さとう。の東名阪ツアー「朗朗、その声だけを頼りに」が本日3月21日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開幕した。
「3%」で話題に
さとう。は2000年生まれ、静岡県伊豆出身のシンガーソングライター。スマートフォンのバッテリー残量をモチーフにしたラブソング「3%」を昨年1月リリースすると、歌詞に共感する若者が続出し、SNSを中心にバズを起こした。
「朗朗、その声だけを頼りに」はさとう。が東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE、愛知・SPADE BOX、大阪・knaveをバンドメンバーとともに回るツアー。さとう。は自身の原点であるアコースティックギターの弾き語りだけでなく、バンド編成でもパフォーマンスを繰り広げる。
まっすぐに響く「この声を 想いを 僕を 信じてよ」
東京公演のチケットはソールドアウト。満員のフロアに姿を現したさとう。は「今日は最後の1曲まで全力で歌います」と意気込み、3月12日にリリースしたミニアルバム「とあるアイを綴って、」の収録曲を中心に披露。「点滅する」「夕陽になった人」では伸びやかで澄んだ歌声を放ち、「春一番」ではキーボードにも挑戦してパワフルに歌い上げ、フロアの熱気を引き上げる。さらに「3%」「アマレット」という繊細なラブソングを情感豊かに歌唱して、ステージに深い余韻を残した。
歌詞がツアータイトルの由来にもなっているのが「朗朗」。この曲では、自身の音楽活動への思いも重ねながら「この声を 想いを 僕を 信じてよ」とまっすぐに歌い上げる。そして、ファンへの温かなメッセージも込めた「Aini」では観客のシンガロングが優しく響きわたった。
さとう。のモットーは
フロアを見渡しながら、感謝の思いをあふれさせるさとう。。「出会ってくれる人がたくさん増えた、近頃のさとう。なんですけど、活動のモットーにしているのは『調子に乗るな』ってことで。誰かの力を借りたり、誰かの言葉に救われたりしてきた人生なので、皆さんのことをいつでも思い浮かべて感謝の気持ちを忘れずに歌っていきます。どうかこれからもさとう。の音楽をそばに置いておいてもらえるとうれしいです。超楽しかったです」とにっこり笑い、ファンに手を振りながらステージをあとにした。「朗朗、その声だけを頼りに」は29日の愛知公演、30日の大阪公演まで続く。
なお東京公演では、さとう。が5月より3カ月連続で東京・青山月見ル君想フにてゲストを迎えた公演「見上げてばかりの月を背に」、7月から8月にかけて新たな東名阪ツアー「さとう。 LIVE TOUR『地平線、そこで会えたら』」を行うことを発表した。
公演情報
さとう。LIVE TOUR「朗朗、その声だけを頼りに」(※終了分は割愛)
2025年3月29日(土)愛知県 SPADE BOX
2025年3月30日(日)大阪府 knave
さとう。 presents「見上げてばかりの月を背に」
2025年5月22日(木)東京都 青山月見ル君想フ
2025年6月18日(水)東京都 青山月見ル君想フ
2025年7月18日(金)東京都 青山月見ル君想フ
※各公演ゲストあり
さとう。 LIVE TOUR「地平線、そこで会えたら」
2025年7月5日(土)大阪府 Shangri-La
2025年7月13日(日)愛知県 新栄シャングリラ
2025年8月2日(土)東京都 下北沢シャングリラ
