JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

曽我部恵一が選曲したURCコンピのアナログ版発売、CD版には収録されなかった11曲

V.A.「シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一」アナログLP版ジャケット
約1か月前2025年01月29日 2:03

URCから発表された楽曲を集めたコンピレーションアルバム「シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一」のアナログLP版が、3月26日に発売される。

1969年に設立されフォークソングブームの牽引役となった日本初のインディーズレーベル・URC(アングラ・レコード・クラブ)。本作はURC作品に造詣の深い曽我部恵一(サニーデイ・サービス)が「シティ・フォーク」をテーマに選曲したコンピレーションアルバムで、ソニーミュージックによるURCコンピレーションシリーズとしては今回が初のアナログ盤発売となる。

昨年11月には同名のCDも発売されたが、アナログLP版はCD版とは異なる選曲に。LP版には五つの赤い風船「殺してしまおう」、友部正人「トーキング自動車レースブルース」、遠藤賢司「雨あがりのビル街《僕は待ちすぎてとても疲れてしまった》」、金延幸子「空はふきげん」、三上寛「夢は夜開く(Live)」、六文銭「あげます」、中川イサト「その気になれば」、早川義夫「サルビアの花」、加川良「枚方のあきちゃん」、高田渡「ゼニがなけりゃ」、古川豪「羅針盤で星占いはできない」の11曲が収録される。

CD版に引き続き、アナログLP版のジャケットデザインとライナーノーツも曽我部が担当。ジャケットには写真家・丹野清志が撮影した1970年の新宿駅周辺風景の写真を採用した。1960~70年代の“若者たち”の心象風景をビビッドに映し出した“URCレガシー”が当時の音楽ファンだけではなく、現在の若者たちにも伝わる1枚となっている。

また五つの赤い風船「殺してしまおう」をはじめ、配信化が遅れていたURCのアルバム8タイトルが2024年12月より一挙配信開始されたので、このコンピレーションアルバムが気になる人はまずこちらをチェックしてみよう。

V.A.「シティ・フォークの夜明け~URC Selection Compiled by 曽我部恵一」アナログLP版 収録曲

SIDE A

01. 殺してしまおう / 五つの赤い風船
02. トーキング自動車レースブルース / 友部正人
03. 雨あがりのビル街《僕は待ちすぎてとても疲れてしまった》 / 遠藤賢司
04. 空はふきげん / 金延幸子
05. 夢は夜開く(Live) / 三上寛

SIDE B

01. あげます / 六文銭
02. その気になれば / 中川イサト
03. サルビアの花 / 早川義夫
04. 枚方のあきちゃん / 加川良
05. ゼニがなけりゃ / 高田渡
06. 羅針盤で星占いはできない / 古川豪

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

ムーンライダーズ

ムーンライダーズの“問題作”「アマチュア・アカデミー」アナログで再発

13日
曽我部恵一「バグダッドカフェで待ち合わせ」配信ジャケット

曽我部恵一がDub Master X、haikarahakutiとタッグを組んだ新曲を2曲同時配信

14日
「YATSUI FESTIVAL! 2025」キービジュアル

「やついフェス」にトリプルファイヤー、眉村ちあき、SUSHIBOYS、浪漫革命ら30組出演発表

19日
「TOKYO春爛漫 2025」ビジュアル

TENDRE、KIRINJI、曽我部恵一が400席の劇場で日替わりワンマン「TOKYO春爛漫」開催

約1か月
曽我部恵一「センチメンタルな夏」アナログ盤ジャケット

曽我部恵一弾き語りライブアルバムLP、サウンドトラックLP&CDを限定発売

約1か月
「PLAY FOR PEACE」ロゴ

ウクライナ人道支援ライブ「PLAY FOR PEACE」に清春、佐藤タイジ、曽我部恵一、Ellie、中野ミホ出演

約1か月
「散歩の達人」2025年1月号より。(撮影:井原淳一)

甲本ヒロトと松重豊が40年前の下北沢の思い出を語り合う、曽我部恵一×椿正雄の対談も掲載「散歩の達人」

3か月
真心ブラザーズ

真心ブラザーズの「フォーク村」次回はアイナ・ジ・エンド、曽我部恵一、仲野太賀を迎えて開催

3か月
RYUTist

RYUTistの音楽がこの先の未来にも届くように 集大成の作品に柴田聡子、君島大空、石若駿による新曲

3か月