T字路sの楽曲「美しき人」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「美しき人」は4月にリリースされたメジャーデビューシングル「美しき人 / マイ・ウェイ」の表題曲の1つ。MVにはT字路sと親交の深いお笑いコンビ・オズワルドが出演しており、テレビや劇場で多忙な日々を送る中でも、なおチャレンジを続ける2人の姿がドキュメントタッチで描かれている。芸人として地位を築いた現在も「M-1グランプリ」への挑戦をやめず、汗だくになりながら日々を駆け抜ける“今を生きる”その背中が、楽曲の世界観と共鳴する。MVの撮影はのべ2カ月におよび、映像と楽曲そして人間同士の関係性が交差する、T字路sのメジャーデビューを象徴するような映像作品が完成した。
MVに出演したオズワルドは、「仲良くしといて得した(笑)」「一生この関係性が続くんじゃないか」とコメントしつつ、「この楽曲に込められた想いに触れて、M-1にもあと5年出なきゃなと改めて思った」とお笑い芸人として大きな刺激を受けたことを明かす。一方、T字路sの伊東妙子(Vo, G)は、「オズワルドに出演してもらうと決めてからは、『この詞は彼らのために書いたのではないか』とすら思えた」と話し「どんなに泥だらけでも飄々と進み続ける姿、苦労を見せずに挑み続ける粋な姿を映像で表現したかった」と盟友への強い思いを語った。
T字路sとオズワルドの交流は、約7年前にオズワルド・伊藤俊介が妹である俳優の伊藤沙莉から「T字路sを知ってる?」と勧められたことがきっかけ。その後、オズワルドは漫才の出囃子にT字路sの楽曲「これさえあれば」を使用したり、ツーマンライブやラジオで共演したりするなど深い縁を重ねてきた。なお、オズワルドがMVに出演するのは今回が初めて。
また、T字路sのメジャーデビューを記念して開設された特設サイトには、各界から豪華著名人たちによる応援コメントが続々と到着。いとうせいこう、六角精児、甲本ヒロト、さだまさし、草野マサムネ(スピッツ)、斉藤和義、伊藤沙莉、SHINCO(スチャダラパー)、池田エライザ、松重豊、須永辰緒、増子直純(怒髪天)ら、そうそうたる面々がT字路sの歌と魅力を語っている。
