映画「お嬢と番犬くん」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日3月26日に東京都内で行われ、ダブル主演を務めている福本莉子とジェシー(SixTONES)、挿入歌を担当している乃紫、監督の小林啓一が登壇した。
自分自身でもカッコいいと思いました
「お嬢と番犬くん」は、はつはるの同名マンガを実写化したラブコメディ。極道の孫娘であることを隠して“普通の青春と恋”をすると決めた高校生・瀬名垣一咲(せながきいさく)と、彼女のボディガードをまっとうするため年齢を偽って裏口入学までしてしまう瀬名垣組の若頭・宇藤啓弥(うとうけいや)の恋愛模様が描かれている。一咲を福本、啓弥をジェシーがそれぞれ演じている。
登壇者は映画に関するさまざまな感想が書かれたボードを背にトークセッションを展開。エゴサーチの話題になると、ジェシーは「エゴサしましたよ。“小林監督”って調べてどんな感じかな?って」とおどけ、小林監督から「なんでだよ」とツッコミを受ける。また50代の友人がいるというジェシーは「映画を観てくれたみたいで『ときめいちゃった』って連絡がきて。ありがたいです」と声を弾ませた。観客がゾクゾクしたという啓弥の電話シーンの話題になると、ジェシーは「あれ僕も好き。自分自身でもカッコいいと思いました」と自画自賛。小林監督も「色気がにじみ出てる感じで。普段は照れ屋なんですぐふざけちゃうんですけどね」と反応した。
乃紫の歌声に感激する福本
映画の主題歌はSixTONESが歌う「バリア」、挿入歌は乃紫が書き下ろした「銃口をハートに向けて」。動物園でのデートシーンで流れる挿入歌について、乃紫は「もともと原作のファンだったのでお話をいただけて光栄でした。SixTONESさんの『バリア』は啓弥目線の男らしくてカッコいい曲なので、挿入歌は一咲さん目線の片思いの曲にしてみました。ジェシーさんが原作の啓弥さんにそっくりで……頬骨を見せてもらってもいいですか?」と原作キャラに似ているというジェシーの頬骨を褒めちぎる。キャストや監督とのトークを楽しんだ乃紫は「銃口をハートに向けて」をアコースティックギターのサウンドに乗せてしっとりと歌い上げた。福本は感激した様子で「ずっと聴いていたかったです。アコースティックバージョンということで、切なさがより伝わってきて、撮影中のことをいろいろ思い出しました」と感想を述べた。
ギャグ封印の理由
最後にジェシーは「ときめきたい方も、ときめいたことのない方も作品を観てもらって、いろんな感情になっていただければと思います。細かく観ていただけたら、面白いシーンがいっぱいあると思うので引き続きよろしくお願いします」と改めて映画の魅力をアピール。司会の青木源太アナウンサーから「締めのギャグとかしなくて大丈夫ですか?」と心配されると、ジェシーは「偉い人に『真面目にいけ』と言われたので……」と明かす。劇中の啓弥のようにクールにキメてステージを去るかと思いきや、最後は「バリア」をノリノリで口ずさみながら、階段を降りる途中で体育座りをするというジェシーなりのボケを見せた。
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