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OWVとOCTPATHが初ツーマン!12人のコラボパフォーマンスで共闘

OWVとOCTPATHのコラボパフォーマンスの様子。(撮影:武田真和)
9分前2025年03月06日 3:04

OWVが2月から3月にかけてツアー「OWV LIVE TOUR 2025 -VERSUS-」を開催中。この記事では3月1日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われた2部制のライブのうち、昼公演の模様をレポートする。

夢が叶ってうれしいです!

「OWV LIVE TOUR 2025 -VERSUS-」は愛知、福岡、神奈川、大阪の4カ所を舞台に昼夜2部制で行われているツアー。昼公演は対バンライブ、夜公演はOWVの単独公演として実施されている。KT Zepp Yokohamaの昼公演のゲストアーティストはOCTPATH。2019年開催の「PRODUCE 101 JAPAN」の練習生だったOWVにとって、2021年開催の「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の練習生であり、同じ事務所に所属するOCTPATHは直属の後輩にあたる。YouTubeの企画などでコラボし、振付も提供し合っている2組だが、ツーマンライブは今回が初となった。なお今回のツアーのOWVのセットリストは会場によって異なり、KT Zepp Yokohama公演のセットリストは佐野文哉が構成した。

対バンに向けて、ファンクラブの企画でボーリング対決を行ったOWVとOCTPATH。対決に負けたOCTPATHが罰ゲームでライブの前説を務めることとなった。開演時間になり、勢いよくステージに飛び出したのは古瀬直輝、海帆、西島蓮汰の3人。海帆は「罰ゲームじゃないですよ! 前説させていただくんだから最強に盛り上げていきたいと思います!」と意気込む。「前説なんで、ちょっと前説っぽいことしてもいいですか?」と西島が切り出し、「今日お越しになられたQWV(OWVのファンの呼称)の方ー! THme(OCTPATHファンの呼称)の方ー!」と声出しを煽ると、会場にはオーディエンスの元気いっぱいの声が沸き起こった。続いて3人と入れ替わって小堀柊、高橋わたる、四谷真佑が現れ、それぞれアピールを行うことに。四谷は「THmeのみんなにも見せたことのない、僕の魅力を見せたいなと思います」と宣言し、ギターをステージに持ち運ぶ。驚くオーディエンスを前に、四谷はなぜかギターを床に置き、圧巻の“フリップ芸”を繰り広げた。最後に登場したのは太田駿静と栗田航兵。2人はオーディエンスとコール&レスポンスを繰り広げ、OCTPATHの前説を締めくくった。

トークで早くも会場を温めたOCTPATHは、“君”に会える胸の高鳴りを表現したナンバー「Silhouette」でライブを開始。「OCTAVE」では闘志みなぎる熱いパフォーマンスを繰り広げ、「Lip Service」でも強いビートとともに自分の意思を貫いていく姿勢を示した。四谷は「ずっとOWVさんとは『ライブを一緒にやりたいですよね』って言っていたので、夢が叶ってうれしいです!」と声を弾ませる。リーダーの古瀬も「OWVさんは僕たちOCTPATHに頼もしい背中を見せてくれるお兄ちゃん的な存在。大好きなお兄ちゃんとライブができること、すごくうれしく思っています!」と目を輝かせた。

ミディアムナンバー「Car Stereo」でははかなく美しい歌声を響かせた8人。OWVの本田康祐が振付を手がけた楽曲「VIVID」では、メンバーが次々とフォーメーションを変えながら目の離せないキュートなダンスを繰り広げた。そして「Present」をさわやかに歌い踊ったあと、OCTPATHはポジティブなメッセージが詰まったナンバー「Perfect」で会場にシンガロングを巻き起こす。最後にはタオルを振り回しながら「FUN」を笑顔で届けてステージを去って行った。

12人で届けた「SORENA」

OCTPATHからバトンを受け取ったOWVは和の雰囲気が漂うナンバー「SLEEPLESS TOWN」で貫禄のあるパフォーマンスを展開。ライブ序盤から爆発的なエネルギーで会場を満たした。「LOVE BANDITZ」では疾走感のあるバンドサウンドをバックに4人のパワフルな歌声と観客のコールが響き渡る。その後もOWVはトロピカルな空気に満ちたサマーソング「Summer Days」や活動初期からの人気ナンバー「What you waitin' for」を披露して会場を大きく沸かせた。

ここからはOWVとOCTPATHのメンバーがコラボパフォーマンスを展開した。まずは本田、中川勝就、古瀬、四谷、小堀、高橋がOWVのドラマチックなラブソング「Last scene」を歌い踊る。6人は熱っぽい歌声と色気に満ちたダンスでオーディエンスを瞬く間に魅了した。太田、海帆、栗田、西島、佐野、浦野秀太はOCTPATHのアグレッシブなナンバー「WAKE UP」を披露。力強い眼差しで突き進んでいくように、一糸乱れぬキレのあるダンスを繰り広げた。

2組が最後に届けたのはOWVが4月9日にリリースするニューアルバム「Supernova」の収録曲「SORENA」。サビの「それな!」というフレーズとキャッチーな振付が印象的なEDMナンバーだ。曲中に小堀が「OWV先輩、カッコよすぎるでしょ!」と言い放つと、フロアからひと際大きな「それな!」コールが飛ぶ。12人で円になって肩を組むというコラボならではのパフォーマンスにも会場が沸き上がった。アクトが終わると本田が「『OWV先輩カッコいい』って言ってくれたけど、OCTPATHもカッコよかったよ」と述べ、すかさず観客から「それなー!」という言葉が入る。四谷が「今度はもっと僕たちもOWVさんの曲をやらせてもらいたい。もっと一緒にステージに立たせてもらいたいので、これからもよろしくお願いします!」とラブコールを送ると、今後の2組のさらなる共演にQWVとTHmeも期待を寄せていた。

OWVは3月9日に大阪・なんばHatchで「OWV LIVE TOUR 2025 -VERSUS-」のファイナル公演を行う。さらに4月6日には千葉・幕張メッセ国際展示場2~3ホールで結成5周年記念ライブ「OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-」を開催する。

セットリスト

「OWV LIVE TOUR 2025 -VERSUS-」2025年3月1日 KT Zepp Yokohama 昼公演

OCTPATH

01. Silhouette
02. OCTAVE
03. Lip Service
04. Car Stereo
05. VIVID
06. Present
07. Perfect
08. FUN

OWV

01. SLEEPLESS TOWN
02. LOVE BANDITZ
03. Summer Days
04. What you waitin' for

OCTPATH vs OWV

01. Last scene / 本田康祐、中川勝就、古瀬直輝、四谷真佑、小堀柊、高橋わたる
02. WAKE UP / 太田駿静、海帆、栗田航兵、西島蓮汰、佐野文哉、浦野秀太
03. SORENA

公演情報

OWV LIVE TOUR 2025-VERSUS-(※終了分は割愛)

2025年3月9日(日)大阪府 なんばHatch

OWV 5th Anniversary LIVE-SUPERNOVA-

2025年4月6日(日)千葉県 幕張メッセ国際展示場2~3ホール

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