佐野晶哉(Aぇ! group)が主演を務める音楽朗読劇「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」が2025年1月17日から26日かけて兵庫・神戸朝日ホール、1月30日から2月8日まで東京・有楽町朝日ホールで上演される。
「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」は自身も体験した阪神淡路大震災をテーマにした舞台、小説、NHKドラマなどを発表し、被災後から現在まで復興に貢献し続けている岡本貴也によるオリジナル作品。2018年と2019年に上演された音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード」を「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」というタイトルに改め、脚本の一部を刷新し、阪神淡路大震災から30年という節目に届ける。
「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」の舞台は阪神淡路大震災から5年後である2000年の神戸。4つのストーリーがオムニバス形式で展開され、生演奏やイメージ映像も盛り込まれる。本作には主演の佐野をはじめ、貴城けい、加藤虎ノ介、宮地真緒、納谷健、井尻晏菜、島村龍乃介、羽野晶紀、波岡一喜、そして子役ダブルキャストの栗崎菜緒と大北怜花が出演する。
上演に向けて佐野は「阪神淡路大震災後の兵庫県で生まれ育ち、家族や学校で話を聞いて想像するだけだった30年前の震災からの日々を深く知る機会をいただきました。音楽朗読劇、初挑戦です。みなさんの心に大切なものを届けられるよう、精一杯頑張ります」とコメントしている。
※栗崎菜緒の崎はたつさきが正式表記。
佐野晶哉(Aぇ! group)コメント
音楽朗読劇「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」で主演を務めさせていただきます、
Aぇ! groupの佐野晶哉です。阪神淡路大震災後の兵庫県で生まれ育ち、家族や学校で話を聞いて想像するだけだった30年前の震災からの日々を深く知る機会をいただきました。音楽朗読劇、初挑戦です。みなさんの心に大切なものを届けられるよう、精一杯頑張ります。
岡本貴也(作・演出) コメント
神戸出身の作家として、阪神淡路大震災を描いた作品を細々ながらまるでライフワークのように作ってきました。震災から10年目には「舞台|阪神淡路大震災」、20年目にはNHKドラマ「二十歳と一匹」。他にも3.11の小説や、ドラマ、朗読劇などで震災のことを少なからず描いてきました。
そして30年目の2025年、それも1月17日を初日としてこの作品を上演できる運びとなり、たいへん身が引き締まる思いでいます。今作は私個人としてはライフワークの集大成だと感じており、それをこれほど素晴らしいキャストとスタッフと作り上げることができること、とても嬉しく思います。
音楽朗読劇「ひまわりの歌~ヘブンズ・レコードからの景色~」
2025年1月17日(金)~1月26日(日)兵庫県 神戸朝日ホール
2025年1月30日(木)~2月8日(土)東京都 有楽町朝日ホール
※1月22日、2月5日は休演日