本日11月12日に東京・Fender Flagship Tokyoにて行われたイベント「Fender×Hello Kitty製品発表会」に松崎しげる、MAMI(SCANDAL)、ゆりやんレトリィバァが登壇した。
日焼けのキティちゃんと一夜を過ごしました
11月1日にサンリオキャラクターのハローキティが誕生50周年を迎えたことを記念し、ギターメーカーのFenderはコラボギターおよび限定ライフスタイルアイテムを本日発売。発売当日に行われた本イベントでは、フェンダーミュージックの代表取締役社長エドワード・コール氏が製品を紹介したあと、松崎、ゆりやん、MAMIの3人がトークを繰り広げ、コラボギターの演奏でハローキティの誕生日を祝福した。
120本のギターを所持するほどにギター好きの松崎は、「常に横にギターがないとダメなんです。ギターは女性のボディみたいなもの。そういった意味では永遠の妻でしょうか」と白い歯を見せる。さらに「僕はね、キティと友達なんですよ。8、9年前ですかね。日焼けのキティちゃんとコラボをして、2人でピューロランドで楽しい一夜を過ごしました」とハローキティとの関係も明かした。
SNSはバンドのPRよりキティちゃん
Fenderからシグネチャーモデルを発表し、自他ともに認めるハローキティの大ファンでもあるMAMI。彼女は「サンリオピューロランドやキティちゃんに会えるイベントにプライベートでもよく行っているので本当にめちゃくちゃうれしいです。楽しみにしていました」と今回のイベントに参加できる喜びを語る。さらに「SNSには自分たちのバンドのPRより、キティちゃんと一緒のショットのほうが載せてて(笑)。それくらいキティちゃんが好きです」とハローキティへの愛をアピールしつつ、今回のコラボでハローキティのエフェクターやシールドが出ることについては「いつも使っている機材に早く組み込みたい」と声を弾ませた。
マーティのごとくギターかき鳴らすゆりやん
ゆりやんはハローキティと誕生日が同じで、趣味がピアノ、英語が得意という共通点を持ち、憧れの女性にキティを挙げている。ギターに関しては、小学生の頃に映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマーティ(マイケル・J・フォックス)が「Johnny B. Goode」を演奏するシーンに憧れたが始めることはなく、高校生の頃にArctic Monkeysに憧れてバイト代を貯めて購入したものの3コードだけしか弾けないという。
松崎は「3コード弾ければ大丈夫。音感がいい人だから何をやらせてもすぐにマスターすると思う」とゆりやんを励まし、3人はハローキティのために「ハッピーバースデートゥーユー」のギターセッションに挑戦することに。コラボアイテムを着用し、ギターを抱えたハローキティがサプライズで登場すると、MAMIから「めっちゃ似合ってる……キティちゃん……かわいい……」と心の声が漏れ出す。松崎はコラボギターに興味津々の様子で、そのギターを使って早速ハローキティに「Oh, Pretty Woman」の替え歌をプレゼント。この3人の中で一番ギターの腕前に不安のあるゆりやんは、3コードを使って「BTTF」のマーティのごとくフロアに転がりながらギターをかき鳴らした。
イケイケにガンガンに入れちゃってください
松崎がMAMIにアレンジについて相談すると、MAMIは「松崎さんイケイケにガンガンに入れちゃってください! ロックな感じでいきますか」と松崎のギタープレイをプッシュ。そして3人はハローキティに「ハッピーバースデートゥーユー」の演奏を贈り、松崎はブルージーな歌声を響かせた。松崎は「いいっすね。学生の頃にアマチュアバンドで最初に音を出した感じ。バランスよりも自分がエモーション」とご満悦。MAMIは「みんなでセッションできてめっちゃうれしかったし、ギターの鳴りがすごくよくて、すごくカッコいい。ファズのエフェクターもしっかりパンチのある音でめちゃくちゃカッコよかったです」と演奏を振り返る。ゆりやんは「フェンダーイヤー!」とホイットニー・ヒューストン「I will always love you」の替え歌を披露し、「ぜひ皆さんも弾いてみては!?」と報道陣に呼びかけた。
カッコいいー! この画ヤバいー!
松崎は最後に「Fenderというのは僕たちの神様みたいな存在で、そこにワールドワイドなキティちゃんがいるのは最高のコラボですね」とコメント。退場する前に背中合わせでゆりやんとハローキティがギターをかき鳴らしていると、MAMIは「カッコいいー! この画ヤバいー!」とハローキティファン丸出しのコメントを残した。
松崎しげる、MAMIに「本物のファンだね」
イベント終了後に行われた代表質問のコーナーでは、今年やり残したことと来年挑戦したいことについて3人に質問が投げかけられた。MAMIはハローキティの50周年を記念した「サンリオ当りくじ」をまだ引いていないことを挙げ、「まだ残っている店舗があったら教えてください」と懇願。ハローキティの友達の松崎は「本物のファンだね」とMAMIのハローキティ愛を称えていた。2025年に挑戦したいことについて松崎は「毎年挑戦ばっかりなんで、生ある限り歌うしかないし、歌わなくてはいけない役割がある。今まで自分が携わってきたアーテイストたちが天国に召されることが多かったので、彼らの曲を歌い継いでいくのが使命。西田敏行にしろ大橋純子さんにしろ、自分に関わった人のことを表現するのが最高の供養になる」と語った。