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8人になったtimelesz「我々は家族となりました」 会見でメンバーカラーサプライズ発表

timelesz
17分前2025年02月15日 8:06

timeleszの新メンバーオーディション「timelesz project -AUDITION-」の最終エピソードが本日2月15日にNetflixで配信スタートされ、番組内でtimeleszの新メンバーが明らかに。これに合わせて本日にtimeleszの新体制発表記者会見が行われた。

2024年4月にSexy Zoneからtimeleszへの改名とともに実施が発表された、グループの新しい仲間を探す新メンバーオーディション「timelesz project」、通称「タイプロ」。その模様は同年9月からNetflixで配信されており、大きな話題を集めてきた。ファイナル審査は先日、2月5日に東京・東京ガーデンシアターにて行われ、新メンバーが本日の最終エピソード配信とともに明らかになった。

我々は家族となりました

菊池風磨、佐藤勝利、松島聡に加えて新たにtimeleszのメンバーとなったのは寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人。会見会場のステージには、松島が毛筆で「timelesz襲名式」と書いた紙が貼付されていた。このステージに8人が登場し、冒頭では菊池が代表して「皆さま、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。この8人で新体制timeleszとさせていただきます。私はかねてより、『メンバーという関係性はメンバーという表現でしか表せない』と申しておりました。ですが、あえてこの場を借りて宣言させていただきます。我々は家族です。家族となりました。苗字は……timeleszです。ということで本日は襲名式とうたわせていただくことにします。短い時間となってしまうかもしれませんがよろしくお願いいたします」と挨拶した。

続いて佐藤が「8人組になりました。末長くこれからもよろしくお願いいたします。楽しく活動していきたいと思います」コメント。松島は「会見のタイトルを習字にて書かせていただきました。これまでの我々の思いと今後に対する希望を胸に緊張しながら筆を進めました。書き終わったあとに、これがただの文字だけではなくて、今後に対するいろんな思いが形になったような気がして、期待で胸がいっぱいになっております」と明かした。

そしてマイクは新メンバーへ。篠塚は「本当に自分はここまで来るのにいろんな人に支えられてきたのですが、新メンバーになったからには、皆さんの人生の活力になれるような、素晴らしいアイドルになれるようにがんばります」、寺西は「この新しい家族とともに、この先の未来を明るく楽しく元気よく過ごしていけたらなと思います」、橋本は「家族の一員としてこれから楽しくみんなでがんばっていきたいと思っております」と意気込む。さらに猪俣は「この8人で楽しいこととかいろんなことをやって上まで登っていけたらなと思います」、原は「家族の一員になれたこと、うれしく思います。これからは楽しいこともつらいことも一緒に、一瞬一瞬を大切にしていく大きな家族に成長していけたらなと思ってます」と語った。

この8人でよかったって思えるようなグループに

新メンバーになった心境を記者から問われると、篠塚は「もうお仕事が始まってるんですけど、本当に毎日が楽しくて、本当に毎日やる気に満ちあふれています。ここからがんばりたいんですけど、自分以外の7人と比べると、自分は至らないところが多いんですけど、自分にしかない個性もあると思うので、そこを軸にしっかりがんばっていこうと思います」、寺西は「こうして横を見ると、家族が、メンバーがいてっていう環境に今も緊張したり、うれしかったり、いろんな感情になるんですけども。この決断をしてよかったとみんなが思えるような活動をこれからしていけたらいいなと思います」と語る。

橋本は「いろんな人に支えられて今ここにいるなと思っております。僕以外の7人を僕が支えられるように日々精進していきたいと思っております」、猪俣は「メンバーになってうれしい気持ちもある一方で、たぶん世間からのいろんな声があると思うので、ちょっと不安な気持ちもあるんですけど、家族に支えられて、これからがんばっていきたいです。でも僕も支えながら一緒にがんばれたらなと思ってます」と奮起。原は「最新話が配信されたということですけども、実は新メンバーはまだ観れてなくてですね。だから、実感が湧ききってない部分もあって。直接友達や家族からおめでとうという言葉を直接言われていないので。そういう部分でまだ実感が湧いてないんだと思うんですけども、これからいろんな経験をして、僕たち新メンバーを入れてよかったって、この8人でよかったって思えるようなグループにしていきたいと思ってます」と語った。

全員でファミレスに行きたい

「オーディション中で一番印象に残っている思い出は?」という質問には菊池がマイクを握ったが、「オリジナルメンバーの佐藤、中島……」と、2024年3月にグループを卒業した元メンバーの中島健人の名前を間違えて口にしてしまう。そこで佐藤から「大きいよ(笑)。でもマリウス(葉)も含めてオリジナルメンバーだからね。間違いはないよね」とさりげないフォローが。菊池は「昨日会食行ったときにうちのチーフマネージャーが俺のこと『中島』って呼んで、それにちょっと引っ張られてるのもあります(笑)」と弁明した。

菊池は気を取り直し、「オリジナルメンバーの3人、私、佐藤、松島はもう本当にずっと一緒におりまして。お仕事のときも、お仕事じゃないときも一緒にいる機会が多くて。具体的なこと申し上げると、4次審査のときに僕と佐藤でですね、ファミレスに行きまして。それがいい思い出で。そこで『新メンバーを迎え入れたあとも、普通のことを普通に楽しめるようなグループにしたいね』と話したのをすごく覚えているので、新メンバーを迎えて全員でファミレスに行きたいです」と展望を述べた。

篠塚は「印象的な思い出としては、5次審査で風磨さんのチームになったときのことが自分にとっては一番濃かったです。またいつか『New phase』を踊れたらいいなと思ってます」、寺西は「最後の審査で、オリジナルメンバー3人も含めてみんなで寝泊まりしたことをすごく覚えていて、それこそトランプをしたりとか、たわいもないことをして、そのあと雑魚寝。みんなで並んで寝るときに、4人と4人の間に自分1人、なんかこうファラオみたいな、昔の偉い人が寝るような位置で寝たのをすごく覚えてますね(笑)」と回顧する。

原がポツポツささやいた言葉

橋本が「5次審査の最終日かなと思います。オリジナルメンバーの方々の涙が印象的で。聡くんはよく泣くので見慣れてはいるんですけど(笑)。勝利くんと風磨くんの涙が忘れられないですね」と語るも佐藤は「泣いてたかな?」、菊池「俺はたぶん泣いてないと思う」と照れ隠しのように否定した。

続いて佐藤は「驚いたことで言うと、6次審査で新曲『Rock this Party』のリハをしているところに、サプライズで先輩の木村(拓哉)さんが来てくださって。そんな中で僕が振りを飛ばして恥ずかしかったですね……。オリジナルメンバーと新メンバーは、オーディションのときは審査する側とされる側みたいな線もあったかもしれないんですけど、これからはそんなことないし、一緒に家族としてやっていくので、これからまた振りを間違えるときもあるかもしれないですけど、いじり合って楽しくやっていきたいなって思ってます」と振り返った。

猪俣は「原くんが『タイプロ』期間にポツポツささやいてくれている言葉ですね」とひと言。原が不思議そうに「俺なんて言ってた?」と聞くと、猪俣は「えっと……『男は髪の毛に頼るなよ』とか。あとは事務所の伝統とかを原くんが教えてくれて、僕としてもけっこうそこで意識が変わって。」と回答。菊池が「周杜にとって原はどんな存在なの?」と質問すると、猪俣「んんー……熱い人?」と答える。菊池が「2人はいい関係だもんね」と添えると、猪俣が「そうですね。たまにうるさいこともあるんですけど(笑)」と言い、すぐさま原は「おい!(笑)」とツッコミを入れた。

新メンバーが挑戦してみたいこと

松島は「僕は全審査を通して、自主練期間中にみんなとコミュニケーションを取る機会が多くて。1人ひとりとお話していく中で、アイドルに対しての思い、timeleszへの思い、ファンの皆さんに対しての思いを語れる子たちがそろっていたので、それは今後のtimeleszにとっても安心感につながりました。あとは、この『タイプロ』の期間中に、出演してくださった先輩方もそうですけど、ほかにもなにわ男子の(藤原)丈一郎くんや道枝(駿佑)くんも、『タイプロ』を観てくださっていて。これはもう全タレントが観たほうがいいものだと思いました。2人から『グループのあり方というものをすごく学ばさせてもらってます』と言われたときに、いろんな人の心を動かせたプロジェクトだったんだなっていうのを実感しました。本当にやってよかったなと心の底から思いましたね」と語った。

続いて原は「一瞬一瞬が本当に大切な時間でした。さっき周杜から髪型の話がありましたけど、僕は5次審査のときに圧倒的に髪を切りすぎてしまって。友達から『1人だけ格闘技やってた?』と言われるくらいに(笑)。そんな中でも、4次審査の本番直前に円陣を組んだんですけど、そのときの感動が今でも忘れられないですね。隣に仲間がいる、家族がいる、笑ってくれてる存在がいる。1人じゃないんだと思えた瞬間がひさしぶりだったので」と懐かしんだ。

そして新メンバーの5人が今後の目標や挑戦してみたいことを発表。原は「バラエティ番組はもちろんなんですけども、ここ数年は俳優としてやってきた部分もあるので、映画の主演なんかを目標に。それで主題歌をtimeleszでやっちゃうみたいな、切り開ける存在でありたいなと思います」、猪俣は「僕もバラエティだったり、俳優さんの仕事だったり、いろいろできたらいいなとは思ってます」、そして橋本は「お芝居のお仕事をしたいなと思ってます。恋愛ものとかもやってみたいですけど、サスペンス系も大好きで、やってみたいなっていう風には思っております」と語る。

寺西は「僕もずっと役者として芝居をしてきたので、芝居のお仕事を続けていきたいっていうのはあります。あとは僕の好きなものが仕事につながったらいいなと。貝関連の仕事があればぜひやりたいなと思っているので何卒お願いします」と貝が大好物なことをアピール。一橋大学経済学部に通っている篠塚は「クイズ番組に出てみたいです。あと自分は勉強や受験において力を入れてきたこともあるので、今がんばっている高校生や中学生の力になれるような仕事があったらぜひやりたいと思ってます」と期待を膨らませた。

サブスク解禁&新体制初楽曲を配信

ここで佐藤が、timeleszが新体制初のシングルとして、6次審査の課題曲「Rock this Party」を2月28日に配信リリースすることを発表。さらに同日に、Sexy Zone時代の楽曲も含む12曲を収録したコンピレーション「Rock this Party timelesz」を配信することも明かした。なお、timeleszがサブスクリプションで曲を配信するのはこれが初となる。佐藤は「僕たちの楽曲がサブスクでも聴けるということは、僕たち自身もうれしく思っています」と喜んだ。さらに松島からは「アルバムの制作も進めております」というさらなる発表もあった。

最新エピソードが配信されるたびにSNSなどで話題を呼んだ「タイプロ」。このことについて菊池は「大変うれしく思っております。それ以上にホッとしている部分もあります。というのも、前代未聞の挑戦で、我々の会社からすると異例中の異例で、このプロジェクトの企画を通す段階から、3人で一致団結してなんとかやりたいと頭を下げてやらせてもらった企画なので。とにかく失敗できないし、注目してもらわないことには意味がないと強く思っていましたし。ただ、その気持ちとは裏腹に、我々3人は絶対うまくいくという気持ちで進めていたので、結果としてこのように注目していただけたことは本当にうれしく思っております。とはいえ、このプロジェクトが成功だったか、それとも成功じゃなかったのかというのは、今後の我々8人の活動で決まってくることだと思います」と語った。

8人で目指す場所

記者から「目指す場所はどこですか?」という質問が飛ぶと菊池は「まずはドーム。Sexy Zone時代にドームに立たせてもらいましたが、もう一度ドームに立ちたいなと。まだ見当はついていないので、とにかく最速でのドームを目指したいと思います」と回答。続けて記者が新メンバーにドームに対する印象を聞くと、篠塚が「やっぱり緊張すると思います。最終審査で初めてファンの方々を前にパフォーマンスをしたんですけど、そのときの光景が正直忘れられなくて。緊張すると思ったんですけど、緊張はしなくて、ファンの方たちの表情が全部見えていて。そういうのがもう一度できる、しかもそれがもしドームだったらすごくうれしいなとは思います。ただそこに立つためには、自分は今まで以上にとてつもない努力をしないと到底立つことはできないと思うので、精進したいと思っております」と真剣な表情を見せた。菊池は「僕らももちろんそうですけど、特に篠に関してはみっちりレッスンの時間が組まれております(笑)」と明かす。

寺西は「新メンバーが東京ドームに立つということや、お客さんの前でパフォーマンスすることの意味をしっかり理解したうえで取り組めたらいいなという風に思います。家族の夢が自分の夢でもあるので、一緒にドームに立ちたいなと強く思います」と強い眼差し。原は「もちろんドームは見据えてですけど、今は目の前の仕事に貪欲に、感謝を忘れず、何より自分が楽しんで取り組んだ先に見えてくるものだと思っています。メンバー8人で誠意を持って仕事に向き合っていきたいなと思います」と意見を述べた。

8人体制はスクランブル交差点

「新体制を実感した瞬間は?」という質問には、人数変更になったことならではの回答が続々。猪俣は「審査が終わってからずっと実感がなかったんですけど、8人のLINEグループができて、『みんないる!』と思って、そこで実感が湧きました。これからLINEグループを動かしていけたらと思います」と宣言した。菊池はダンスのフォーメーションの変化を挙げ、「踊りながら移動するとき、スクランブル交差点かと思った」と独特の表現。それを聞いた佐藤は「思った。混んでるなって(笑)」と同調した。

松島は「これまで佐藤がずっとセンターでやってきたグループだったので、センターがないグループのフォーメーションっていうのが新鮮すぎて」と語り、佐藤は「メイクのときに待つ時間があるなって。今まではほぼ同時にできたりしてたんですけど、3回に分けてメイクをするという。でもその待ってる時間に家族が増えたなと感じますね」と語った。

記者が新メンバーへ「自分が選ばれた理由はなんだと思いますか?」と質問すると、すかさず原が「ビジュアルです」と答え、菊池も「言うまでもなくビジュアルです」と乗っかった。寺西は「僕はどうですかね。正直あんまりわからなくて。ただ、候補生という立場だけど同じ会社の人間でもあって。だから同期がいて後輩がいてという。いろんなところがぐちゃぐちゃだからこそできることがあるんじゃないかなと個人的には思っています。あとは……ビジュアルですかね!」と言うと菊池が「原の次にカッコいいと思う!」と言葉を送った。

続いて橋本が「このオーディション期間中、何も飾らずに素で挑んでたので、そういう人間らしさかなとは思ってます」と自己分析するも、佐藤から「将生はビジュアルです。中身もどっちもいいけどね!」と補足が入った。猪俣は「考えてたんですけど、考えてもわからなくて……。なんでなんですかね?」と首をかしげ、菊池が「たぶんだけどそういうところかな!」とコメントした。

篠塚は「正直本当にわからないというか、それをこれから探していくのが僕にとって大事なことだと思います。やっぱり自分を入れることで、言ってしまったらデメリットもあると選ばれたときから思っていて。それでも自分を選んでくれたということは、自分に何かを期待してるはずなので、それが何かを見つけ出して、それがわかったときにtimeleszがもっと大きくなるための力になれるんじゃないかなと思ってるので、がんばろうと思います」と語る。しかし菊池は篠塚の肩に手を置きながら「1つ補足しますとデメリットは1つもありません。とにかくこれからが楽しみですし、伸びしろしかないと思ってるので」と力強く語った。

新メンバーの魅力

記者が「新メンバー5人の魅力は?」と質問すると、まず松島が原について「太陽のような人だなっていうのはずっと感じていて。やっぱりグループには、ポジティブな雰囲気が必要不可欠で。どんな状況においても周りの人を明るくできる人柄だったり、やるときはやるというメリハリが付けられるところだったり。あと、トレーナーさんが指摘できないぐらいスペックが高いってところもあって。これからグループとしてパフォーマンスも極めていかなきゃいけない中で、縁の下の力持ちじゃないですけど、いろんなことを支えてくれそうだなと。事務所の中で言うと(原は)先輩なんですけど、後輩の僕から発する言葉も120%で受け入れてくれて。しかもフラットに接してくださったのは僕としてはすごくうれしくて。これからはもうメンバーとしてタメ口でバンバン話してくし、いい関係性であれたらいいなとは思います」と説明する。

佐藤は猪俣について「周杜はさっき(自分の魅力が)わからないと言ってましたけど、愛されるキャラクターで、ポワポワしていて天然さもある。そんなかわいらしいところもあるんですけど、ひたむきに努力しているところも見ているので。言われなくても自分から磨いていく姿の印象がよかったなと思いました」と語り、菊池は橋本について「将生はカッコいいですし、ダンスも上手で、歌もがんばっていて。一見いわゆる陽キャ。明るそうな感じなんですけど、実はすごく繊細で気にしいで。でもそういうところを含めて魅力だなと思っていて。いろんな人に寄り添う優しい気持ちを持ち合わせている男だなと」と評し、続けて篠塚について「篠は先ほど申し上げました通り、伸びしろ。そして伸びしろを感じさせてくれるぐらいの努力する姿勢。これは目を見張るものがありました。カメラに映らないところをわざわざ選んで自分で1人で練習しているところとか。あとはやっぱり頭の良さですかね。それは学歴云々ではなくて、問題解決における判断力だったりとかですね。その判断力のスピードは唯一無二のものだと思っているので、大きな強みの1つかなと思ってます」と語った。

佐藤が「以上となります」とボケると、寺西は「あれれれれ?」と首を傾げる。佐藤は笑いながらそんな寺西に対して「僕にとっては先輩なんですけれど、ほとんど敬語を使ったことがなく、優しく受け入れてくれる存在で。ずっと一緒にいたいなと思わせてくれる存在というか。しかも歌も踊りもものすごい人なんですよ、寺は。だから寺がメンバーになることは間違いなかったかなと思ってます」と太鼓判を押した。

こっそり飲みに行った寺西と原

続いて記者が「最終審査後のメンバー発表で原さんの名前が呼ばれたときに涙を流していた寺西さんが印象的でしたが、どのような思いでの涙だったのでしょうか?」と質問。寺西は「もう昔からの仲で、一緒に仕事をしてきて。その後分岐しましたが、またこうして同じところで交わるというのがすごく不思議だなと思っていたのと、やっぱり一緒に夢をつかみたいという気持ちがあったので。あとは(原が呼ばれるのが)最後だったからドキドキして。もちろん自分のことも考えてはましたけど、念じてたら(原が)呼ばれて、気付いたら泣いてました」と当時の心境を明かした。

菊池が「こっそり2人で飲みに行ったんでしょ? そのとき原なんて言ってたの?」と聞くと、寺西は「(原は)『俺たちメンバーだよこれから! マジかっけえよお前』とかですね」と答える。そんな会話を聞いていた原は涙を流しながら「寺ってプライベートでも仲良いですけど、そういう熱い思いをあまり出さないタイプなんです。弱みも外に出さないタイプで。俺に対してどう思ってるんだろうと思ってたんですけど、呼ばれたときに涙を流してくれたのはうれしかったし、照れましたね」と熱弁した。

そして記者が「“家族”というお話がありましたが。家族構成はどんな感じですか?」と聞くと菊池は「親がいるっていうよりは、兄弟な感じはしますけどね」と回答しつつ、「どう? 周杜」と振る。これに対する猪俣の「風磨くんはお母さん」という答えに、菊池は「俺、お母さん……」、佐藤は「兄弟じゃないのね」とそれぞれツッコミを入れ、笑いを誘う。猪俣は気にせず「大輝は三男、寺くんが次男、勝利くんは……お母さん。聡くんは4男、原くんは従兄弟です」とマイペースに続けた。さらに自分については「お父さんがいないのでお父さんですかね」と語った。

原は目黒蓮に伝えたい「彼に対しての誠意」

また音楽ナタリー編集部からの「新メンバーになったことをこのあと一番最初に報告したい人は?」という質問にはほぼ全員が家族と回答。篠塚は「一番を決めるのは難しいんですけど、やっぱり親かなと思います。わがままな選択をした自覚はありますし、本当に親が望んでた道なのかわからないですけど、これまでずっとサポートしてくれて、ダンス用の靴とかを買ってくれて。審査の前にはLINEで励ましてくれたり。今まで以上に親と仲が深まった期間だったので、そういう意味では親かなと思います」とその理由を説明した。

寺西は「もうたぶん僕が言うより先にもうみんなは知ってくれていると思うので。直接言うってなると、僕はこれから舞台の公演がありますし、その公演のカンパニーのみんなに報告をしたいなと思います」と語る。橋本は「家族に伝えたいと思ってます。バイトって言って嘘ついてリハ行ったりしてるので(笑)」、猪俣も「僕も家族ですね。『タイプロ』の期間に支えてもらったので」と答える。

原も家族と答えつつ、事務所の同期である目黒蓮(Snow Man)の名前も挙げ、「彼は同期でずっとやってきまして、ずっと連絡もくれてたりしたので、それはちょっと早く伝えてあげたいなって。というか伝えなきゃいけない。それが彼に対しての誠意だと思うので。これからは正々堂々と同じデビュー組という立場で、切磋琢磨していけたらなと思います」と語った。

メンバーカラーをサプライズ発表

会見終盤にはメンバーの机にカラフルな乾杯ドリンクが置かれた。そして菊池が置かれたドリンクの色がメンバーカラーだと説明しつつ、7人に向けて「このメンバーカラーを体の中に取り込んでいただいて。ここからのアイドル人生で最初で最後の色になると思いますので、しっかりと飲み干していただきたいと思います」と呼びかけた。

「これ、飲めるやつですか?」と青いドリンクが入ったグラスを若干不安そうな表情で見つめる寺西に対し、菊池は「もちろんです。基本的にはシロップを入れてあって」と答える。続いて新メンバーの色について、松島が説明していく。最初に篠塚の白色について「何色にも染まってない、真っ白な状態なので、これからいろんなことを経て何色にも染まれるような人になってほしいなという思いを込めて白にさせていただきました」と語り、篠塚は「驚きなんですけど、今言われたことを意識して自分色を探してがんばろうと思います」と気合いが入った様子。続けて松島は寺西の水色について「冷静さと信頼できる人柄からですね。大人っぽさもありながらも、周りのメンバーを優しくサポートできるその人柄を評価して水色にさせていただきました」と説明し、寺西は「この色に恥じないように、これからもがんばっていきたいと思います」と語った。

続けて松島は橋本のピンク色について「将生はギャップを持ち合わせていて、大人っぽいピンクにもなれれば、かわいらしいピンクにもなれる。そんな人柄からピンクさせていただきました」と語り、橋本は「自分がまさかピンクになると思っていなくて。どちらかというと暗めの色かと思っていました。これからピンクのものを買えたらいいなと思います!」と感想を述べる。

猪俣の前に置かれたグラスには黄色の飲み物が。松島はこの色について「周杜は愛嬌ですね。一切負の感情を見せないんです。どんなに苦しい環境においてもポジティブマインドで乗り越えられるその人柄を評価して黄色にさせていただきました」と笑顔で語り、猪俣は「聡くんが言ってくれた通りの人になっていこうかなと思います」とコメントした。そして最後に松島は原の黄緑について「やっぱり先ほど言った太陽のような人っていうところと、親しみやすいお人柄なので、そういった部分がこうファンの方にも浸透していくといいなとも思って選びました」と語り、原は「黄緑、誇りを持っていきたいなと思います」と宣言した。

その後、菊池の「これから8人で一生楽しく一緒にいましょう、家族なんで。乾杯!」という言葉に続き、8人は一斉にドリンクを飲む。その瞬間、原が「苦い苦い! なんで!?」と悶える。冷静に菊池は「どうしましたか?」と聞き、原の「俺だけすっごい苦いんですよ!」という主張を「ちょっと手違いで(笑)」と涼しい表情で聞き流して笑いを誘った。そして最後に菊池が「このプロジェクトが大成功だったと笑っていただけるように、精一杯楽しみながら1歩ずつ歩んでいきたいと思います。1歩ずつとは申しましたが、とにかく爆速で突っ走っていきたいと思いますので、どうかご声援のほどよろしくお願いします。新体制のtimeleszでした。ありがとうございました!」と締めくくって会見を終えた。

timeleszメンバープロフィール

佐藤勝利(さとうしょうり)

出身地:東京都
誕生日:1996年10月30日(28歳)
星座:さそり座
血液型:A型
メンバーカラー:赤

菊池風磨(きくちふうま)

出身地:東京都
誕生日:1995年3月7日(29歳)
星座:うお座
血液型:A型
メンバーカラー:紫

松島聡(まつしまそう)

出身地:静岡県
誕生日:1997年11月27日(27歳)
星座:いて座
血液型:A型
メンバーカラー:緑

寺西拓人(てらにしたくと)

出身地:神奈川県
誕生日:1994年12月31日(30歳)
星座:やぎ座
血液型:O型
メンバーカラー:水色

原嘉孝(はらよしたか)

出身地:神奈川県
誕生日:1995年9月25日(29歳)
星座:てんびん座
血液型:O型
メンバーカラー:黄緑

橋本将生(はしもとまさき)

出身地:神奈川県
誕生日:1999年10月17日(25歳)
星座:てんびん座
血液型:?型
メンバーカラー:ピンク

猪俣周杜(いのまたしゅうと)

出身地:茨城県
誕生日:2001年8月17日(23歳)
星座:しし座
血液型:AB型
メンバーカラー:黄色

篠塚大輝(しのづかたいき)

出身地:大阪府
誕生日:2002年7月9日生まれ(22歳)
星座:かに座
血液型:B型
メンバーカラー:白

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