自分に近いキャラクターだと感じていた説田詩央里役になったことがうれしかったと語る。「最初にやったのは説田ちゃんのMBTI診断。そのMBTIを自分なりに考えて演じました。でもしっかり者かと思えばちょっとポンコツな部分があって、好きなものに一直線なところが自分とそっくりで、11人の役の中で一番自分に似ていると思います」とMBTI診断で役作りをしたことを告白。羽川恵役の藤嶌も「意外と楽観的なところが私に似ています」と自身と役の共通点を述べた。

藤嶌&竹内のバチバチ

メンバーはすでに本作をスクリーンで鑑賞済み。小西は「みんなの等身大の姿が映し出されていて面白かったです。めっちゃ笑いましたし、めっちゃ感動しました。最後は青春を感じてグッときましたね」と本作の感想を語る。また小西が、藤嶌扮する羽川と竹内希来里扮する辻坂美緒の掛け合いがリアルだったと話すと、監督も「本気でイライラしてたよね」とそれに続いた。竹内は「何度も観たくなる映画であっという間に終わってしまいました」と話し、自身の役どころについては「自分はこんな顔してたんだってびっくりしちゃって……本当に怖かったです」とコメント。藤嶌も「怖かったです(笑)。私もけっこう本気で嫌なJKって感じでした。(2人の)バチバチした関係が見られると思います」と、竹内との共演シーンに手応えを感じた様子だった。その後、平尾も藤嶌・竹内ペアのシーンを絶賛していた。

浅草でのハプニングに明るく「OK!」

正源司は、冒頭の浅草のシーンは外国人観光客から写真撮影を頼まれ、実際に撮影したというエピソードを披露。「カットがかからなかったので、このまま行こうと思って『OK!』って明るく写真を撮って(笑)。ここで『私たちは高校生で修学旅行生なのだ!』って思いましたし、周りからもそう思っていただけて安心しました」と胸をなでおろした。

多忙な四期生の時間が限られており、本作の撮影にかけられた時間は2週間弱。竹下通りで撮影をした清水は人混みをかき分け、宮地は新宿の地下街で迷ったというエピソードを明かす。通勤・通学ラッシュの朝の新宿で撮影したという宮地は「全然道を覚えられなくて本当に迷子になっちゃって……どうしても前の人に付いて行っちゃう(笑)。でもこれも東京の一部だと思ってもらえたら」と笑った。山下は上野でロケを行い、名物のパンダに対面。さらにハトの群れにも遭遇したそうで、ハトに脚を“食べられた”ことからハトが嫌いになったという石塚のエピソードトークを聞いていたため、そのシーンの撮影に戦々恐々としていたが、上野のハトは山下の脚を食べることはなく「いいハトでした」と笑顔を見せた。

アイドル映画という色眼鏡抜きで

最後に監督は「今までにも何度か新人俳優が僕の映画からデビューしたことはあるんですが、11人まとめてなんて光栄な機会でした。ファンの方には30回くらい観てほしいんですが、映画好きの方にもアイドル映画という色眼鏡抜きで見ていただけたら」と胸を張る。正源司も「この映画は四期生が初めて演技に挑戦した映画で、私たちにとってかけがえのない思い出の作品になる。たくさんの方との交流を通して女子高校生たちが成長する姿を楽しんでいただけたらと思います」と、公開を楽しみにしているファンへメッセージを送った。

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