稲垣潤一の楽曲「クリスマスキャロルの頃には」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
1992年10月に発売された「クリスマスキャロルの頃には」はTBS系ドラマ「ホームワーク」の主題歌。作詞を秋元康、作曲を三井誠が手がけた。稲垣の「クリスマスの名曲を今後何十年も音楽ファンに楽しんでほしい」という思いから、発売から32年を経て初のMV制作が決定。MVは小嶋貴之が監督と脚本を務めており、ヒロイン役で鳴海唯、相手役で結城貴史が出演している。“令和のトレンディドラマ”のような作風に仕上がっており、このMVについて稲垣は「映画の予告編を思わせるような展開に音そっちのけで映像を追っていた」とコメントしている。
稲垣潤一コメント
先入観なしにMVを観た。
映画の予告編を思わせるような展開に音そっちのけで映像を追っていた。
リリースから32年、MVがなかったことが不思議だけれど、
恋の始まりを予感させるドラマ仕立てのMVが出来上がった。
この物語から、皆さんの過去、未来の物語へと繋がるのかもしれない。
クリスマスキャロルが流れる頃には、想いが成就していますように。
鳴海唯 コメント
クリスマスの時期になると必ず街中やテレビから流れてきていて、小さい頃から自然と耳にしていた楽曲だったので、今回このような日本中から愛され続けているクリスマスソングのMVに出演させていただけてとても光栄でした。
MVを撮影する際に、歌詞の意味を改めて考えてみると、男女のすれ違いが描かれている、とても繊細で儚い歌詞だと思い、特別ではない男女の物語を丁寧に演じることができたらいいなと思いました。
このMVを通して改めて楽曲を楽しんでいただく機会になればいいなと思いますし、皆さんのクリスマスがより彩り豊かになれば嬉しいです!
小嶋貴之 コメント
クリスマスといえばこの一曲、に必ず思い出す歴史的名曲のMVを依頼いただいた時は驚きつつもワクワクしました。と同時に、その責務にプレッシャーも感じましたが、稲垣さんはじめスタッフの方にとても自由に作らせていただき、少し早いクリスマス・プレゼントをいただいた気分でした。
作っている最中は、長年あんなに聴いていた曲なのに、ずっと新鮮で、歴史に残る曲というものの偉大さを感じました。最高のキャストとスタッフにも恵まれ、自分たちが長年思い描いていた「クリスマスキャロルの頃には」の続きのような、温かいクリスマスになるような話になりました。
このMVが稲垣さんから皆さんへのクリスマス・プレゼントになることを祈っています。