ヒトリエが11月6日に新曲「NOTOK」を配信リリース。11月27日にはこの曲をリードトラックとしたシングルCDをリリースすることを発表した。
「NOTOK」は本日11月4日が誕生日で、2019年に亡くなったリーダー・wowakaが作詞作曲した楽曲。今年5月に出版された「wowaka 歌詞集」には未発表楽曲として歌詞が掲載され、9月に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で行われたワンマンライブで初披露された。今回の配信リリースにあたってはwowakaが生前に録音したボーカルデータと演奏をもとに、シノダ(G)、イガラシ(B)、ゆーまお(Dr)のメンバー3人がトラックを完成させた。
11月27日にリリースされるシングルCDにはカップリングとして、wowaka作曲の未発表曲「daybreak seeker」を収録。2019年リリースのアルバム「HOWLS」の制作時期に録音された音源にシノダが歌詞を書き、ボーカルも担当した。さらにライブでも披露されている「ワールズエンド・ダンスホール」「テノヒラ」の新録バージョンも収録。シングルにはwowakaが作曲した楽曲4曲が収められることとなる。ジャケットデザインはwowakaとも親交が深く、ソロ作「アンハッピーリフレイン」のアートディレクションも手がけた古川本舗が担当した。
「NOTOK」のリリースに際し、メンバーは「歌詞集、野音、音源化、そしてリーダーの声…とNOTOK一曲で何度も皆様を驚かせる形になってしまいましたが、何度も驚いて頂かないとあの人もきっと満足してくれないので大いに騒いで頂ければと思います」とコメント。古川本舗も「奴はきっとひとしきり喜んだあとちょっと悔しがると思います。聴いた皆で盛大に奴を悔しがらせて下さい」とメッセージを寄せている。
ヒトリエ コメント
歌詞集、野音、音源化、そしてリーダーの声…と
NOTOK一曲で何度も皆様を驚かせる形になってしまいましたが、
何度も驚いて頂かないとあの人もきっと満足してくれないので
大いに騒いで頂ければと思います。
勝手にボーカルデータ使っちゃってゴメンねとか
勝手にフル尺にしちゃってゴメンねとか
勝手にボカロ曲バンドでカバーしちゃってゴメンねとか
勝手に歌詞書いて歌っちゃってゴメンねとか、
入れたくても入れられない詫びが沢山詰まったような4曲入りの音源ですが、
古川さんに手掛けて頂いたイカしたジャケットの力も相俟って
異様な傑作を作り出してしまった気もしていて、
そこは流石ヒトリエ、
wowakaの作ったバンドであるといったところでしょうか。
早く聴いて欲しいです、いち早く!!
古川本舗 コメント
古川です。メンバーと関係者の皆さんのおかげで
久しぶりに遠くへ行った友達に会えました。
ありがとう。
NOTOK、超カッコいい音楽です。
奴はきっとひとしきり喜んだあとちょっと悔しがると思います。
聴いた皆で盛大に奴を悔しがらせて下さい。
wowaka君、マジ超いいバンドできたね。
オメーは幸せもんだよ。
借りパクしたテレキャス返さないけどいいよね。
ヒトリエ「NOTOK」収録曲
01. NOTOK
02. ワールズエンド・ダンスホール
03. テノヒラ
04. daybreak seeker