FANTASTICS八木勇征、“奇跡の30歳”超特急・草川拓弥を後輩扱いして焦る「あなた30なんですか!?」

10分前2025年04月28日 12:01

八木勇征（FANTASTICS）と齊藤京子がダブル主演を務めるドラマ「あやしいパートナー」の1話先行上映＆トークイベントが、本日4月28日に東京・Theater Mixaで行われた。

MBS / TBS系で明日4月29日深夜にスタートする「あやしいパートナー」は、2017年に韓国で放送されたチ・チャンウク主演のドラマ「あやしいパートナー～Destiny Lovers～」の日本リメイク版ドラマ。自分を痴漢と間違えた破天荒女子と出会って人生が一変するクールな検事・立石春斗を八木、恋人に浮気され意気消沈していたときに助けてくれた春斗に運命を感じる司法研修生の宮下さくらを齊藤が演じる。

今作の主演に際し、八木はトークイベントの冒頭で「リメイク作品に主演させていただくのは初めてだったので『原作に忠実に』と思っていたんですが、チ・チャンウクさんに『あなたたちにしかできない特別なものに』と言っていただいて、そこで肩の荷が下りたというか。僕らにしかできないリメイクができたと思います」と思いを語る。そして、作品の注目ポイントについて「ラブコメではあるけどサスペンスでもあるんです。そのサスペンスの部分も楽しめると思います。あと、物語の展開がめまぐるしく変わっていくので、飽きることなく作品の世界観に入り込んで楽しんでいただけるんじゃないかなと思いますね」と述べると、齊藤も「出てくる人物が全員かわいい。愛おしいキャラクターなので、そこにも注目してもらえたら」と続いた。

法曹界を舞台にした今作、「検事の役は初めて」と語った八木は「専門用語もたくさん使いました。法律には疎いものですから、『こういう罪があるんだな』と初めて知ったり。そこは緊張感がありましたが、いいシーンを撮れたんじゃないかなと思います」と振り返る。現場は終始笑いが絶えなかったそうで、八木は「和やかな空気感の中、締めるところはしっかり締めて駆け抜けることができたと思います」と、齊藤は「びっくりするくらい笑顔が多かったよね。朝から晩まで笑顔でいられたのはいいチームだったなと思います」と充実感を口にした。

MCが共演者とのエピソードについて2人に聞くと、八木が語ったのは春斗の幼なじみで弁護士の梅原蓮を演じた草川拓弥（超特急）のエピソード。「本読みからビジュアル撮影まで、拓弥くんのことを年下だと思っていたんです」と明かし「取材のときとかも『これからやっていきたいことあるの？』とか（タメ口で）聞いちゃって。後輩だからフックしてあげようかなとか思ってたら、拓弥くんが『そうですね、僕30歳なので……』とか言うから、『30歳!? あなた30歳なんですか!?』って驚いて……」と笑いながら振り返った。横で聞いていた齊藤も「奇跡の（30歳）ね」と相槌を打つ中、八木は「こんなにも年下に見える先輩に会ったことがなかったので（笑）。でも、蓮っていう役柄も何をしても憎めないキャラなので、それを見事に体現してくれていたなと思います」と続け「その後、ちょっと話し方を変えたら居心地が悪かったみたいで『マジでいつも通りでいいよ』と言ってくれて。呼び方は『拓弥くん』だけど、カジュアルに接しています」と明かした。

続いて、MCからは「自分にとって欠かせないパートナーは？」という質問が。「私は母ですね。なんでも相談しますし、一生世界で一番大好き」と齊藤が語ったのに続き、八木は「メンバーじゃないですかね。兄弟でも家族でもないけど、自分が活動していくには絶対に欠かせない存在。ボーカル2人も仲がよくて。ほかのグループのボーカルが仲が悪いということじゃないけど、僕たちは特別に仲がいいんじゃないかなと思う。近くにいてくれてうれしいです」と笑顔を浮かべる。そして八木は最後に「僕たちキャスト、そしてスタッフ全員が、作品がよくなるようにと同じ方向を向いて日々がんばって撮影をしてきたので、どうかどうか皆さんに届けばいいなという思いでいっぱいです。皆さん、今日は本当にお越しいただきありがとうございました」と集まった観客に語りかけてイベントを結んだ。