河野純喜(JO1)と吉柳咲良が、「映画『白雪姫』プレミアム吹替版ジョナサン役声優お披露目イベント」に出席した。
3月20日全国公開のディズニー映画「白雪姫」は、雪のように純粋な心を持つ白雪姫が、邪悪な女王によって闇に支配された王国を取り戻すため奔走する姿をミュージカル版として実写化した作品。“演技力と歌唱力を兼ね備えたキャストが集結する”映画のプレミアム吹替版では、吉柳が主人公・白雪姫、河野が白雪姫の“運命の人”ジョナサンの声優を担当する。なお本イベントの様子はYouTubeにて生配信された。
とにかく大声で叫びました。うわー!!
サプライズでジョナサン役のオーディション合格を知らされた河野。ジョナサン役の合格を知らされた瞬間について、「本当にもうずっとずっと、このオーディションのために1カ月間くらい練習してきて、僕の夢の1つでもあったので、うれしさと驚きと安心と、たくさんの感情でぐるぐるして……。とにかく大声で叫びました。うわー!!って」と彼らしい口ぶりで振り返る。オーディションに向けてはJO1メンバーも彼の練習を手伝ったと言い、「まめちゃん(豆原一成)とか木全(翔也)とか、声優経験があるメンバーが一緒に教えてくれてたりしたので(合格を)真っ先に伝えました」とメンバーとの絆も垣間見せた。
映画の魅力を尋ねられると、吉柳は「どの曲も何度でも聴いていたいと思う楽曲で。メロディも歌詞もどれも美しい。このミュージカル版の歌があることで、より壮大で美しい世界観になってるんじゃないかなと思っています」とコメント。河野も「素晴らしい楽曲がすごく多い」と同意し、「僕も楽曲めっちゃ聴いてて。自分の声、めっちゃ聴いてるんですよ!」と自身が声を吹き込んだジョナサンの歌唱シーンをアピールした。
7人の小人、メンバーで例えると
イベントでは、「作中に登場する7人の小人をJO1メンバーに例えると?」という質問が。すると河野は、先生を「一番物知りでダンスだと“川尻先生”だから」と川尻蓮、てれすけを「メンバーいち人見知りだけど、フタを開けると懐いてくるから」と木全翔也、ごきげんを「楽しいことが大好きでいつもご機嫌」と佐藤景瑚、くしゃみを「沖縄出身で寒さに弱いから」と與那城奨に例える。おとぼけは「(川西)拓実」と即答。ねぼすけについては、しばらく悩んだあとに「金城碧海です。朝が弱いから」と笑顔で語った。なお、おこりんぼについては、「メンバーに怒るのは僕が担当しているので」と自ら名乗りを上げた。
白雪姫とジョナサンのような「人生を変えた運命の出会い」の有無を聞かれると、河野は「皆さんの投票によって選ばれて、そこから僕の人生が180度変わった」とJAM(JO1ファンの呼称)を迷わず挙げる。一方の吉柳は、「さとみさんみたいになりたいと思ったことをきっかけにオーディションを受けました。さとみさんがいなかったら私は今ここで白雪姫を演じることもなかったので……」と彼女が芸能界に足を踏み入れるきっかけとなった存在・石原さとみの名前を挙げた。
「期待を遥かに超える歌声」
イベントの終盤には、映画の監督を務めたマーク・ウェブから2人に向けたビデオメッセージが流れた。監督は2人の歌唱を「私の期待を遥かに超えた歌声」と大絶賛。吉柳には「イメージした白雪姫そのもの」、河野には「咲良に負けず劣らず最高」という称賛の言葉を贈った。ビデオメッセージが終了すると、吉柳は、「大役を任せていただくプレッシャーとかもあったので、感動しちゃって……恐れ多いですけど、ホントに大切に演じることができてよかったなと思いました」とポロポロと安堵の涙を流す。河野は「自分が自信がある歌唱パートも、ミュージカルということもあり挑戦でもあったんですけど、監督から言葉をいただけて安心しましたし、この世にどのように知れ渡るのかも楽しみになりました」と喜びを噛みしめた。
