Mrs. GREEN APPLEが、松山ケンイチと染谷将太がダブル主演を務める映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」の主題歌を担当する。
12月20日に公開されるこの映画は、累計発行部数1700万部を超える中村光のギャグマンガ「聖☆おにいさん」を実写化したコメディ。神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダが東京都立川市の風呂なし6畳一間のアパートで2人暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫する日常を描く。監督は福田雄一が務める。
ミセスが主題歌に提供したのは、大森元貴(Vo, G)が作詞作曲した新曲「ビターバカンス」。大森は「中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました」と言うほどの「聖☆おにいさん」ファンで、「ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがある」「根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました」とコメントしている。そんな大森が手がけた歌詞には「息が詰まるような日々が続いたら ちょっぴり休めばいい 休めばいい 休んじゃえばいい」というフレーズがあり、下界で働きすぎているイエスとブッダ、そして日本人の心にそっと寄り添う内容となっている。
「ビターバカンス」を初めて聴いた松山と染谷は「めっちゃいい曲!」とコメント。松山は「休む=バカンスを取るということをポジティブにとらえていいんだよね」「映画観終わったあとに流れる曲としてとても楽しみ」、染谷は「休んじゃえばいいってありがたい言葉だよね」「映画館を出たあと、気持ちいい景色になりそう」とそれぞれ語っている。
YouTubeでは主題歌「ビターバカンス」が流れる映画の予告映像が公開された。
大森元貴(Mrs. GREEN APPLE) コメント
聖☆おにいさんは原作からの大ファンでして、中学生の頃に書店で新刊が出るたびに買って読んでいました。
この度お話をいただき、すごく運命的な何かを勝手に感じております。
ブッダとイエスの癒され日常から我々も学ぶものがあり、根を詰めがちな人々ですが少しでもホッと、肩の力が抜ける瞬間があるといいのだろうと。
そういう1番大切なバカらしさみたいなものを曲にしてみました。
休んじゃえばいい!
現代人頑張りすぎだ!
休んでからの責任としわ寄せは、
その時の自分が考えればええ!
決して無責任なのではなく、責任と向き合うためのお暇が、心安らぐ時間が、皆様に少しでもありますように。