M!LKが本日10月23日にニューシングル「エビバディグッジョブ!」をリリース。これを記念したイベント「おつかれ!グッジョブ会」を東京・丸ビルのマルキューブで開催した。
11月24日に結成10周年という大きな節目を迎えるM!LK。アニバーサリーを目前にリリースされる「エビバディグッジョブ!」は、誰もが日々経験する小さなトラブルややるせなさを描きながらも「なんとかなるさ」と寄り添い日々を肯定する、前向きな応援ソングだ。この楽曲にちなみ、今回は日本有数のビジネス街である丸の内がリリースイベントの舞台となった。
イベントを前に行われた報道陣向けの囲み取材では、「エビバディグッジョブ!」や同曲のミュージックビデオに関するメンバーの思いが語られた。曽野舜太が「一度聞いたら忘れないくらいハッピーで元気な曲!」と新曲をアピールすると、吉田仁人はMVで描かれるストーリーについて「僕たちが裏方スタッフの役割で、“ミニM!LK”をサポートするんです」と説明する。実際の映像では佐野勇斗がスタイリスト、塩崎太智がAD、曽野がドライバー、山中柔太朗がヘアメイク、吉田がマネージャーを演じているが、佐野は「スタイリストはM!LKのステージ衣装を担当している柔太朗のほうが似合うと思うんですよね……」と謙遜し「自分で役を選べるなら、マネージャー役はめちゃくちゃうまいと思う」と断言する。この発言に塩崎が「M!LKのことを発信するのも上手だもんね」と言うと、その場でマネージャー役を演じることになった佐野は「いいグループなんで、使ってくださーい!」と集まったムービーカメラに笑顔でアピールした。
報道陣から「最近のメンバー間での“グッジョブ!”なエピソードは?」と問われると、塩崎が即座に挙手し「今日の楽屋にドリンクバーがあったんですけど、勇斗がドリンクを2つ持って行ってて。その1つが仁人にあげる分で、渡していたのがグッジョブだなって」と明かし、これには吉田も「めちゃくちゃうれしかったです」と応じる。すると佐野は「それで言うと、太智も2つドリンクを持って行ったんですよ。メンバー5人いるんで誰かに渡すのかなと思ってたら、自分でどっちも飲んでました(笑)」と暴露し、これにメンバーは「“アングッジョブ”だねー!」とツッコミを入れて盛り上がっていた。
そんな5人の仲のよさが最も現れたのが囲み取材の終盤。彼らは最近“5人のお揃いアイテム”として、自分たちのフィギュアをオーダーメイドしたことを明かした。これについて佐野は「5人でスーパーヒーローみたいなフィギュアを作りたいねって。全身を撮影してデータを取ってフィギュアを作ってもらうんですけど、けっこういい値段しました!(笑)」と説明。作成の工程では、ひと足先に撮影を行った佐野が取ったさまざまなポーズの中から4人が1つを選び、それに合わせて全体のポーズを組んだという。山中は「5人がくっつくようなポーズにしたくて」と付け加え、5人はステージ上でフィギュアのポーズを再現してみせた。
「おつかれ!グッジョブ会」はM!LKのYouTube公式チャンネルで生配信も行われた。イベントが始まりステージに姿を見せた5人は、SNS上で約1万5000件の応募があったという“働く人のお悩み相談”にいくつか答えていくことに。1通目のお悩みは「仕事から帰ったあとのお風呂がしんどすぎて動けません」というもので、塩崎は「お風呂に入るまで座らないっていうのはどう?」と提案。山中は「“風呂キャンセル界隈”にはなりたくない思いがある。その流行りには乗りたくないよね」と発言して笑いを誘った。続いて「上司や同僚に直してほしいことがあるときの上手な伝え方は」という悩みには、佐野が「人って褒められたい生き物だから、10個褒めて1個直してほしいことを伝える、とか。たくさんいいところを見つけていくといいんじゃないかな」と提案。すると曽野は即座に「最近個人的に褒められることが多いんやけど……このあと(注意が)来るのかな!?」と戦々恐々とした様子を見せてメンバーを笑わせた。
メンバーそれぞれの個性が伺える回答が飛び出したお悩み相談を経て、5人はその場にいるすべての人、そして配信を見守るみ!るきーず(M!LKファンの呼称)へエールを送るべく「エビバディグッジョブ!」のパフォーマンスを初披露。塩崎の「1234お疲れ様!」という声かけで曲が始まると、5人は溌剌としたパフォーマンスとエネルギッシュなボーカルリレーを見せ、元気いっぱいにオーディエンスを鼓舞してみせた。いつもとは違う環境に「緊張したね!」と言い合いながらステージを終えた5人。最後に佐野は「ここにいるファンの皆さんはもちろん、たくさんの方に支えられてM!LKはここまで来ました。10周年が過ぎても次のアニバーサリーまで、M!LKという存在が皆さんの人生に大きな意味を持たせられるようにがんばっていきますので、これからもM!LKのことをよろしくお願いします!」と観客、視聴者に呼びかけて会場をあとにした。
※塩崎太智の崎は、たつさきが正式表記。